2010年2月24日水曜日

歌い続ける人と聞き続ける人

50歳を過ぎてしまうと、美少年の頃に聞き始めた唄い手達を
35年以上も聞き続けている事になる。
いずれの唄い手達も、唄い始めたばかりか、数年経った頃だった。

その唄い手達の中には、今も唄い続ける人、コンスタントにCDを発表する人、
もう人前で唄わなくなった人、
何年かの中断の後 再び唄い始めた人、亡くなった人もいる。

聞き続けてきた唄い手達のほとんどは、
プロダクションやレコード業界とのネットワークには関わらず、
何十年もの間 自身のネットワークを築いてきた人達だ。

そうした唄い手達を どうして聞き続けてきたのだろうか?
・美少年の頃に心を鷲掴みにされ、その十字路で悪魔に魂を売ったから?
・インター・ネットの無い頃は、情報にも乏しく、
今ここで聞かなければ、いつ又聞けるか分からなかった。
それを繰り返している内に現在に至ってしまったから?
・性格がしつこいから?
・今 現在も共鳴でき、その先を確認したいから?
・会った事も無いが、もう一生の友みたいなものだから?
等々

いろいろ考えるが、まぁ 単純に好きなんだな この唄い手達を。
美少年も美中年だし、こちらがくたばるまで 聞き続けるんだろうな きっと。

そんな唄い手達が出演する「祝春一番」は、今年も開催される。
「春一」は、一度も行っていないし、今年も行けない。
憧れの「春一番」。
こちらがくたばるまでに、一度だけ 行けたら いいな!
 
トンカツ、トン汁