2016年1月30日土曜日

自然に抜けてしまうモノタチ

なんの痛みも感じずに
上の歯が 一本抜ける。
既に 下の歯は一本も無い
あのインプラントの歯も含め。

もうこれで 上の歯に残ってるのは
自前が一本 インプラント3本だ。

今日の昼食は
入社して5ヶ月で辞める君と3週間前に入って来たカワユイ女子の
Farewell & Wellcome Lunch @日式

いや~な予感はしていた
僕の歯医者の予約は午後三時。

事務所の御昼は 午後零時半から
部署の全員が 揃ったのは 午後一時五分。
そこから ランチメニュウをそれぞれ 注文。
その上 店の奴に唆され
中国正月を祝う イーサンを注文。

〆た時は もう2時15分。
事務所に戻り 速攻で 歯医者に辿り着いたのは
午後4時だった。

新たに総入れ歯の型を取る際
たった一つ残ってる 上の歯を抜くかどうか 問いだたされる
抜かないよ 自然に抜けたら また 入れ歯を作るから。
でもね 総入れ歯として 最高にフィットするのを作ってね。

で お会計
二千六百RM(約八万弱)
もう最後の一本 抜いときゃ良かった!

僕には理解できない
5ヶ月しか 働いてない新人に
Farewell Lunchをする 人達
笑顔で 当たり前の様に 受け入れる 人。

そして 何を今後するのかについて 延々としゃべる
辞める 齢25歳。

君は まるで 僕の歯が自然に抜ける様に
僕の仕事から 自然と抜け落ちていく。
名前さえ 覚えていないけどね。
でも 覚えているのは
始業前に 珈琲を淹れに行くと
君は iPADで 日本のアニメを観ていた。
お早うも 言わずに。

Good Luck!
何も考えてない人生に
幸せな 華人の人生に
Good Luck!



2016年1月29日金曜日

「いつも彼らは どこかに」小川洋子著

この本は 八つの短編で編まれている。
生きている 生きていた 生きていない動物が
各短編に 暗喩的に登場する。

期待される競走馬に 寄り添うだけの馬
ビーバーの頭蓋骨
ハーモニカを吹く置物の兎
空き缶に頭を支配された子鷺
餌を貰い 散歩に行く 置物の犬
スペルの末尾がhのチーター
寄生虫に 蝕まれる 蝸牛
身代わり硝子の中の 竜の落とし子

何かしら 一つ欠落を抱えている 
登場人物の琴線に 彼らが振れ 
チリンと少しだけ ハーモニーを 奏でる。

さて 欠落は埋まったのだろうか?
と 小説は 問う? 或は?

いくつもの欠落が 埋まらないまま
この娘が どこかにいってしまったら
僕の欠落は また一つ増えてしまう。



欠落が埋まらないまま また 過ごしていき
でも  欠落の底に温かい何かをチョットだけ
補填しようと思うのは 僕だけだろうか?


最近 ベッドの上で 少しだけ 目覚め 頭を枕の上に乗せていると
文句無しに 網膜を貫くベッドルームから見える 
新しいコンドミニアムの屋上照明。
この青は 眠るのには キツ過ぎる!


2016年1月26日火曜日

中井貴一の「サラメシ」on NHK

さて 私は NHKが特別に好きなわけでは無い
私が 観る事が出来る TVがNHKだけなのだ 
この亜細亜の片隅では。

You Tubeでもリピートするのが「サラメシ」だ。

日本で仕事をしていた時
昼食をどこで食べるか
あの街 この街 あそこの定食屋やら
ラーメン屋、蕎麦屋、洋食屋、立ち食い蕎麦(ウドン屋では無い)
ファミレス、バーガー屋、ピザ屋・・・等々

ここ馬来西亞や 周辺の国々でも
積極的に いろんな昼食を食べて来た。
いろんな国の ぶっかけ飯
麺類、蒸し物、加哩、弁当、
何があるのかな?
ここは 美味しい?
そんな楽しみな御昼御飯だ。

