2014年3月30日日曜日

私はオムライスを食べずに なぜ ナポリタンを食べたのか。其の一

「オムライスを食べよう會?」結党大会は、
3月末の春の熱気に包まれながら始まった。

お食事メニューは 4品。
 

 

私は ジッとメニューを直視した。
そして 我々の運動は間違った方向に進んでいるのではないかと
深い絶望感が心の底から湧き上がって来た。
上から順に インディアンオムライス、ドライカレー、
ハムライス、ナポリタン掲載されたメニューに
特権階級的なヒエラルキーを見抜いたのは 私だけではないだろう?

ここで括目せよ!
ハムライスは、ハムの入ったピラフ。
ドライカレーは、ハムライスにカレー粉が加料されるのだろう。
そしてドライカレーを卵で包んだのが「インディアンオムライス」だ。
何かを足すと階級が上り、特権も上がっていく。
我々が革命的に打破すべき 特権階級の頂点が
「インディアンオムライス」である図式が浮き上がって来る。

今 我々が「インディアンオムライス」を食べたとしても
特権的階級を打破する事とは 同意では無い。
むしろ「インディアンオムライス」を断固拒否する事こそ
より鮮明に闘争を強化する事になるだろう。

ライスのヒエラルキーに寄り添わず
スパゲッティとして 最下層・値段で
独り戦い続ける スパゲッティ・ナポリタンにこそ
人民の有るべき姿が認められる。