2020年1月9日木曜日

歩く行為について ワシも考えた!

昨年4月 栄養失調(脚気)でポンコツ君になったオレだった。
なんとか 真っ直ぐ歩ける自信の萌芽が出たのは 7月の京都の旅だった。
が  ダラダラ ヨボヨボ歩いているだけだった。
階段の昇り降り 特に降りるのが 怖くて 手摺に摑まる(しがみつく)しかなかった。

8月のタイ、ビルマの旅では 高い段差を昇り降り出来た事に
オレながら 感動したし 歩行数も増えた。

この辺りから オレは歩行数を増やす事を目標にした。
そして 右肩上がりで 歩行数が上昇した。
昨年11月には ついに一日2万歩以上を達成した!
がっ 翌日 摺り足でしか歩けなくなったのだ。
再び 歩行数とオレのメンタリティとフィジカルは 地に墜ち
朝 半覚醒の時 悪魔が耳元で 呟く
「今日も 仕事に行けないな 休んだら?」って。

そして 年末 日本潜入を試みた。
KIXで 到着階から エスカレーターで 上がる時
キャリーバッグが 後ろに倒れ そのまま オレは仰向けになった。
立ち上がる努力はしたが 立ち上がれず 仰向けで  エスカレーターで搬送された。

と或る日 居候先のベランダで モクモクしながら 寒いので足踏みをしていた。
「廣川クンな~ 足踏みする時は こんな風にしたら ええで~」っと
つま先立ち足踏みを 披露してくれたのだ。

この瞬間 オレは理解した。
オレは ポンコツになってから ベタ足で歩いていた事を。
人は 概ね 踵から着地し つま先で蹴りだして歩く。
傭兵は 足の踵外側から着地し 足の平をつけづ 
小指まで 動かし 小指から親指につけ 前進する。
足の着信音を消すために。

意識しながら 歩く。
例えば 体内の液体を 右足から お腹を経由し左足に移動させる。
踵から着地し つま先で蹴りだす。
階段の昇り降りは つま先から とか。
そして 無理をしない 5分歩いたら ベンチに座り 休む。
お家に帰ったら 膝にサポーターを付け メンテする。

歩く行為を 62歳にして 考察し理解したのだ!