この数年は 事務所の近くで昼飯を食べる。
メニューは暗記している。

が ここは 味が安定していない。
今日の 麻婆豆腐は 甘いかも知れない
あの麺も この麺も
食べる度 味も食感も変る。

そして 私は 違うサラメシを食べる為に
お出掛けをする。

でも 今日は 入れ歯の具合が悪くて
いつもの飯屋で 口腔が痛くなり
お家に帰った。



で ベッドに横になりながら
鉄格子の向こうのお空を見て
鮭御飯を作った。 


2016年1月25日月曜日

The Only Neat Thing to Do 或は たったひとつの冴えたやり方

昨年から 苦闘している事が僕にはある。

亜細亜の片隅で 悶々としながら
日本の出版物、CD、DVDを入手する方法を
二十数年掛けて 知って来た。

が Amazon Kindleは ハードルが高い。
僕は 写真家 横木安良夫さんの
クロスロード・プロジェクト(CRP)を感じたいと思った。

がっ これは島国根性のアマゾン・キンドルだった。
手を代え 品を変え 挑むが
ダウンロード出来ない。

いろんな国のアマゾンにいってみたけど 駄目!
つまり 僕は 日本のアマゾンから
米国のアマゾンからも 外かれ
UKも駄目 ネザーランド メキシコ 豪州 あれもあそこも
アマゾンサイトを巡る 冒険と巡礼の旅。
僕は 何処からも弾かれた。
でも 何処にでも 僕は住めるよ。

「あなたの国では この作品を見る事は出来ません
なぜなら あなたの国は この作品を理解できないから
或は あなたは この作品を理解できないから
アマゾンは あなたに売りません!」

いいじゃないか 要らないよ アマゾンは!

僕は ただ 素敵な写真を見ていたいだけなんだ。
見てもいない 写真を 目の裏で 眺めよう
そんな たった一つの冴えたやり方。
 

2016年1月24日日曜日

蒼い空と 白い雲が浮かぶ

今日は タイプーサン ヒンドゥーの祭典。
自ら望んだ 苦痛は カルマを落とし
此の世で再生できるのかな?

この四半世紀 毎年想う。

ず~っと 見て来た景色は
何も言わない。


 


 
波紋は 次の酒を 選べと言う。
 
ナンチャッテ パッタイ 美味しいよ!

僕の歯は また一本抜け
もう 煩悩も無くなり
噛みしめる苦悩から 解放された。
 

2016年1月23日土曜日

期間限定 東急ハンズ@PAVILION KL

2週間の期間限定で 東急ハンズが
PAVILIONの東京Streetに出店!

こんなイベントは めったに無いって事で
行かねばの男と化す。

土曜ルーチンワークがあるので
KLCCに駐車して 空中回廊を歩く事にする。

Suria KLCCから閑散とした地下通路
 

空中回廊を歩く事10分 Pavilionに到着
 
 
目指すは 最上階の東京Street
あるがな 東急ハンズ!
 
 
近づいてみると 小っさ!
 
ISETAN スーパー内物産フェア―の1/3位のスペースしかない。
トーゼン 品揃えも少ないが 取り敢えず タオルを3枚購入。
 
満たされなかった購買意欲を満足させようと
ついでに 一階したの無印良品に寄る。
つい しょむ無い物を購入。
 

 
 
今日は いつもの休日の10倍も歩いてしまった。
 


2016年1月22日金曜日

週末シンガポール・マレーシアで ちょっと南国気分 下川祐治著

下川さんの週末アジア旅の最新刊を読了。
タイトル これまでのシリーズとも違い
前半中盤からかなり ヘビーな内容になっている。
僕も思う マレーシアとシンガポールは
東南アジアの他の国と 明らかに異なっている。

マレーシアから独立したシンガポール
下川さんは 追放されたと書いている。
東南アジア諸国で突出して経済発展を遂げた
シンガポールは 既に日本を追い抜いている。
世界中の国の中継点になる様に イメージし 実行し
自分のルールでしか 行動しない華人を
統率した 彷徨った客家人が作り上げ
この国は 政府のルールと税率で成り立っている。
この小さな国は 息をする事さえ窮屈だ。 

マレーシアの食事代とシンガポールの屋台の食事代は
価格は同じで 5RMは 5SGDだ。
マレーシアの感覚で このお代をつい払ってしまうが
為替上 3倍以上になる。
ましてや ちょっとしたレストランで食事をすると
税金が付く事もあって
日本で食べ 呑む2倍以上位を払う事になる。
そして シンガポーリアンは3枚舌だ。
華人も ああいえば 上祐で 印度人以上の
デビィエータだ。

