2010年7月8日木曜日

片山明著「小さな町の小さなライブハウスから Music from Small Towns

ルーツ・ミュージックが好きな著者がウッド・ストックに数年住んだ後、
ウッド・ストックに住むミュージシャン、
ライブハウスのオーナー、レコード店主に行ったインタビューと
著者のルーツ・ミュージックへの思いを纏められた本だ。

この本を教えてくれたbやんに無理を言って、著者から入手してもらった。

ハッピー&アーティ、マリア・マルダー、ジェフ・マルダー、ビル・キース、
ザ・バンド等々 総経理の好きなミュージシャンの話が並ぶ。

著者が高校生の頃から、聴き続けたミュージシャンが住み続ける小さな町。
なぜ彼らが、その小さな町で生活しながら、音楽を作り続けるのか?
そんな事から、著者は小さな町に住んでしまう。
住む事でしか、分かり得ない事を
著者は、静かで簡潔な文章で、語りかけてくれる。
とても 素敵な本だ。

この本に登場するミュージッシャンで、記憶の底から甦ったのは、
女性ブルーズ・ギタリスト オーロラ・ブロックだ。
ステファン・グロスマンのLPで何曲か演奏していた。
彼の教則本の中にも彼女の写真(美少女!)があった。

当時 青山の「パイド・パイパー・ハウス」や他のレコード店で、
彼女のLPを探してみたが、見当たらなかった。
グロスマンのLPの数曲以外に 彼女のギタープレーを聴く事がなく、
彼女の情報もなく、35、6年が過ぎてしまっていた。
ロリー・ブロックとオーロラ・ブロックが同一人物とは、思いもつかなかった。
だって、総経理のLP「How to Play Blues Guitar」には、
オーロラ・ブロックってクレジットされてたんだもん。なんてこった!

今度、ロリー・ブロックのCDを探して、聴いてみよう。

片山さん 良い本をありがとう!


片山さん すいません 関係なく 豚団子と豚血ソーセージ、米平麺。