2015年9月21日月曜日

益川敏英著「科学者は戦争で何をしたか」集英社新書


2015817日に出版されていた。
技術の最末端の末端にかろうじてぶら下がっている
私ですが、

先端的な技術は 常に
特殊団体と特殊な人の利益に結びついていく事を
認識し 嘆いている。

一方 環境を仕事にしている私は
過敏な環境保護団体の主張・行動には
溜息を吐くしかない。

 さて この本で
益川さんは 科学者として 淡々と過去を検証しながら
最後1章前の2章で結論を提示する。

第五章「暴走する政治と「歯止め」消滅」

第六章「「原子力」はあらゆる問題の縮図」 

この本は 科学論文では無いが
研究者が行う 命題の
論理と検証の繰り返しから論証した
論文的な本だ。 

さて この本に書かれている
「それはやり過ぎだろう」との沸点を越えた今
私は 考え 行動しよう。