そして 下川さんのマレーシア東海岸のビール苦境旅
パハン州、トレンガヌ州、ケランタン州 共にイスラム州だけど
北上するに従い イスラムが厳格になっていき
華語の看板が激減し マレー語とクルア~ン語の併記が全てになる。
ここは 完全にマレー・モスリムのエリアなのだ。

この国に住んで 24年 
多民族共存国家とは 建前で
何をどうしても 税金が投入されブミが優遇される。
汝 働かざるもの 食うべからずは 通用しない。
が 少し曖昧なのが 東南アジアのこの国だ。

コタバルで 下川さんも食べた紫ライス
マレー系では 色が付いてるだけで なにこれだが
華人のお家で食べたのは いろいろなスパイス(漢方)があって
とても 美味しかった。

いずれにしても 中学生の頃に読んだ
金子光晴の「マレー蘭印紀行」をテキストにし
まだ クロスロードの旅は続いて行くのだ。

 








2016年1月21日木曜日

Still Under Control or Already Not!

今朝目覚めると裸族で寝ていた。

昨日 北の国境の街で御用事を済ませ
12:10に吉隆坡に向かった。

国道3号線を 法定速度以下の車を対向車線に出て
ジリジリと追い抜きながら 200km南下。

高速道路E8に入り 150km南下 250km西進。
快調にクルージングして 吉隆坡の手前 70km
この国最大の難所 Genting峠
右R、左Rが 交互に次々と現れながら
登り、下る。
登りは順調だったが
下りの ある地点から 遅い車に2車線とも団子状態で
右R、左Rを ダンス ダンス ダンス!
何番目かの右R 焦れた 並走車が
右車線から 俺が走る左車線に
掟破りで 鼻面を突っ込んできた。
俺の車と前方車の間は 鼻差しか無い上に Rのインだ。
条件反射で 俺は 入れまいと アクセルを踏み込んだ!

てな事はせず
冷静に マニュアルに倒し フットブレーキを併用し減速
間一髪で 衝突を回避した。少し 蛇行したけどね。

その後は 何事も無く
吉隆坡に入っても ワゼ嬢の選んだ 渋滞無しルートを辿り
18:30にお家に帰りついた。

国道3号線の法定速度は 概ね80km/h
E8の法定速度は 概ね110km/h
計算上の所要時間は 6時間6分だ。
トイレ休憩と給油で約10分の無駄をしているので
実走行時間約6時間10分 
法定速度を遵守し 安全運転の俺だったのさ。

で 夕飯を作り 食前に マンディー(水浴び)し
新しい下着に着替えようと
裸でベッドに座り そのまま 気を失う様に
寝堕ち 朝まで爆睡したのさ!

昨夜の冷御飯に明太子三腹をまぶし
焼きのり四段重ねにし
握らないおむすびと
ちょっと温め直した 蜆汁を今晩の夕食とした。
 
このクルージングの出発前の燃費は15km/L
なぜか クルージング後は14.3km/Lになっていた。

 





2016年1月19日火曜日

How Can a Losome Driver Stand Such Time and Live

吉隆坡を午前10時に出て
長年 走り慣れた ハイウェイ―を走る。
クアンタンを通り過ぎ
昨年開通した トレンガヌのハイウェイーを
暫く 走り Cukaiで降りて 40分程の所で
チョットした御用事を済ませる。
この辺で 御昼御飯を食べようとしたが
な~んにも 無い!

御昼御飯抜きで K/Bに向かう。
民家もタウンも無い ジャングル・ロードを走る。
景色は変わらない ただ青い空と白い雲
両脇のジャングルが 流れていくだけさ。

 
 

再び ハイウエィー
でも 景色は変わらない。

青い空と白い雲 椰子が続くだけさ。

トレンガヌでハイウエィーは終わり 後150kmは 一般道路をひた走る。
対向一車線 少し曲がり道 チョットだけ Up & Down。
遅い車の後に付くと 対向車が途絶えた隙を縫って
対向車線に出て 追い抜く
或は タウンに入ると 2車線になったり
右折車線で 追い越す。
躊躇は禁物さ。

