本屋(KINOKUNIYA)に 並んでいるとは限らない。
書店員の趣味なのか 平台を見た瞬間に
読みたい本が 並ぶ事がある。
それが クラフト・エヴィング商會の
「どこかに いってしまった ものたち」だった。
稲垣足穂の「一千一秒物語」のどこかに派生した系譜。
今まで 読んだクラフト・エヴィング商會関連は
「つむじ食堂の夜」「それからはスープのことばかり考えて暮らした」
そして 今回
クラフト・エヴィング商會名義の「じつは、わたくし こういうものです」を味わう。
そして 想う
捕まえたと想った お月様ヒュッと煙になって
夜空で ニタ~リ 薄笑い!
さて また 捕月網でも 持って そっと そっと
夜を歩こうか?
でも 捕まえやすいのは
眠りにつく お月様が欠伸をする夜が明ける 瞬間かな?