2015年7月26日日曜日

僕と大原さんが抱える たった一つの問題

僕と大原さんは この数か月 悩み続けている。
顔を合わす度に 同じ会話を繰り返している。
僕達 二人にとって 死活問題なのだ。
 
大原さんは この国で
僕を生かしてくれている 唯一の人 愛する人だ。
 
僕達の問題は 数か月前に発生した。
僕は 大原さんとの関係性を 壊したくないので
最初は 大原さんに 何も言わなかった。
そんな事って あるよね。
愛しあってるし。
 
が 二度目は 無しだ。
 
そもそも 大原さんとお付き合いし始めたのは
大原さんが提供してくれる物が 
チャンと冷暗所で管理されていたからだ。
 
その頃 黄色い「命の水」を呑むのが 嫌になっていた。
大原さんが 持って来てくれる「命の水」は 黄色くなかった。
 
僕が気に入って 頼んでいた「富山湾深層水仕込 G盤」2L紙パック
数か月前 黄色になったのだ。
二度目に大原さんに その事告げると
大原さんは 次の時に 
「確認しました。この時の入荷は全部駄目です。
ただ こんな事をされる所とは お付き合いできないので
新たな所 探します。」
 
で 現在 僕達の選択肢は 二つしか無い
1. 僕が一升瓶が六本以上入る セラーを購入する
2.僕達が納得できる2L紙パックの「命の水」を探し出す
 
さて 大原さんは 現在 6箱 540RMだったのを在庫消化の為に
420RMで提供してくれている。
これじゃ 僕は只のクレーマーになってしまう。
 
 
が 僕達は 2週間毎に 短い逢瀬をし
今日も 二人で 溜息をついている。