2010年5月23日日曜日

ある日ぼくらは友部正人を見つけた

5月23日の友部正人トリビュート・ライブ(還暦祝い)のタイトルだ。
LP「どうして旅に出なかったんだ」の
「はじめぼくはひとりだった」♪ある日ぼくは素敵な言葉を見つけた♪と
「ある日ぼくらはおいしそうなお菓子を見つけた」からなんだろうな。

総経理は、1972年のLP「大阪へやってきた」から友部を聴き続けている。
友部ファン歴は、勇造ファン歴より長い事になるんだな。
アルバムが出れば、なるべく直ぐに入手していたけれど、
「どうして旅に出なかたんだ」だけは、「びっこのポーの最後」の
“びっこ”問題でソニーが発売直後自主回収したので、
81年の自主製作再発LP(Tubeレーベル)となってしまった。
75年の「誰もぼくの絵を描けないだろう」から
80年の自主製作LP「なんでもない日には」(Cubeレーベル)までの5年間は、
総経理にとって 友部の新作アルバム空白期間。
干ばつの後の様に 慈雨に満たされた様な気がしたっけ!

雑誌「話の特集」で、勇造と対談したのもこの頃だった。

「6月の雨の夜チルチルミチルは」までがLPだった。
そして、初CDは 15周年記念コンサートライブ、
TMレーベル第一弾「はじめぼくはひとりだった」。


88年以降のアルバムはCDなので、馬来西亞に持ってきている。
87年以前のLPは、大宮倉庫にあって、聴けない。(再発CDは買っていない)

でもね、渇きを潤してくれた
「どうして旅に出なかったんだ」「なんでもない日には」の2枚の曲は、
今でも乾く事無く 総経理の身体に滲み込んでいる。

38年前、ある日ぼくは友部正人を見つけたんだ!