夜の狂騒と熱気は つい呑みすぎてしまう。
その街が目覚め始めながら
夜を 少しだけ 引き摺っている
朝の徘徊が好きだ。
まだ暑くならず 人がユックリと今日を動き始める 路地を歩く。
亜細亜の子供旅団 徘徊分団は進む 路地を一筆書きで。
厳しい行軍 我々は 路上の屋台で お粥を食べる指令を受けていた。
ビルにヤモリ化したお惣菜屋は 卓も椅子も出していない。
分団長は 言う 路上屋台お粥屋を探せと
分団は 進む 腰まで汗まみれ。
が 路上はみだし屋台は無い。
徘徊一時間 拠点近くに戻る。
路上ではないが お粥があった!