先週Immigrationに行ってきた。
IC Cardには、本人認証の為に、
パスポート情報と両手親指の指紋が入力されている。
マレーシア国民もIC カードに指紋が入力されている。
マレーシア国民とは、マレーシア国籍を持つ人ですね。
57年の半島側がマラヤ連邦として、英国領から独立をした時、
63年マラヤ連邦にサバ、サラワク、シンガポールが加わり、
マレーシアとなった時に、
マレーシア国内に移住していた華人、インド人も、自国籍を、放棄する事で、
マレーシア国籍を取得できた。
オラン・アスリ(少数民族)は マレー系同様「土地の子」に括られた。
ブミプトラ政策で、「土地の子」は金利、税金、教育面等で、優遇されている。
華人、インド人が、この時に、不公平な条件で国籍を取得したのか?
「華人は、中華人民共和国の成立で、帰国が困難になった事と、
マレーシアで築いた経済基盤を確保する為に、
インド人は、低いカーストの人達が多かったので、インドに戻るよりはと、
それぞれ 馬国籍を取得した。」と総経理は考えている。
約50年の間、民族間の緊張が何度か衝突した。(69年5.13事件が最大)
ブミプトラで「土地の子」を優遇していても、
華人は、マレーシア経済、技術の中心位置を確保邁進している。
インド人は、経済、技術の隙間を埋めて、我が道を行っている。
自らが推進した「ブミプトラ」は、
マレー系のスキルを上げる事が出来なかったとDr. Mが涙した様に、
マレー人は、「頑張らなくても」って生きている。
各民族の「棲み分け、共存」の複合社会が確立したのかもしれないけれど、
信仰、民族習慣の「不可侵領域」を犯した場合は、
今も局所的衝突(小競り合い程度)がいくつか起きている。
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なんて考えながら、夕飯は手抜き、ホットサンドウィッチとピザトースト。
よい子は お休み。