2010年1月18日月曜日

「アラー」の微妙な 緊張

馬来西亞のキリスト教徒新聞が聖書の「神」を
マレー訳で「アラー」とした件で、
昨年末、高等裁判所は、合憲と判決を下した。
今年に入り、10件以上のキリスト教会で付け火、いたずら書き等の嫌がらせがあった。
そして、先週末には、1件 モスクに瓶が投げ込まれ、ガラスが割れた。

昨年 ヒンドゥー寺院の移転問題で、イスラム教徒の抗議デモがあり、牛の頭が投げ込まれた事があった。

これまで、宗教については、イスラム教徒、非イスラム教徒共に
表面上不可侵であったが、微妙な緊張感が生じている。
この国の宗教問題は、民族問題に発展しかねない。

ガキの小競り合いが、おとなの喧嘩に発展しない事を願うしかない。

野菜炒めと豚肉、ナマコの煮物。
良い子達は、喧嘩しないで、眠りましょう。