2017年4月9日日曜日

You Must Unloading

ワタシの身体は一つしかなく
持ち手は二つしかない
背負える肩は二つ
ボールチェーンを付ける足も二つしか無い。

300km離れた現場は 追い込まれ
20km離れた現場は ナンチャラ方式で全てが遠い
350km離れた現場では のび太君の我儘に悩まされている。
で 明日は 25km離れた処で 新しい荷物を背負い込むに行く。

頭の中だけ フル回転さ。
で 回転を止めて眠るには 思考を停止するしかない。
で 先週は12Lが空になった。

幾つかの河を渡ってきても

さて 久し振りに 集中して
豊田勇造「血を越えて愛しあえたら」「センシミーナ」を聴きながら
「歌旅日記 ジャマイカ編」を青空文庫で読む。
読み辛い。

ジャマイカ編の 一部は LP版ライナーノーツが主になっている。
そのライナーノーツは とても 細かい活字で 書かれていて
約40年前の自分は読めたが 40年後の自分にはルーペが必要だ。

歌旅日記では 
多分 日記のホンの一部が出ている。
歌にならなかった 歌詞。
京商人の 金の細かさ。

ミュージッシャンが 先乗りして
宿を押さえ レコーディングのミュージッシャンを探しながら 金勘定をする。

さて俺はと言えば 
フィッリピン、ベトナムや インドネシア 中国で
約束を果たさない人達に
日払い 現金支払いで 対応してきた。

マジソンスクエア―ガーデンみたいなバッグに
札束を詰め 現場で御支払し
ホテルに帰ると 残金を数えた。

何度数えても合わない 札が多すぎて。
そして 紙幣の製造単価よりも安い 紙幣は
酔っぱらって 窓から 捨てた。