やがて K/Bに近づき 自転車の様な バイク
カンポン特有の おおらか 天真爛漫 超低速車の隙間を
右にかわし 左にかわし 時に 路肩から。



そして K/Bに到着 KLからの走行距離600km。
小さな中華街に入ると 噂の門が建設中。
なんか 迷惑な場所に出来ている。

ようやっと 御飯だ。


タイ国境近くなので
Phad Prik Fride Rice(Sweet &Spicy Sauce)と
Mushroom Soup
 
 
この州は 馬来西亞でも もっとも 厳格なイスラム州
 
ルームサービスを出前してくれたのは マレー女性二人
 
閉ざされた空間で 彼女達と居ない様に
食べ物を部屋に入れてもらう間
ただただ ドアを押さえていたのさ。

2016年1月18日月曜日

Drive Minus Zero/No Limit

さて 目標の燃費15km/Lに到達した。
これを維持しながら 走ると
満タンで715km走行できるそうな。

今日は マレー半島を横断して 
東海岸Cukaiに寄ってから北上
Kota Bharuまで450kmのドライブだ。

目標を達成したので
No Limit エンジン全開で走るのだ。

2016年1月16日土曜日

或る日 僕らは~

高校一年の冬時
僕らは 担任の石部先生の吉祥寺のお住まいに伺った。
スキ焼で一杯だ。

柳小折を開け 片隅の牛脂を取り
温まった鋤鍋に 塗っていく。
鋤鍋に牛脂が塗られ すこ~し 白い 吐息が鍋から立ち昇る。

牛肉を薄く 貼り 長ネギを入れ
長ネギの表面が恥ずかしそうに頬を染め
牛肉が 心地良く 少し反り返った時
ヒタヒタ位 割り下を入れる。

焼き豆腐、白滝を入れ チョット 怒りんぼさんになったところで
春菊、白菜をテキゼン入れ 食べ処だ。

煮詰めるでもなく グツグツ煮る鍋でもないのが
スキ焼なのだ。

牛を溶き卵に和えながら頂く。
〆は 割り下が滲んだ肉以外の具を
卵でとじて 御飯にかけて 頂く。

僕達4人の大気汚染は
石部先生の隙間だらけの6畳アパートでも
ヘイズ状態だった。

で 石部先生は僕らに言った。
「酒は体にいいが それはね」って。



2016年1月15日金曜日

継続は力なり

40年位前に NHK教育テレビで
豊田勇造の特集のタイトル だったかな?

・止めるには 早過ぎる~🎵
昨年の大晦日 拾得の前で 大気汚染
ケイメイさんが来て
「廣川君 僕な 止めて もう数か月になる」
と 自慢げに 囁かれ 拾得に入って行かれた。

・とっておきの暗いシャツ でも それで十分~🎶
寄宿していた お宿で 洗濯物を干す。
女将さんが言う
「いつもシャツが暗いよ もう少し明るいシャツを着たら?」
干したシャツは 数少ない柄物なので
十分 明る過ぎ これ以上明るいシャツを着た事が無い。

・覗こうと思うだけで 良かったのに~♪
日本のスマフォがサイレント・モードにしていても
写真を撮る時 シャッター音がする事を知ったのは
つい此間の 長田神社だった。
で それが盗撮防止だと知ったのは つい数日前。
馬来西亞のショッピング・センター
スマフォでスカートの下から 盗撮した日本人がお縄を頂戴した。
普通に いろいろと露出が多い 民族が多いこの国で
ねぇ 君 そんな事しなくても いいのにね。

・線を引かれたいわけじゃ無い~♬
京の女将に借りたタッパウエアー(入れ歯洗浄用)を神戸の宿に忘れる。
シェービング・フォームを京の宿に忘れる。
大気汚染後の回収筒を拾得に忘れる。
さて この辺で 検証する
忘れ物をしているのでは無いと。
無意識なマーキングだと。
そして 山崎の師匠宅には 意識してマーキングした。

My 回収筒
酒も 🚬も 女もやらぬと~
三つまとめて 先ずは破り~
45年間 継続してきた~
継続は力なり!
 
