2010年3月25日木曜日

今宵も同じ店で

吉隆坡で唯一の 立ち呑み屋「スタンド・ヒロ」に行く。
ここは、ツマミが無くて、日本酒(富山銀盤)のみ。杯は小振り。
大将独りでやっていて、純粋に お酒を呑む所だ。
大将は、何やら 忙しそうに調理しているが、賄いを作っているだけ。
気が向いたのか、多すぎたのか、時々 賄いを出してくれる。
今日は、シャウエッセン炒めと自家製お漬物だった。
いつも無口な大将だけど、毎日 通っているので、会話が無くても、心が安らぐ。
でも 調理中に 時々吠えたりする お茶目な大将。
4、5杯呑んで、スゥィング・ドアを押して、店を出る。
銀盤一杯 9RM(約270円弱)、シャウエッセン炒め 10RM(約300円弱)、
漬物 2RM(約60円弱)


スタンド・ヒロ」から歩いて五歩程、和洋中亜料理の「支那竹林亭」で食事をする事に。
日替わり定食一品のみ。ランチョン・マットが素敵な店だ。
ここもマスター独りでやっていて、酒も日本酒(富山銀盤)のみ。杯は同じく小振り。
山崎とか、ジョニ緑とかもあるが、料理酒として使われている。
日替わり定食のオカズは、毎日違う。値段も毎日違い5~100RM(150~3000円)。
メインのオカズ一品、小鉢、サラダ、ご飯、汁が基本だ。パスタや麺料理の時もある。
時々、手抜きで小鉢だけとか、汁が無い時がある。
明らかに失敗しただろう?なんて物を平気で出してくる。
ここのマスターも無口だが、店のテレビを見ながら、なんか呟いている。
アナウンサーと会話している時もある。そして、時々 吠える。
気色悪いマスターだけど、毎日通っていると、他人とは思えなくなってくる。
今日の日替わり定食 メインが肉野菜炒め、小鉢が茄子の蠣油炒めとザーサイ、ご飯、水餃スープだ。サラダが無かった。それと1、2杯の日本酒。
「ごっつぉさん!」と声を掛け、歩いて十歩程の家に帰り、寝る。
銀盤一杯 9RM(約270円弱)、日替わり定食 20RM(約600円弱)



どちらの店も 他に客を見た事が無い。よくやっていけるものだ。
だから、明日も行ってみよう。