カート・ヴォネガット・ジュニアは、総経理の長年のお気に入り作家だ。
最初に読んだのは、ハヤカワ文庫「プレーヤー・ピアノ」1975年。
中学三年位から、筒井康隆にはまり、内外のSFを読み漁っていた。
翻訳者が朝倉久志と伊藤典夫だったら、
海外作家を読んでみるひとつの指標としていた。
カート・ヴォネガット・ジュニアを読んだのも、朝倉久志訳だったからだ。
その後 旧作も含めて 1~3年に一冊ハヤカワ文庫から出版される
カート・ヴォネガット・ジュニアを読み続けていったのは、
「プレーヤー・ピアノ」よりも「タイタンの妖女」を読んだからだ。
3人の妖女が表紙に描かれていたHPB版を古本屋で買ったのかな。
時空をさまよい、地球に数分実体化するラムフォードと愛犬カザック。
地球と火星の運命を操っているかの様でもあり、
妻に復讐している様でもあるラムフォード。
<徹底的に無関心な神の教会>、<トラルマファドール星>、
<過去、現在、未来を見渡す力>、
<タイタンに独り残るクロノ>、<点が一つだけのメッセージは、よろしく>等々
「猫のゆりかご」以降のヴォネガットの文体や手法とは異なる作品だけど、
その後の作品の要素がちりばめられている気がする。
現在のハヤカワ文庫の表紙絵は全て和田誠だけど、
発売当初は、「プレーヤー・ピアノ」、「タイタンの妖女」が新井苑子。
「スローターハウス5」が映画の写真。
「猫のゆりかご」以降が和田誠だった。
ヴォネガットの文体、手法の変化を考えると思わず肯いてしまう。
バカバカしいくらいに壮大な嘘の様なホントの世界で、
正しく生きるって事。
♪吉隆坡あたりから お前に会いに来た~♪
総経理降臨宣言 聖夜ライブin 拾得 カウントダウン!
20~24日の京都のホテルを予約しちゃったぜっ!
あと9日。もう、ジェフの話はあっても関係無いよ!ウフフ。
刺身、マグロブツ漬納豆、空芯菜辛子醤油
じゃぁ、良い子はみんなお休み。