2016年3月31日木曜日

ヴァーチャル・タッチは リアルな御触りを越えているのか?

昨年位から 「木下ゆうかの晩御飯」をYou Tubeで観ている。
ネット上リアルタイムで ゆうかチャンが大食いしてるのを観ながら
繋がってる人は チャットで会話する。

俺は リアルタイムで観ているわけでは 無いので
取り残されている。

ウー これって スカイプで 画像を観ながら
会話しているみたいなものだ。

決して 触れる事が出来ない相手と
画像上で 会話をする。
俺も 相手も 自分の都合で 適当に 画面から消え
背景を観ながら 数分を過ごす。

それは「2001年宇宙の旅」で 数万光年離れた家族と
会話する様な 少し悲しい会話だ。

何処までリアルなのか 相手は自分だけトップスピードで
走っているだけなのか 分からない。

電話で会話するのが嫌いな 俺は
こんな空間で話すのは もっと苦手だ。

なにやら 壁一つを隔て 一方からは見えている相手と
虚しい会話をしている様だ。

ヴァーチャルは 妄想を掻きたてるが
その先には 何も無いのだ。

リアルもヴァーチャルみたいな
今日この頃。

アッサムべジ ライス