2009年11月11日水曜日

Shooglenifty「Live at Selwyn Hall」

1995年以降の数年は、KLのCD屋で 予備知識一切無しで、衝動買いしていた。
この頃 ネットもやってないし、雑誌も読めない、TVもローカル、
音楽の情報が無かった。
しかも、KLのCD屋では、当時試聴できなかった。

で、Ani Difranco 、Keb’Mo’、Titi Winterstein Qintett、Wall Flowersとか
まるで高校生の時の様に、CD棚の一枚一枚をじっくり見ながら、
裏表引っ繰り返して、おっさんが CD屋でジャケ買いしていた。
Shooglenifty「Live at Selwyn Hall」は、そんな一枚。

ジャケット写真には、アコギ2棹、フィドル、マンドリン、パーカッション、ベースを弾く男達6人。
その内4人は上半身裸、70年代前半の髪形、髭面の奴も居るが、顔付はみんな若そう。
楽器構成から推測するに、David Grismanが演っていた様な斬新なBlue Grassの音の様。

家に帰って、聞いて 一曲目 ぶっ飛びました。
なんと、この楽器構成で スコットランド・トラッド・チューンを、
ユーロダンスビート(あのコムロってか)で演奏している。
その後は、ビートの効いた、ケルト。インスト、バンジョーの音も、
そして唸り声みたいなのが入る。
耳から鱗の音だった。原始的な音とビートを感じた。
余分な知識が無いので、素直に身体に入ってくる。

一発で、気に入った。
当時のヘビーローテション、今も 聞いてしまう。

ただ、いろんなCD屋で何度探しても、Shoogleniftyの他のCDどころか、
「Live at Selwyn Hall」ですら、KLでは、見付からなかった。

だから、総経理のお家には、Shoogleniftyは、この一枚だけ。
ネットで見ると、これは3枚目のCD,今も活動しているBandだ。


サバ味噌、自家漬物、野菜炒め煮、とろろ昆布のお吸いもの

少しだけ、なぜこの音に馴染んだのか?テキトーに分かった。
これって節操のない根っ子は、「はちみつぱい」っだっ。


では、良い子はお休み。