2017年7月9日日曜日

赤味噌冷や汁が出て来なかった晴天の名古屋某宿屋

あれは確か 一週間前の事だった。
味噌汁は 具沢山の赤味噌冷や汁って
名古屋の某宿屋の女将さんが言ってくれた。
宮崎や埼玉、山形のとどう違うのか?
愛知県篠島にはニシジルってのがあるらしい。
俺は 何か月も前から 名古屋の冷や汁の事ばかり考えてた。

一週間前の日曜日は 確か少~しだけ 曇り空やった。
最寄り駅から 歩き出すと
慣れない梅雨の暑さと普段 歩かない俺は
ヘロヘロになって 少し遅れて宿屋に辿り着いたら
もう 皆 マッタリ呑んでた。
でも 大番頭さんが居ない。
なんでも ツマミのカサゴを釣りに行っているらしい。
何処まで~?

ポテトサラダとか 卵焼きとか
クッキーとか いろんな料理がドンドン出て来て
大番頭さんが釣って来た
カサゴのフライ、カサゴの塩焼きと続いた。
次は赤味噌冷や汁だろうか キットそうだよね!

もうこんな時間だから ライブに行こうと言う
え~ ライブより冷や汁でしょ?
それに俺は 昨日も 一昨日もライブ行ったし~
で またヘロヘロになってライブ会場まで 歩く。

40年以上聴いてきた男のライブは アッという間に終わり
宿に戻って 呑み直し。
他愛も無い法螺話で お酒は進み
〆は いよいよ 冷や汁だぁ~

で 女将さんが 二階に連れて行ってくれる
俺だけ 冷や汁が飲めるんだ。
が アナタはこの部屋で寝なさい。トイレはそこ。
じゃ お休みなさ~いと 女将さんは去って行く。

キット 朝御飯に冷や汁だ!
粋な計らい ナイス女将さん!
俺は 冷や汁の夢を見て 倖せに眠った。

少し遅い朝食を皆で頂く。
御飯の横には 赤味噌の味噌汁が
冷や汁やで~ 長い事待ってた冷や汁やで~
具は大根なのか 里芋なのか 茗荷も入っているんだろうか?

椀から 湯気が立ってる
なんか 椀が暖ったかい
汁を呑む 暖ったかい~ 暖ったかい~ あっ たっ かい!

赤味噌冷や汁が出て来なかった一週間前
俺は咽び泣いてた 晴天の名古屋某宿屋~

別に誰を恨んでるわけでも無い 
 恨む立場じゃ無~い
金が惜しいんともちがう 
 無料で飲み食い 一宿一飯
時間が惜しいんともちがう
 休暇中だし 
それでもなんか冷たいモンが欲しかったで
赤味噌冷や汁が出て来なかった晴天の名古屋某宿屋~


追記
手ぶらでお邪魔するは、勝手に酒は呑むは
お家の中を徘徊するは、敷地内で大気汚染をするは
そんな迷惑な俺を 泊めて頂いてありがとうございました。
ボブとさとっぺの 大きな懐に感謝です。

ポテサラ作ってくれた千春ちゃん 
京都まで 介護同伴してくれた直子さん ありがとう。

お酒をくれた いつも優しいユミさん ありがとう。

素敵な名古屋の一日でした。

明日 また行ってもいいかな~?
 











2017年7月6日木曜日

そば処 長山で憩う

しばらく お家には帰っていないが
大好きな 食べ物屋さんが 幾つかある。
閉店した店 まだ続いてる店。

谷底にある お家から 狭い道を歩いて上がり
30年以上 横切った工務店を過ぎると公園にぶつかる。
そこを右に折れ 微妙な交差点を渡り
左に進むと そのお蕎麦屋さんがある。

なんにも主張しない店構えで
ただ そこに ある。

引き戸を 二つ開いて 店に入る。
正面には テーブル席が少々。
左には 上がり框の畳席 右にも。
正面の台の奥には 調理場さ。

定食もあるけど 蕎麦が旨い。
蕎麦屋さんだからね。

重ね蕎麦が 好きだ。
三枚重ねの蒸籠 薬味は葱、辛みオロシ、山葵。

30年前は 2枚を追加したが 今は食べられない。
お酒をヒヤでもらい 蕎麦を待つ。

かつては同行者3人 漫画雑誌を読みながら 待ったものだが
少し大人になったので 約2名で 大人の会話をしながら 蕎麦を待つ。

周りでは 家族連れの子供が泣き
上司と部下が なにやら 口喧嘩。
変わらない 店の風景。

一合のお酒が 呑み終らない内に 蕎麦が。
蕎麦の香り 汁が美味しい。
食べ終わり 蕎麦湯を呑みながら
僅かに残った 酒を グイッと飲み干して店を出る。

登って来た道を下って 家に戻るか
このまま バスに乗って「天麩羅あづま」でもう少し呑もうか?

