2017年10月30日月曜日

何かを失う事には 慣れている

これまでの人生 いろんな者や 物を失ってきた。
もう 慣れっこさ そんな事
失うから 得る事があるのだから。

今朝 目覚め 歯茎を磨いていたら
ポトリと何かが 口の中で落ちた。

あっ これは5,500RMだ。
ワタシは また5,500RMを落とし 失った。

残るのは もう一本の5,500RMと
無料と言えば無料だが
何十年も一緒に生きて来た 金に換えられぬ一本だ。

どっちが 最後まで残るのかな?

で 夕食は 昨夜仕込んだ 豆腐牛で 牛丼。
歯茎で噛める優しさよ 今夜 俺を飛ばせてくれ~! 
 

2017年10月15日日曜日

柚木麻子著 「3時のアッコちゃん」双葉文庫

或る日曜日の朝 
Blind Sweet Tanとのセッションを終えたが
予定していたトイレットペーパーとキッチンタオルの
買い出しは止めて 本を読む。
BGMは Lowell Georgeが生きている頃のLittle Featだ。
2時間弱で 読了。

前作「ランチのアッコちゃん」同様に
4話の短編のうち キーパーソンのアッコちゃんが
アッコちゃんとして登場するのは 2話のみ。
2話には アッコちゃんの店の名前が会話や
アッコちゃんらしき人の姿が行き交う街に垣間見えるだけ。
それも 神戸と梅田の話なんだ

で 今回は、3話目「シュシュと猪」がウレシイ。
本社転勤で 東京から神戸岡本に引っ越してきた塔子が
住人のお土地柄と猪ベティにウンザリしつつ 
ホンの少しだけ 馴染んでいく 他愛の無い話。

神戸で生まれ 岡本の女子大に通い 
卒業しても岡本でシュシュの店を開き
サークルの先輩後輩とも仲が良い3人娘の一人が言う。
「神戸女子のネットワーク、すごいでしょう?
大抵の人と、どっかでつながってるんよ」
でも 理解不能な事に
サークルの先輩って男子なのだが。

で 猪がフツーに 生活の中に存在する街。

この十年位 若い女性作家の小説をよく読む。
チョット軽妙で ホンの少しのハードな現実に
小さな幸福の種子が埋め込まれたような小説。

ナルホド。
少しだけ 分かった様な気がする
この作家達は 少女の頃に
くらもちふさこ、紬木たくや大島弓子等々を
読んで育った世代なんだろうなと。














2017年10月8日日曜日

何もない日曜日には

洗ったシーツで 風を集めてみる。


 
 
靴を磨いてみると なぜか左の踵が歪んでいたりする。
 


昨夜の冷や飯に 残り物の掻き揚げ汁をまぶし
ナカオチを乗せ 餃子で夕食。


そんな いつもの なにも特別なことが無い
独りの日曜日だ。

2017年10月6日金曜日

Old Love Song

今夜は 40年近く前に亡くなった 同い年の従兄弟 恵介に出会った。
センチのFBにあった古い写真。

奴は 中学卒業後 高田から状況し
中野にある叔母のアパートに住んで 高校に行っていた。

俺は 時々 奴の所に泊まり
他愛も無い話をし ギターを一緒に弾いて 酒を呑んだ。

いつも酔っぱらって 話していたのは
奴は「いつか センチのローディーになるんだ!」
俺は「いつか 勇造のライブをやるんだ!」
馬鹿な 野望だ。

そして 奴は 大学卒業前に 築地のガンセンターに入院し
俺は 毎晩付き添い 奴の首に 埋め込まれたチャッキから
痰を吸い取っていた。

亡くなった時 従妹の聖子が
欲しいレコードを持ってって。
俺はセンチのレコードを持ってかなかった。
それは 恵介のものだから。

奴は 大型免許を取る前に 亡くなったから
センチのローディーにはなれなかったけど
今も センチは歌ってるよ
お前の作ったOld Love Songを。





2017年10月2日月曜日

Don't Throw Your Gabage

さて この数年 勤務先で エコやら 菜食やら
弁当持参者が増え 会社に掛け合って 弁当箱までゲットしている。

いや いいんだ 君達が健康志向でいる事はね。
曰く お弁当は環境にやさしい?
曰く 肉食はCO2を増加させる?

フムフム。

そして 燃えるもの 燃えないもの リサイクルできるもの
分別しましょうって。

でもね 僕はそんな 君達に言いたいのだよ。
貴方達が 自作お弁当をを食べた
パントリーのシンク。
お弁当箱を洗う 良いね。

が 根本的に 環境に優しくないのは
残ったご飯粒やら 野菜やら
油やら シンクの上に残っている。

あのね これをそのまま 流せば Uトラップ 排水管が詰まる
その上 下水処理場への負荷が超増大する。

できれば 弁当箱を洗う前に
残りかすをぬぐい取り 燃えるゴミに入れてね。

で できれば シンクで洗った後
濡れまくりの辺りを 拭いてください。

そして 自分のコップは 自分で洗ってください。
朝 ミロが入ったマンマのコップがシンクにあるのは
気が滅入る。