2019年10月27日日曜日

血を越えて 愛し合えたら in 馬来西亜

さてと ボクと北條クンは 下北沢や吉祥寺の店に 飛び込み
とある ポスターを張ってもらう旅をしていた。
北条クンは 電工のバイトをしていたので
狭い階段の両壁に足を踏ん張り スルスルと上がり
天上にポスターを 貼ってた。
なぜなら そのポスターを店の人に見せると
目立たない処なら 宜しいです っと言われ続けたカラネ。
それは 誰かさんの毛穴も見えるドアップ
「血を越えて愛し合えたらツァー 」のポスターだった。
もう 40数年前の幸せな記憶。

そして 成り行きで
ボクは 東南アジアの果てに居て
この数年 お向かいに住んでいる 印度人の「光りの大典」
オープンハウスに 御呼ばれされている。
誰が行ってもいいし 知らない者同士が

同じテーブルで 御馳走を食べるんだよ。
民族も 歳も 宗教も 主義も違う その日の友達として
「光の大典」で 話して ホンの少しだけ 分かり合うんだ。

そして 7歳と5歳の華人の子供が ボクヲ指さして叫ぶ
「Wow Kitty!」

 それは リアルな ホンノ少しの
血を越えて愛しあえる瞬間なのだ。
そう やって このアジアの片隅に潜んでいる。