2013年10月8日火曜日

嗚呼 憧れの京阪神~!


あれは いつやったろうか?

URCを知り オダサクを知ったのは

紅顔の美少年の10代前半。

 

オダサクの小説は 安吾や太宰とは

まったく違う。

安吾も太宰も 如何に文学的死を求めるのかに終始したけど

オダサク 旨いもん食って ええ女と過ごすか

で そんなんが ちょっとだけ 世間様と違う生活でも

ええやんか!

 

と 言ってるような気がする。

 

あれから 45年近く

いまだに春一、自由軒、たこ梅にも行かず

梅田飲食街の看板に茶々を入れながら

関東者は 生きていくのだ。

 

ちょっと あっちに行く時に

春一見たいな とか

自由軒でライスカレー食べたいな とか

しょうむ無く呟くと

西の女が言う

「あんさん おでんはスジやで ここにあるで~」

俺が 最期に食べたいおでんは はんぺんなのに。