2019年6月25日火曜日

ボクは或る日


ある朝 目覚めると人工乳歯が 合わなくなっていた。
肉体固有の サイゴノヒトハがしつこく居座っていた。
人工乳歯から 人工永久歯への生え変わりは
サイゴノヒトハが落ちてからだ! 脳内神が宣言した。
以来 1年以上 人工乳歯に頼らず
何も噛め駄のアラレ状態で 生命維持活動を行ってきた。

ある朝 目覚めると 世界は ダブル・ヴィジョンになっていた。
視る物 視る物 二つ見えるなんて オトクな眼に進化したのだ!
ステキだろ!?
眼は二つ あるのに 視えるのが 一つなんて 悲しいだろ?

近い物は微妙な位置で 遠くの物は 離れて 二つ存在するんだよ!
車で走っていると 視た事も無い世界が視えてくる。
覚醒だ。
片目を閉じると 一つに視える それが実体なのか 眩体かは 知らない。
プラグ・イン&プラグ・アウトde ナチュラル・トリップさ。

車を降りて いつもの様に 立って 歩こうと
脳から 伝達した筈なのに 足は一歩を踏み出す仕草の真似をしてる。
車に凭れて 一服と 脳が手指にヤサシク伝達。
胸ポケットまで ジワジワと上腕がニジリ寄り
プルトップを ヨタヨタ開け 指が一本を抜き出そうと
ルーティン・ワーク行動をするが 指が掴んだ気持ちなっているだけだ。
永遠の時を無駄遣いし 朝の空に向けて 紫煙を吹き上げた。

紫煙は 揺ら揺らと 二重に舞い上がり
朝から ギラギラ存在する 二つの太陽を覆っていった。

進化と覚醒の朝だった。

2019年6月20日木曜日

Just Ten Years Ago


2009年のオレは、勤務中毎日が暇だった。
2008年のリーマンショックの影響で 決まった仕事はキャンセルや延期
引き合いも来なかったのだ!

あ無公のササキくんと どうやって連絡を取ったのか覚えていない。
多分 勇造HPの掲示板かな?
オレは暇なんで 6.6円山で会おうって事になった。
高田さなえさんにも 会った。
オレ達は 四半世紀振りの再会だった。

その頃 勇造HP掲示板投稿でキリ番プレゼントをやっていて
電話回線より速い 会社のネットで キリ番に近づいた時
投稿したら キリ番をゲットしてしまった。
暇だった 10年前の事だ。

あれから丁度10年が過ぎたオレは 62歳になり
会社で 御隠居業務なので やはり 今年は暇なのだ。

あ無公長老の河本さんから7.6円山には行けないとメールが入った。
会えれば 35年振りの再会だったけどね。
「なぜか あのブツが7組発掘したから
園子さんに持って行ってもらうようにしたいから
連絡先を教えて」と。
ササキくんと園子さんもtoに入れて 河本さんに返信した。
数分後 あ無公最長〇の園子さんから LINEチャットが届いた。
「河本さんからメールが来た~! 35年振りだ~!!」
園子さん オレが送ったメールなんだけど。
更に チャットがバシバシ スタンプバシバシ 園子さんから届く。
「明日 曼荼羅だから ぜひ来てと 河本さんに伝えて」と。
ウ~ン オレは河本さんのメールしか知らないんだ。
素直なオレは 園子さんの伝言を河本さんにメールした。
勤務中にナ~二やっているのだオレは?と昼のデスクに頭打ちつけた。

まっ 10年経っても 暇だから それでいいのだ!

2019年6月16日日曜日

もう この世に 住処はありゃしない

金曜日の夕方 長崎の人から電話があった。
「あんた カードで高い物買った?」
確かにワタシのカードは 飛行機も買う事が出来る
預金が有りさえすればだが。
「2月に航空券を買ったけど 5月の支払いは
カードの年会費だけだよ それが何か?」
ワタシの父から電話があり 税務署からのワタシ宛封書で
税金が引き落とせないとの通知が来たから内容をメールするそうな。
ワタシの父は 耳が遠いので 一方的に用件を言ったら 電話切ってしまう人だ。
 
長崎の人との通話中に 父から長崎の人にメールが入り 転送してもらう。
内容確認。
「こりゃ 先週あった振り込め詐欺メール同様の 振り込め詐欺郵便だよ。
請求額 20,300円って オレのカード年会費が引き落とされているから
ありえない事だし こないだと同じ三菱ナンチャラufb信託銀行だ。
ご丁寧にコンビニでの振替用紙付きとの事だ。
あと 大宮倉庫番の娘が不在だから 転送する旨の郵便があったって
おかしいだろこりゃ」
 
すぐさま父にメールをするが返信が来ない。
ワタシはブツの写真が欲しかったのだが
父は デジタルカメラも携帯電話も持っていないので 画像を送ってもらう事が出来ない。
  
で 長崎の人から ブツを長崎の人に郵送するとの父のメールが転送されてきた。
すべてを撮って メールしてと長崎の人にお頼みした。
 
で 同じ市内にいる 姉に何度か電話をするが 電話にでない。
翌朝 父と長崎の人のメールをPDFにして 姉に送り付けた。
30分後 姉からチャットが届いた。
「酔っ払いと電話で話してもしょうがない もう(怒)」と。
 
