2013年12月2日月曜日

クラフト・エヴィング商會

ここ馬来西亞で 読みたい本が必ずしも
本屋(KINOKUNIYA)に 並んでいるとは限らない。

書店員の趣味なのか 平台を見た瞬間に
読みたい本が 並ぶ事がある。

それが クラフト・エヴィング商會の
「どこかに いってしまった ものたち」だった。

稲垣足穂の「一千一秒物語」のどこかに派生した系譜。

今まで 読んだクラフト・エヴィング商會関連は
「つむじ食堂の夜」「それからはスープのことばかり考えて暮らした」

そして 今回
クラフト・エヴィング商會名義の
「じつは、わたくし こういうものです」を味わう。

そして 想う 
捕まえたと想った お月様
ヒュッと煙になって
夜空で ニタ~リ 薄笑い!
さて また 捕月網でも 持って そっと そっと
夜を歩こうか?

でも 捕まえやすいのは
眠りにつく お月様が欠伸をする
夜が明ける 瞬間かな?