で 






2017年7月4日火曜日

Movie on the sky

さてと 機上上映会の話をしよう。

俺だって 映画館でスクリーンを観たいのだ。
が 俺の国の 映画館では スクリーン上は
三か国、四か国の字幕が挿入されるので
スクリーンの半分が字幕で 埋められてしまう。
日本に戻った時に 映画を観に行く事もあるが
限られた日数と予定の中で 観る事が可能なのは
多くて二、三本だ。

で 往復の飛行機で 映画を観てきた。
今回は、5本の映画だった。
「Our Brand is Crisis」
サンドラ・ブロックの映画は 好きだ。
彼女の引き出し いくつかの内の コメディ・ドラマ。
彼女の役作りが 素晴らしい逸品。

「Live by Night」
禁酒法時代のアウトロー物。
この時代の題材は 文句なく好きです。

「Kong Skull Island」
最後の時間あわせ帳尻で 観ました。
時間潰しに最適な 日本アニメのオマージュ作品。

「La La Land」
かつてのハリウッド・ミュージカル映画のオマージュ満載。
題名のLA LAを理解した。

「Walk the Night」
何年も前に やはり機上で観たが
全編が見る事の出来なかった映画だ。

今回の機上上映会 少しだけ満足し
そして 続かなかった愛について考えたのだ。



2017年6月22日木曜日

数え切れない夜と昼が過ぎても 

男は 溜息を吐息を吐く。
両側からは 嬌声しか聞こえない。

見続けている スクリーンでは
黒点が 動き 増え続ける。

ほとんど聞こえない耳には
これを管理して 標準化して 意識を向上させなければと
漏れ伝わる。

動き続ける黒点は増え続け
目の前が暗くなる。

さて 少しだけ 目の前を明るくしに行こう。
もう 何十年も 繰り返してきたように。

また この人に会う為に
また 誰かに会う為に。

で 御飯を一緒に食べ
お酒を呑みながら
他愛の無いお話をしよう。

そして その人の唄を聴こう。








 

2017年6月8日木曜日

レコードに針を 落としたくなる夜に

愛するミュージッシャンのレコードが発売されなくなり
関東では ライブも少なくなっていった70年代後半から80年代

僕は一枚のLPと出合う ボーナス・トラックはソノシートさ。

何処で出会ったのか もう覚えてはいない。
でも 僕は このLPを聞きたかったから 巡り合えたんだろうな。

そのジャケットは ひたすら黒く 暗い。
そのシンガーの父が描いた絵 骸骨が横たわる。
が 片足の骨は 九の字に立っている。
まるで これから片足を立てながら 起き上がろうとするように。
まるで これから片足が沈みながら 永遠の眠りにつくように。

そして このシンガーは少し 沈みながら 歌い続ける。

身体一つの人達は 辛いモノで飯を食う
そして僕も 辛いモノをかけながら 飯を食う。
ほんのささやかな 倖せって奴の街の灯は 何処に点っているのだろうか?






2017年5月25日木曜日

ペンを貸してもらえる?と彼女は言った

マラッカに行く前に KLでチョットした事を済ませる必要があった。
それは ホントに 数分で終わった。
車を止めた処に戻ろうと モノレールのプラットフォーム
申し訳ない様な ベンチに座って マラッカまでのドライブ時間と
マラッカでの約束の時刻の空白の一時間 について 考えていた。

「ねっ ペンを貸してもらえるかな?」
僕は バッグを開き
ペンを取り出し 彼女に渡した。

「ペンを忘れてきちゃったんだけど 最近の若い人達は
ペンを持って無くって 私たち 古い人間と違ってね」

「ありがとう 助かったわ」
彼女がペンを返してくれた。
モノレールの到着時間は 1, 2分遅れている。

僕はまた 埋めきれない 一時間チョットの空白を考える。

「ねっ なんで若い人達は ペンで文字を書かないのかな?」
「ほら そこに居る子達も タブレットに何か打ち込むか
話をしてるでしょ」
モノレールは また 1,2分遅れている。

僕は 彼女を確認する。
会話からは 英語が母国語で無い事が分かっていた。
地中海沿岸の国の出身なのか
少し 小さな顔 ハシバミ色の眼 クルっとした フワフワな黄金色の髪。

「そのうち 字が書けなくなっちゃうんだろな~ あの子達
ワタシやアナタと違って」

ほんの十分前の所用は 仕事の契約書の一か所に忘れたサインを
する事だった。
僕はペンを持ち 適当なサインをしたが
ここに役職名 パスポート番号を書いてと言われ
震えながら ペンで字を書いてきたばかりだ。

やがて モノレールがやって来て
「列車が来た どうも ありがとう 今日も良い日で!」
と 彼女は2両目に向かって 歩いて行った。

ベンチの裏表で 座りながら 話していた僕は
その時 彼女の全身を見た。

彼女は とても素敵に足を前に運び
スッと身体を立て 歩いていく
とても素敵な肩甲骨と一緒に。

一駅を過ぎ 降りて 車に向かう。
下から 風が吹き フッと 居なくなった。










2017年5月23日火曜日

深く 潜る人達が居る

さて とある時期の後 あの人達は
野に散って行った。

そのまんっま 真っ直ぐ曲がって生きてりゃいいのに
で 賢くも 大きな企業に シメシメ 潜り込み
業績を上げ 役職を得る。
で かつての様に マニュアル(指導と総括)を作り続ける
まるで 君達は 猿以下だからというかのように。

そして この方達は 常に言い続ける
カイゼン カイゼン
バカになにを教えても 経済性は無い
バカが 分かる様にマニュアルとカイゼンだ。
まずは 指導しよう バカの顔が前を向いている
右を向いてみよう オイオイそれは左だ。
お箸を持つのが右手 御飯茶碗は左手。

オイオイ サウスポーはどうするんだい?

ここに指を突っ込む人が居るので
4mm四方のメッシュでって?
指は 突っ込む為にある。

私たちはいつでも あなた方を支援します。
イラン!

お年寄りが構築した マニュアルに従う
お若い方々 あんたら 新興宗教か?

2000年代は こんな新興宗教企業との闘いだった。
で 最後に その頂点の企業と遊んでやるぜ。
日々カイゼン 留まる事を知らない永久カイゼン運動。
それはさ 文革だよね?
永久持続革命 WOW!