さてと屠場の廃水処理技術再勉強を昨年末からして来た。
各種論文から 現在の屠場廃水技術は 40年前と何も変わっていない事が検証できた。
論文数(N値)はあっても 引用ばかりで ガッカリす。
廃水発生源 生産工程 大筋では大きくは違いが無い。
かつての屠場と違っているのは 屠場の集合化とオートメーション化及び 周囲から隔絶したビル化だ。
屠場の集合化:地域毎にあった屠場は 恐らく地域住民の抗議で 集合化され 一か所で集中捌き。捌き頭数は 数千頭!かつては 朝7時過ぎから 潰しが始まり 昼には終了 昼飯食って 帰宅が無くなったそうだ。ハードな仕事なのにさ。
オートメーション化:オレが最初に目視した 屠場の職人さん達は 歩きながら ナイフを丸鑢棒で シュッ シュッシュと研いでた。現在は 機械が 放血、皮剥ぎ等々するので ナイフが要らない。
隔絶ビル化:廃水処理も含め全てを見えなくしてしまう。エアーオープン型の旧屠場との大きな違い。
で 豚さんや牛さんが ノラノラノーラと発生元 牧畜 畜舎廃水を研究す。論文少ない。
畜産業に寄り添っている アホからの情報が薄い。
仕切り直しする事にし 駅そば研究に向かう。
この1ヵ月 これらを再読す。
各世論文:特に記載しません
内澤絢子:世界屠畜紀行 、飼い食い
上原善広:被差別の食卓、被差別のグルメ、白丁を探して、日本の路地を旅する、私家版差別用語辞典
佐川光晴;牛を屠る
シェルパ斎藤 内澤絢子;東方見便録、東京 見便録
湯澤規子:ウンコはどこから来て どこに行くのか
用水廃水便覧:V11.2 と場(屠場)廃水