2010年12月22日水曜日

ステレオとレコード

「他人の物を自分の物の様に紹介してしまうコーナー」
サブタイトル「決してドロボーではない!」 現在某所で公開中!
総経理的には「自分の物が他人の所でしか見られない聴けないコーナー」
サブタイトル「決して覗き屋ではない!」となる。

アンプとターンテーブルが中央、刺繍布張りスピーカーが両脇に付き、
四足で踏ん張る家具みたいなステレオが家にあった。
居間に鎮座していて、小学生から中学2年位まで、
家族の迷惑顧みず、これでレコードやソノシートを聴いていた。
78回転も聴けた優れ物。SP盤無かったけどね。

玩具みたいなスピーカー別のポータブル・プレーヤーを買った。
高校2年位まで、自室に籠って これで聴いていた。
同じレコードを毎日々々何度も掛け、
針圧を掛けるのに一円玉を乗っけたりしたので、
当時 聴いたレコードは、シャリシャリ、ガリガリ。
戦前ブルースの音源になっちまった!
今頃 音盤保存委員長几帳面某bが唸っている事だろう。

2代目は SONYのカセット付きミニコンポを
雑誌「私の部屋」の「売ります」で購入。
3代目がパイオニアのカセット付きミニコンポ。
SONYよりマシだが、大層なもんではありません。
2代目以降で聴いたレコードには、比較的傷が無い・・・・・はず。

世の中は、レコードからCDに替わり、
暫らくして 韓国無名ブランドの三位一体型ステレオを購入。
だが、各々自室のCDラジカセで聴く様になり、
レコードを掛ける為には、物をどかす必要がある立派な棚となった。
以降、この20年以上レコードを聴いていない。

思えばステレオ性能には無頓着、レコードには乱暴な人生だった。
嗚呼 可哀そうなレコード達よ!
音盤保存委員長宅で静かに寓居せよ!
♪それは僕じゃな~いよ、そ~れは ただの某bさ~♪


おでん味ヨントウフ