2014年10月20日月曜日

Voice & Rhythm

ちょっと 大英帝国に出張してたら
藤井裕が亡くなった。

俺が初めて アグレッシブなベースを確認したのは
サウスの藤井裕だ。
同時に バンドのグルーブを生み出すのは
ドラムとベースのリズム隊だと確信した。

40年前のサウスの頃から キー坊は
正木五郎のドラムソロを「にっぽん一や~」と
裕ちゃんのベースを この人のベースは 腰に来るんや~
サウスのリズムは この二人でしか アカンねん!と
ステージで叫び続けている。
勿論 有山も クンチョウも 中西も キー坊も
このバンドでしか ありえない音なのだ。

バンドの音って何だろうと 思う。
この人達の音と感性でしか 成り立たない瞬間がある。

例えば The Band。ロビーが居なくても いいやと思う。
リチャード・マニュエルが亡くなっても大丈夫。
リック・ダンコが亡くなっても この人が居れば The Bandだと思ったけど
レヴォン・ヘルムも もういない。

サウスって ハコバン・プレーヤーとキー坊が出会い
そこに 有山が出会って すんごい グルーブをライブで見せてくれた。

8.8で観る事ができるサウスの映像は クンチョーが居ない。

この人達じゃなきゃ サウスじゃないんや~!

合掌 藤井裕。