 

 


2016年1月14日木曜日

牢獄では無い 台湾

初めて外国に行ったのは
40年前の台湾(国じゃない)だ。
まだ 米軍が居たり
高速道路が出来始め
台北市街に出ると 道路が切れてる
「アキラ」みたいな街だった。

それから 20年位経って
仕事で台湾に行った。

馬来西亞では 華人に必ず
君は 広東、客家、福建 等々 出身を聞く
彼らは 明確に 「I'm ・・・」と答える。

40年前の台湾で出会った人達は
外省人が来るズット前 福州から渡った人達だった。
20年前にに出会った人達は 外省人の血筋だが
彼らは 答える
「I'm Taiwanese」
山の民が居る。
そんな 台湾。

台湾は 国になることもなく
中国に戻る事もなく
過ごして来た。

TVで観た 若い台湾人が
中国人は 声が大きく 
順番を守らず
我が物顔に 台湾を歩くと。

台湾は稀有な場所だ
国では無く 民族集合体でも無い
が 台湾に住む人達が 台湾人だと
言える 貴方達が好きです。

原点回帰 台湾に 行こう!

 



2016年1月11日月曜日

2016年1月10日日曜日

Will You Still Love Me Tomorrow

掌にスッポリ納まり 
掌に 濡れた様に吸い付いて来る様な
小振りだけど 適度な張りがある曲線。
いつでも どこでも
人差し指と中指で 僕が触ると
チョット恥ずかしそうに でも狂おしく反応してくれたね。
僕は そんな君を愛しているよ。

2年半 いろんな愛を 毎日交わしたね 君と。
僕達は一日の大半 狂おしく繋がっていたよ。
でも 最近は どんなに優しくしても
激しくしても ちっとも反応してくれなくなったね。
時々 頭が重くなったり
電池が切れた人形みたいになったり
僕が触っていないのに 呻いたり
どうしたのかな?
僕の愛が足りないのかな?
 

ごめんね 新M950Tにするね。
でも 旧M950T 君も未だ取っといて 
何かあった時のスーパーサブとするよ。

アリガトウ 旧M950T 君の事は 忘れないよ!




2016年1月9日土曜日

憑き物落ち日和の日


久し振りに風邪薬を3錠呑み
朝からガ~っと寝た。
昼頃 カップ麺を食べ 再び風邪薬を3錠呑み
夕方まで ガ~っと寝た。

 

 

その二回の睡眠時に続き物の夢を見た。

古今東西の友人、知人、愛人、親戚、家族等々

ほぼオールスターが

コマ割りで ワラワラと

一人で、数人で、大勢で

一回だけの人、何度も出る人

身振り手振り アレヤコレヤと言っている。

手を振る人、手を叩きながら笑う人等々

こちらが返答する間もなく

場面が代わり、人が代わり、背景が代わり

昼夜、明るさが目まぐるしく変わる。

テケレッツのパッと明るくなったところで起きた。

 

二回目の夢見の後 風邪が払われ

憑き物が落ちた日だった。

2016年1月8日金曜日

継続する人生 或は 次に何をするか

6ヶ月前に帰任した 取引先の人から
昨年末 プライヴェートで訪馬するので
会いましょうとメールが来た。

彼に出会ったのは 4年位前
会社を立ち上げに来たけど
何人か居た 立ち上げスタッフが居なくなり
孤軍奮闘していた。
聞けば 一歳下の 同県人 チューバ吹きだ。
俺も仕事は欲しいけど
孤軍奮闘する人は 仕事と関係なく 助けるのが
こんな亜細亜の片隅の流儀だ。

二日前には 右手人差し指が曲がらなくなり
昨日は 首が痛くなり 首を立てるのにも一苦労
今朝は 右半身が痺れた俺は
今晩 彼に逢う為の 大事を取って
仕事を休み 風邪薬を大量に摂取した。

で 彼と会った。

いろいろあって 帰任前に申請した
プロフェッショナル・ヴィザを許可されたんです。
今の会社に居てもしょうがないし
年金は 65歳まで貰えないし
こっちで仕事探します。