さて こんな時代 振り込め詐欺の手口は 巧妙になっている。
大金は要求しないで おそらく振り込みがあれば カモにする。
 
が 耳が遠い父は電話の詐欺には 引っ掛からない。
ワタシの電話でもかつてオレオレ詐欺と間違えられて電話を切られている。
メール詐欺も 今回の郵便詐欺も 振り込む前に 長崎の人にメール確認。
まだ 呆けてはいないようだが 気に掛かる事がある。
 
今回、前回とも
父がメールまたは電話するのは 長崎の人へ ワタシには来ない。
長崎の人から 父にワタシがメールする事をメールしてもらう。
ワタシがメールすると一行にも満たない返信がある。
姉は ワタシの電話には出ない。
長崎の人にチャットで姉のチャットを送る。
「あんた 嫌われてんのよ!自業自得だね バ~カ~!」と優しいお言葉が返信された。
鬱時期では無い様で 安心する。

オレは嫌われ者かと 昼のぐい飲みに頭打ちつけ~♬
 また 酒に溺れていく~♬
 
 
 
 
 
 




 
 

2019年6月8日土曜日

こんな夜には

いつも 訪問してくれる Gumbo Ya Ya先生へ


2019年3月26日火曜日

夢で食べたい

最近 同じような夢を見る。
夢の又夢かも知れないけどね。
それは こんな夢だ。

ふと気が付くと店の中 戸口に立っている。
右側に カウンター席と厨房があり
安っぽい4人がけテーブル席が4卓ある。
厨房の出入り口横に ビール中瓶と日本酒1合瓶が入った冷蔵庫がある。
その横の台の上に お茶とマジックで書かれたジャーが
その横には あの青地に白玉の御茶碗がアルミのトレーに置かれている。

家からチョット歩いた八百屋、魚屋、肉屋、酒屋等
数件の小振り商店街によくある ラーメン屋、定食屋の風情だ。

が カウンター席には椅子が無い。
仕方が無いので 他に客も居ない昼下がりなので テーブル席に座る。
カウンターの上の壁にメニューの短冊があった。
かつては 何種類も作っていたのか?
短冊を剥がした跡が 壁と明暗の痕跡を残している。

現在のメニューはと言うと
右から 「御料理」
「野菜肉炒め 450円」「肉入り野菜炒め 450円」「肉野菜炒め 450円」
「ニラ入りレバ炒め 450円」「レバ入りニラ炒め 450円」
 「御飯物」
「御飯、味噌汁、お新香セット 150円」

潔く、謎のメニューで 暫し 悩む。
厨房から 店主が「何にします?」と聞いてくるのだが
即答できず 「日本酒貰います」と冷蔵庫から出して来る。

悩んでいても仕方が無いので こういう場合の鉄則で
右端から注文する事で 納得する。
「野菜肉炒めと セット!」と注文すると
「あいよ!」と店主が答える。

厨房から ジャカジャカ シャッシャッと中華鍋を振る音
時々 カーン カーンとお玉で鍋を叩く音を
聞きながら 日本酒を呑む。

が いつまでも いつまでも
ジャカジャカ シャッシャッ カーン カーンが果てしなく続く。
二本目の日本酒を呑み終わったところで
「ヘイ お待ち!」と店主の声。

で 夢の記憶は途絶える。

ほぼ同じ夢を見るのだが 御料理の短冊の並びが違っていて
注文する物が違っていたりするのであるが
未だに食べた事が無い。

起きてからも 悩む
「野菜肉炒め 450円」「肉入り野菜炒め 450円」「肉野菜炒め 450円」
「ニラ入りレバ炒め 450円」「レバ入りニラ炒め 450円」
何がどう違うんだろうか?

あ~ 僕は 夢で食べたい!












2019年3月16日土曜日

緑地の手前にて

もう20年近く前の事 たぶんね。
大阪 江坂駅に居た。
とある中国福州の仕事で 中国側と
日本で営業権を持つ大阪側と分け前を決める必要があった。
翌日は 大津で値決めに行かなければならなかったからだ。
何もしない奴らに 金を配分する気はサラサラないのだが。
駅前のドトールみたいなコーヒー屋で 煙草を吸いながら
店の前を行き来する ネクタイに背広の男や
会社の制服を着た女を見ていた。

バカげた打ち合わせを終え ビルを出て
そんなに離れていないはずのヴィレッジ・プレス へ歩いた。

豊田勇造のCDを入手するのが目的だが
村元武さんとお会いし ほんの少しだけ 
お話が出来ればいいなと思っていた。

 村元さんは 持っていない雲遊天下があれば 
持って行ってくださいと穏やかに言われた。
ああ これは 中学生の頃 青山のURCレコードに行った時と同じだ。

在庫棚を物色していると 見つけました 金森幸介のCD。
有頂天になり CDのお金を払いV.Pを出ようとドカジャンを着た。
村元さんが穏やかに言われた 勇造のCDを買いに来たんだよね?と。

その夜 梅田のホテルで CDをかけ 幸せな酒を呑み
 肩の荷物を少しだけおろして 眠ったんだよ。