2014年8月23日土曜日

2014年夏の旅の記憶 其の参

朝 起きたら 横にはカンチが寝てた~♪
押しても 引いても 重石状態のカンチなので
一人で 路地を徘徊する。


日曜の朝だからか 屋台がさほど開いてない
ホテルに戻って朝食する事にした。
と ホテルの前で 島ちゃん、さくら、杉Gが ウロウロ グルグルしてる。
もしもし おはようさん 三人さん♪
「徘徊して 屋台で朝御飯が食べたいんやけど
 どっち行って 良いんか わからへんのや。
 どっか連れてってぇな~」と。
ここで断って 怒られたり、教育的指導を受けると
ややこしくなるので 再び 3人と ゾロゾロ徘徊。
バス・ターミナル近くの屋台で麺を食べる。

 
なぜか 分葱が丸で 何本もコップに入ってる。
どうやって食べるか分からないが とりあえず 齧った。

部屋に戻ると カンチが涙目でシーツを咬んでた。
「何処行っとったん?寂しかったで~」と重石男が流し目をくれる。
暫し カンチと他愛の無い話をしてたら 出発時間となった。

土産物屋にGO
なんでこのツァーで土産物屋なんだっと心の中で憤っていたが
消費税のリファンドで タイ人学生の奨学金にすると言う。
ならばと俺も 籠を持って御土産を買う。
草木染のパンツ、シャツを籠に入れていると
何故か ヒバリちゃん、さくらが パンツを俺の籠に入れる。
ここで 怒ると 後が大変なので 心優しい男は 泣きながらお代を払う。
直ちゃんは 娘さん達への御土産なのか 抱えきれない位の御買い物。
大は小を兼ねる!

ワタルが トゥク・トゥクの玩具を買ったって言うので
俺は 床に転がり回って駄々を捏ね さくらに買ってもらう。


中華屋で昼食。
店に入るや 「餃子が食べた~い」と叫ぶ けい子ちゃん!

 
この中華屋では 次の旅程で 摂取できなくなる
煙草と酒を摂取し 呑みだめしておく。

 
ヒバリちゃんの顔色を伺いながら 紹興酒も呑む。

さて ここからが 今回のメインイベント
列車に揺られ 20時間も南下する
「バンコク・バタワース寝台列車の旅」だ。
しかも 列車内は禁酒・禁煙 もっとも過酷な旅程!
バンコク駅を総勢14人が ゾロゾロ ウロウロと構内をそぞろ歩いて
列車に 吸い込まれるように 乗り込み 
部屋割り同様の相手と 座席に着いて チョット ホッコリ。


本を読んでるか、寝てるか、列車内を徘徊するかしかない。
が 我々のもっとも得意とする アホ・バカ話 ボケ・ツッコミが
出発から 延々と続く そして 笑い続ける さくらとさとっぺ。
車両内は、我々の喋り声と笑いが炸裂しつづけ
 
9歳のワタルは 夏休みの宿題をしながら

 
そして この旅はバタワースへと続いていく~♪

数時間後 晩飯が届く。グリーンカリーとトムヤンスープ。
 
 
 
 
晩飯が済むとテーブルが仕舞われ、ベッドメイキングが始まった。
ベッドが出来ると 気分は もう修学旅行の枕投げ状態。
上段に上るのに 途中でコアラ状態になる娘
落ちない様に御尻を支える夫 そして爆笑の雨霰。
が まだ午後8時なのだ。

周りの人達は、危ない集団状態の我々を尻目に
ベッドのカーテンを閉め始めた。
善良な社会人の我々も 午後9時前には寝る事にする。

カンチが下、俺が上の体位で 愛に包まれながら
嗚呼 この列車の夜は更けて行くのだ。