2020年2月3日月曜日

旅に出る度に 肉体が回復する

昨年4月に栄養失調で 倒れた後 5度目の旅から帰って来た。
吉隆坡に30年潜んでいるが これだってとても長い旅かも知れないけどね。

今回は 約一週間 南印度横断の旅だった。
20年ぐらい前に 一度デリーに旅した事があった。 
大きな都市 何処に行っても 人だかり そしてキツイ ガン見。
もう 印度は 行かなくてイイや と思っていた。
南印度は 北印度と違って ユッタリしてるし 人当たりも良いよって 誘われた。
で 行ってきました 南印度!
いろいろ面白い事が あったが それは また 別のはなし。

旅から 戻ると肉体感覚が 復帰していると感じていた。
今回の旅では 倒れる前の95%位までに 戻った事を認識した。

旅の宿で 勇造に言った。
「あのね つま先立ち出来るようになったよ」って
「見せてみぃや」
ボクは つま先立ちを披露する。
「つま先立ちで 足踏みしてみぃ」
やってみると できたのだ。
「ほなな~ 片足つま先立ちしてみぃ」
「お~ 出来るやないか~ ほな 両腕を前に真っ直ぐ」
「お~ 出来るやないか~ ほな両腕を開いて 水平にしてみぃ」
「お~ 出来るやないか~ ほな ユックリ 両足つま先立ちで膝をたたんでみぃ」
「お~ 出来るやないか~ 凄いなぁ~ 廣川クン」
「でやな その状態から 立ってみぃ ユックリやで」
あのね これってヒンズー・スクワットだよ。
「息を吐きながら しゃがんで 息を吸いながら立つんやで ユックリとな」

ぶっ倒れた頃 こういった動作をすると 肉体のバランスが取れず 倒れていた。
なので こういった動作は 怖くて出来なかった。
出来る事が肉体感覚で 認識できると いろいろと出来るようになった。
例えば ゲスト・ハウスの1階で カップにコーヒーを淹れてもらって
カップを持って 零さずに2階まで 階段で上がるとか。

で 吉隆坡に戻り 約一週間振りに車を運転した。
あっ ほぼ運転感覚が復帰していた。
それは 右足の踵がアクセル左側床についた状態で
踝を回し アクセルとブレーキを 操作する感覚だった。
今回の印度の旅の前は 足と脚が一体化した鍬状態で踵が浮いて
ペダルを押していたので 微妙な踏み込み感覚が 欠如していた。
この感覚があると 車線変更時のステアリングの回しや
右左 後方 前方車の動きを認識し ドンドコ 追い抜いて行けた。
で 会社の階段も 手摺に摑まらなくても 昇降出来た!

旅に出ると 何かが覚醒するのかな?