2010年3月17日水曜日

大阪の馬来西亞料理店

mint嬢がナシ・カンダーを食べた店「亜洲食堂チョウク」。
su-yan隊長が食べに行く「宏亜楼」。ネットで調べてみた。どちらも大阪にある。

「亜洲食堂チョウク」
馬来西亞料理専門ではなく、秦料理他亜細亜料理を出す店の様だ。
ナシ・カンダーの他に、馬来西亞料理の菜単としては、
ロティ・チャナイ、カヤ・トースト、蝦せんべい、ジャックフルーツ・チップス、
馬来西亞でも店舗が多くない 潮州肉骨茶(白い)がある。
鶏飯はソースが掛っていないので、「海南鶏飯」では無く「カオマンガイ」だね。
おぉ、雰囲気は華人の喫茶食堂「コピ・ティアム」じゃないか!
馬来西亞には、いろんな素材のチップスがある。総経理は、大根チップスが好き。

「宏亜楼」
ここは、星州中華料理店と書かれている。
同じ地域、同じ民族構成、元は同じ国。だから、星州料理、馬来西亞料理は ほぼ同じ。
菜単を見ると、もう完全な星州・馬来西亞中華料理のオンパレード!
海南鶏飯、フィッシュ・ヘッド・カリー、福建肉骨茶(黒い)、クリスピー・ポーク、
カンコン・ブラチャン、ペーパー・チキンもある。
日本語表記なので、実際のローカル名と違っているが、
干撈麺:雲呑麺(ワンタンミー・ドライ)だっ。グリーンチリの酢漬けも付いてる。
海鮮あんかけかた焼きそば:星州スタイルの福建麺(ホッケン・ミー)だな。
北京ダック:皮付き肉ごと切断されているので、
北京ダックと云うものの 鶏飯屋にある広東系のロースト・ダックだ。
この店は凄いと思ったら、シェフはシンガポーリアンでロースト屋出身。
さすが su-yan隊長だ。味は、大いに期待できる。

他にも肉骨茶が食べられる店があるようで、恐るべし 大阪っ!

ホルモン同好会分派肉骨茶同好会の関西在住者は、食べに行くべし!
そんな事には関係なく、直帰した日は、
トンカツ、トン汁、サラダ、ポテサラ、
年末に持ち帰った日本米が終わったので、
美味しいタイ米。

食文化の違いについて考えてみる 其の二



昨日の続き




では、この三民族が宴会等で会食する時は、どうなるかというと、キーは、ハラルだ。
・タブーの多いマレー人に合せて、ハラル料理を食べる。
 食材は、鶏肉、ウロコのある魚、野菜の料理となる。
 ハラル認定中華料理店なんて店もある。
・華人の結婚披露宴で時々見かけるけど、
華人とイスラム教徒のテーブルを別々にし、華人はノンハラル料理、
イスラム教徒には別メニューのハラル料理を供す場合も。
・徹底した菜食のインド人は、自分で菜食のカレーなんかを持って来る事もある。
・会食中、非イスラム教徒が酒を呑む事は問題無い。
で、宗教上の食のタブーを持たず、酒呑みの総経理が
如何に この3民族の料理を食べ、お食事を御一緒するかというと、
・味や調理にバラエティーと発見を感じられないと
総経理が思っているだけなのだが、
 どうしても マレー料理は、避けてしまう傾向にある。
・まったく素面なマレー人の中で、一人で酔っぱらっているのも辛いので、
 一緒に呑んでくれる華人やインド人の所に行く傾向にある。
・インド料理は、好みではあるけど、毎日食べるのは、つらいのと、
 酒の肴に各種カリーだけって、寂しいので、偶に食べる程度。
 高級インド料理屋に行けば、いろいろな料理があるのだろうが、
 行くのは、バナナ・リーフをお皿代わりにする所なので、
 ご飯食べ放題、各種カレーが御代り出来る所なので、カリー飯屋なのね。

となると、他意は無いのだが、ローカルと何処かで食べながら、
呑もうかっとなると、華人と中華料理に行く事になってしまう。

いつになるか分からないけれど、次は、食習慣上での食文化の違いを書いてみよっと。
お気に入りの大根ドレッシング。 チキンカリー、ポークカリー