2014年1月21日火曜日

荻原浩著「砂の王国」

ここの所 体感温度が低く 寒く感じる吉隆坡。
風邪で怠かったので 副業をお休みした ある日の事。
ベッドで横になりながらウツラ ウツラ。

昼前から萩原浩の「砂の王国」を読み始めた。
文庫本496頁あり
著者の作品にしては、分厚い本で
新興宗教で一儲けしようとするホームレス3人のお話。
読み進めると今までに無く 暗ーいテーマだった。

著者は、作品毎にシリアスなテーマから
ユーモアまでテーマ 文体をガラリと変えてくる。
どんなテーマでも 読ませる上手さがある。
悪く言うと 小器用な作家だ。

「砂の王国」も6時間位で読了した。
そして、表紙を見た。

なんと 「砂の王国」()とあるじゃ あ~りませんか!

上巻がある事を気づかせずに読ませる作家。
なんて 上手いんだ!

そして 上巻を読むべきかどうか 悩んでいる。
肌寒い熱帯の国で。

そんな日には Caféの出前

ツナトーストサンド、フィッシュ&ポテト

 
どんな日やねん!