2022年6月17日金曜日

ワタシには 接点が無かった1980年代後半の流行経済 其の一

 

あの頃、日出る処では、バブルとかでハシャギまくっていた。

ハシャギまくる数年前から 水面下でゴトが始まっていた。

そんな時の話。

高校からのポン友から、同民族3世が新しい商売に乗り出すから 話を聞いてアドバイスしてもらいたいから六本木の店に来てくれと。

六本木は 不良の街だから行きたくなかったが、彼奴の頼みだから行った。

彼奴の同民族3世の若者が説明してくれる。

「オゾン発生器を家庭用に販売するんです。塩素も飛び、殺菌効果もあるんです。専門家だから分かりますよね」

「理論的には分かるし、環境的にいいね」

「僕は、自分の家の風呂で試しているのですが、2ヵ月水替えしてません。で、アドバイスして欲しいのは、ご家庭に売り込みに行くのに、こうなにか 劇的に水道水の色が無色透明になる様な 誰もが分かる化学的な手法を教えてくれませんか?」

ワタシは即座に、ノートを破りある手法を説明した。

「凄いっす、もうバカ売れ間違いなし!売れれば月十万顧問料払います。今日はドンドンやって下さい!」

ワタシは、ブランデーをアイスペールで呑む馬鹿を初めて見た。

その後、地上げに取り組んでいるポン友と渋谷のガード下の焼き鳥屋台で呑んだ。

「ヨンチュン、あの話どうなった オレ10万貰ってねーよ」

「倉庫が火事でオゾン発生器焼けてさ、奴一家は行方不知」

「そうか、仕方ないな。どうだ最近仕事は?」

「実入りもいいが、出も多いよ。だから 30歳前にこんな店でお前と呑んでんだよ」

「高校の頃から こんな所で呑んでるからな」

そして、ヨンチュンと連絡が取れなくなった そんなバブル前。

2022年6月14日火曜日

ワタシは丼物が好きではないのだ!

 

天丼、カツ丼、鰻丼()、親子丼、深川丼、スタ丼、牛丼等々。

丼物は、飯の上に主菜が鎮座し、汁椀、漬物小鉢で大体構成されている。

ワタシは、汁かけ飯や東南亜細亜の各種オカズ乗せ御飯は好きだ。

丼物は、混沌からとは程遠い食べるヒトの自由度が少ない。

自由度とは、食べるヒトが飯の上に好きな具材を乗せ、飯と一緒に食べる或いは掻っ込む要素だ。

例えば 浅草の老舗の名物海老天丼。丼からはみ出す海老天が数尾鎮座し、御丁寧に蓋が乗っている。蓋としての蒸しとかの機能性は失われている。蓋が閉まらないのだから。

海老天は、箸で千切れないので、先ず海老天を噛み咀嚼中に天ダレが付いた飯を一口箸で入れる。

ここで違和感を感じる、掻っ込み感・一体感が無いのだ。

こうやって食べ進めていくと、海老天は無くなり丼の三分の一に残った天ダレも滲みていない飯が残る。

どうしようか?既に口直し的に使った汁椀は空だ。

フト見ると漬物があるのだが、沢庵二切れと胡瓜二切れだ。これを飯に乗せ御茶漬けで掻き込むのも一手ではあるが 微塵切りであれば掻き込めるのであるが、喉に詰まらせるだけだ。

と言った様に丼物は不自由なので ワタシは好きではない。

ワタシは、自立的に味や素材が違う料理を飯に掛け、時には汁を飯に掛け食べたいのだ!

と言うモノの食べた事が無い大阪の木の葉丼は食べてみたいと妄想している。

2022年6月12日日曜日

どんな旅もパッキングから始まる

 

紅顔の美少年の頃、幾つか観ていたロードムービーやホーボー映画があった。

映画の中の彼らの持っている旅装は、極めて単純だ。

ブランケットを一本の紐で 両端を縛り、小さな袋と一緒に斜め掛けする。

或るいは 長い袋の首元を縛り斜め掛けする。究極は 何も持たない。

荷物を収納するバッグは、荷物の嵩と重量に比例している。

成り行きで 仕事上の旅が増えてしまった数十年前から 持ち歩くバッグの嵩と重量を考えてきた。

一は資料とPC周辺機器、二は衣類。

一は、嵩も重量も減らせない、A3 35㎜巾2冊位が収納できる大きさが必要だった。PC周辺機器は プリンターや延長コードを担いでいた時から 少し楽になり、15インチと老眼眼鏡が収納できる大きさが必要だった。

二については、当初ホテルのバスタブで一緒浴したりしてたが、東南亜細亜ではランドリー・サービスが安い或いは一袋無料、近所の路地の洗濯屋ではキロ幾ら或いは一袋幾らで洗濯してくれる。パンツと靴下は2枚、Tシャツは3枚、シャツは1枚にす。

圧縮袋で嵩を減らせる。

 

そして、気が付くとPC収納型のデイパックを担ぎ、A3ファイルが入るエキスパンダブル・布製キャリー(3,40L)をガラガラし、パスポート、財布、携帯を入れる小さなショルダーを襷掛けして 旅をしていた。

パッキングは 出発10分前でOK、いつでも何処にでも行ける。

気分は もうホーボー!

 

もう3年も君達を抱きしめて 旅をしてなくて スマン。