2010年5月6日木曜日

A Passage to Implant (Part 1)

昨夜歯を磨いていたら、痛みも無く また 歯が抜けてしまった。
今年に入って2本目。現在3本欠損している。
昨年までに、2年間で 5本インプラントをしている。

今回は、歯が抜け始めた頃の話。


それは、2006年9月頃から始まった。
まず、下顎右第二大臼歯がぐらつき、痛くなる。
アスピリンを常用し、痛みを止めるが、どんどんグラツキ、3ヶ月後、アスピリン6錠位食べても、効かない。
お酒を呑むと痛くない。健康だから。
35年間 歯医者に行った事がないので、そのうち直ると思っていたが、
胃穿孔の時の様に、大晦日に倒れるのは辛いので、ついに抜歯を決意した。

2006年12月22日半休をとって、抜歯に行った。ものの数秒で抜歯完了。楽勝。
脱脂綿を渡され、止血するまで、噛んでいるよう、また 酒は、飲まないほうが良いと言われる。
脱脂綿を取替え、口をすすいでいると、出血は止まっていないが、脱脂綿がもう無い。
お仕事 終わって、お家に帰り、お粥を作る。
料理に使うので、習慣的に、なぜかコップにお酒が。
ついでに、飲む。ついつい、いつもの様に飲む。健康だから。
寝る事にした。zzzzz。

息苦しく、咽喉に何か詰まっている様で、飛び起きる。
何やら、咽喉に張り付いている。
うがいをする。20mm径の血袋が飛び出てくる。
結核だと思い、心が暗くなる。
明日 起きたら、直っていると信じて。
寝る事にした。zzzzz。

また、息苦しくなり起きる。
再び、吐血。結核だから。

眠れなくなるが、ベッドで仰臥。眠れない。
口の中に、つばが溜まってくる。ドンドン 溜まってくる。
少し 飲み込む。血の味がする。結核だから。
眠れない。また、つばが溜まってくる。
今度は、飲み込まず、少し ほっておく。
しばらくすると、表面が凝固し、なんか 袋状になる。
我慢できず、飲み込もうとすると、息苦しい。
再び 吐血。結核だから。

仰向けだからだと思い、右を下にして、横たわる。
寝てしまうと いつの間にか、仰向けに。
息苦しい。吐血。結核だから。

眠れない内に夜が明ける。
とりあえず、結核なので、昨日の歯医者に行く。
どんどん、血が湧いてくるので、タオルに吐き出しながら、
車を運転。あっと言う間に、タオルは真っ赤。結核だから。
歯医者に、タオルをみせて、昨日の施工ミスで結核になった事を、
冷静に話す。
歯医者が、にこやかに「呑んだでしょ?」
こちらも、にこやかに「呑んでません!! 
どーでもいいから、止血剤を打つなり、縫うなりしてね!!」
と冷静に答える。
歯医者 速攻で縫合。出血止まる。結核 小康状態となる。

抜糸後、デンタルケアで、歯と歯茎を研磨される。出血し、痛い。結核だから。
上顎左中切歯、上顎左第一小臼歯、下顎左第二小臼歯、下顎左第二大臼歯もぐらついてるから、
ケアをしなさいと言われる。

とりあえず、問題なく、年が越せそうなので、忘れる事にした。結核は不治の病だから。

いつか 続く 

Part 2   50歳の誕生日の朝、金髪になってしまった事(2007年4月15日)
Part 3 1ヶ月間に 歯4本を抜歯の事(2007年6~7月)
Part 4 入れ歯があわず、アンカーを打ち込む事(2007年8月~9月 2本済み)
Part 5 アンカーに歯を付ける事(2007年10月~11月)
Part6 さらに抜歯して、さらにアンカーを打つ事(2008年)


「あの人は アル中や」と言われても あの人が自分では無いと思い呑む。