5列向こうの机の 名前も覚えていない
スタッフと話している子がいる。
あれ あれはTanではないか?
君は 300km離れた現場で 未だ結果を出せていない現場で
格闘していなければ ならないのに 何故此処に?
と 呼び留めようとすると 下に降りて行ってしまった。
昼飯時 近くの中華屋で 再びTanを目撃!
で ジ~っと 一分観てみると
同じ名前のTanだが つい2ヶ月程前から 始めたプロジェクトのTanだった。
同じ服 同じ眼鏡なので 朝は勘違いをしていた事になる。
つまり Tanの名前が頭の中に浮かんだが
あのTanなのか このTanなのか 識別できていないのだ。
この十年位 新しいスタッフの名前を覚える事が無い。
一緒に 同じプロジェクトをやれば 覚えるのだが
関わりも無く2,3年で辞めてしまうスタッフもいるので
頭のメモリーに格納しているスペースが もう充分では無いんだ。
つい先週も 日曜日に電話が鳴った。
「Hi Hirokawa san, How are you? Bryan here.」
ブライアン・ジョーンズは知っている。
が もうトックの昔に お亡くなりになっているのでは?
しかも お友達では無い。
お客様の会社名が出たので もしかしてと
スタッフ名簿を眺めると 居る 居るBryan。
が 顔は思い出せない。
そんな 毎日。