成り行き人生で
仕事の評価は 酒の一杯をよび~と
生きて来た俺には
考えさせられる 話。


で 彼と別れ 近所の屋台でお粥とポピアを食べた。







2016年1月6日水曜日

Already Tomorrow in Hong Kong @馬航機内上映

移動の途中に 映画を観る。
この映画を観たいから 映画館に行って観るわけでは無い。
与えられた プログラムの中で 観る。

でもね いい映画に出会う事もあるよ。

「Already Tomorrow in Hong Kong」

中国系アメリカ人女性と
在香港アメリカ人男性が
偶然 出会い 数時間 香港Sohoの夜を歩く。

一年後 再会した二人は
数時間 香港Sohoの夜を歩く。

何も 起きない
ほぼ 二人の会話で ストーリーは 淡々と進む。

二人がクルーズする 香港
夜とパブからの明かり
チョットした仕草と言葉に
恋の萌芽。

これは ロード・ムービーだと思う。
二人がどうなるか 分からないけど。

 
もう どっかの国では 明日になってるよ
さて 犬の娘 bb 夜の散歩をしようかね?


2016年1月5日火曜日

内側が変容し続ける

久し振りに会う友達とは
読んだ本のやり取りをしている。
今回 受け取った本の中に
「沢田マンションの冒険」加賀谷哲朗著があった。

あっ これは 何処かでインプットされたマンションだと
壊れかけたメモリーが囁いた。
10何年も前の本の一部だったり
何処かの雲の上で 観た日本のTV番組だ。

このマンションの外見は チョット見には 普通だ
そびえたつクレーンや
1Fより上に延びるスロープを除けばね。

建築意匠的には ガウディの奇抜さも
日本の有名建築家の押し付け空間も無い。
だって 沢田さんは そんなね~
芸術空間を創ろうとしたわけではない。

スクラップ&ビルドって プラントや建物であるけど
外側をスクラップしないで 内側をスクラップ&ビルドし続けている。
こうしたら もっと住みやすく
住んでる人達が 場と時を共有できるスペースを
つくるために エンヤコラ。

沢田さんの最終形は10階まで伸ばす予定だった。
沢田さんは、建築意匠屋でも 建築士でも無い
多分 強度計算もされていない建物
梁は合ってないし。
でも まだそこに すっくと立ってる。

東南亜細亜では よくある事で
ふと ビルを見上げると 屋上の上に
ドカドカ 新たな階層が伸びている。

建築は 内外の意匠で語られる事が多いけど
変容し続ける内側で 共存できる空間で過ごしたいよね。

 
伸びる為の 角と 伸びた荷重を受けられる杭を持とう!

2016年1月3日日曜日

2016年初トラブル@KIX

元旦にひいた御神籤は 吉だった。
さくら&カンチ師匠が 車で送ってくれた
1月2日の高速道路は ガラスキ。1時間半弱でKIX着。
フライトまでには 時間があるので
大トロ2貫で一杯。
荷物検査を無事に通過して 出国審査だ。

入出国自動ゲートの手続きをする事にした。
「これに 必要な事を記入して下さい」と申請書を貰い
本人だって読めそうも無い字で記入。
「すいません 郵便番号全部記入して下さい」
「三桁の頃から 海外に住んでいるので 下四桁覚えてないんですが」
郵便番号帳を渡される。
この辺りから 少し 少し 吉から遠のいていく。

「じゃ 人差し指を指紋認証器に置いてください」
馬来西亞では 出入国でいつもやっているので 慣れたもんさ。
「あれ あれ 認識しませんね~」
ちょっと上に チョット下に 右に 左に置く位置を調整。
「あ~ 中指でお願いします」
「あ~ 親指でお願いします」
「もっいっぺん 人差し指で」
「すいません まったく認識しません
 ちょっと 指を見せて下さい。
 指紋ありますね~ 変だな~」
俺にだって 指紋ぐらいあるよ!

「馬来西亞では なんの問題も無く 認証できるんだけど」
「あ~ 日本の機械は 他国のより精度が高いんです」
あのね あなた 精度が高ければ 認証できるんじゃないの?

結局 俺の指紋が無いと言う事で 手続きできず
長い 長い 列に並び 俺の吉は 飛んで行ってしまったんだ。
ヤレヤレ。

2016年が 良い年になると思っていた
能天気な俺
出鱈目弾きしているので
俺の指をみても キーが分からず
悩んでいるカンチ師匠
(撮影 by さくら師匠)