2014年6月22日日曜日

「地下の鳩」西 加奈子著


今朝は 牛肉麺を食べ
Sweet Blind Tanとセッション。

お昼も食べずに ベッドで読書。

一冊目は つい買ってしまう
アホ バカ的食べもん旅の本
レニングラードからカザフスタン迄
生ケーキ(超デコ)を運ぶ話以外面白くない243頁だった。

西加奈子を読むのは「通天閣」以来
二冊目「地下の鳩」。
おお これは 当たりだ!
大阪のしょむ無い男と女のお話し。

夜に働く二人
お互いの眼に惹かれる。
男は 女にポツリと聞く「腹 減ったか?」
そして 女は酒を呑み 次々と料理をむさぼる。
男は 一寸摘まむだけで 酒を呑み続ける。
女の唇の端に付いた 脂やら タレやらを拭ってやる。

いいな~!

で 女の店のチーフ(女子)
夜中に観覧車を撮ってるのに 二人が出会う。
女が聞く「写真って アラーキーみたいのん?」
「はい。」

いいな~!

「もう 俺 金ないねん」と泣く男の耳を咬む女。

いいな~!

今日は良い本を読んだ!