2014年8月29日金曜日

Let’s Summon!或は 変遷する寄付の体系

この国の 交通違反の罰金は いろいろだった。
以前は、
異議申しだてをしないで支払えば150RM
異議申しだてをして 立証されると300RM
さらに いろいろの手立てを取れば ディスカウントしてくれた。

実質的に免許の減点制度が機能していないので
罰金を払わない輩が多く、
年末半額プロモーションがうたれた年が 何年かあった。

この数年は 厳しくなって 一律300RMになり、
一時は 半年以上 支払遅延は600RMだった事もある。

現社内スピードキング=罰金王の舎弟によると
今回貰った違反の罰金支払いは 
リボルディング払いみたいになっていて
一ヶ月以内の支払い 150RM
一ヶ月を超え一ヶ月半までの支払い 200RM
一ヶ月半を超えた支払 300RM と
支払体系が 細かくなっているそうだ。

払わない奴が 多いから 緩和したようだ。
制限速度を順守し、信号を守っている
善良な市民の俺には 関係ない話だ。

と思っていたら
寄付の依頼がやってきた。
誰が運転してたんだろうか?
おかしいな。

怒らないでね
遅い車(110km/h以下)を追い越すのには 
ちょっとアクセルを踏まなきゃならないから
 
 




2014年8月26日火曜日

2014年夏の旅の記憶 其の伍

朝 起きたら 横にはカンチが寝てた~♪

二人とも6時前に起きたので 徘徊希望者との集合時間迄
ボソボソと他愛の無い話をする。
島ちゃん、けい子ちゃん、直ちゃん、杉G、さくら&カンチと俺で
ゾロゾロ ヨタヨタと徘徊する。

 
 

働く自動車フェチのさくらが消防車を見つけて悶える。
コピ・ティアムの屋台で雲呑麺(ワンタンミー)、水餃(スイカオ)
猪腸粉(チーチョーファン) ビールで朝食。

ゾロゾロ ヨロヨロ ホテルに戻り チョット休憩って
ウトウトしてたら ツァー再開。
Sun Yat Sen Muzium孫文ペナン基地記念館で 歴史のお勉強。





昼食へGO

お目当ての店が見つからず 総勢14名で あっちにウロウロ
こっちにウロウロ。移転している事が分かり、移転先へゾロゾロ。
店の雰囲気が違うので パスして 中華系ブッカケ飯(経済飯)屋へ。
ビールが無い 無い 無い 無い~♪

土産物屋に行き 土産物に興味の無い俺が 外で大気汚染をしていると
ボブが隣の土産物屋にフラフラと吸い込まれていった。
出てくると手にはバティックのバンダナがあった。 
ローカルスーパーマーケットへ
御買い物しない俺は 速攻で冷えたビールを調達!

そしてまた 総勢14名で ゾロゾロ ウロウロと徘徊。
コピティアムで ギネスを呑む。
ホテルで休憩 明日の出発が朝6時なので
パッキングを済まし 荷物が増えない様に
残っていた「命の水」を呑み干した。
 

お任せ中華屋で夕食。ここは 旨かった!
 
 




 

夕食後 オープンエアのパブで 呑むが ビールしかない。
チョット強い酒が呑みたいな。
皆はホテルに戻り 俺、カンチ、勇造、ヒバリちゃんで反省会がてら
昨日2回行った店で ワインを呑む。
反省会も無事終了して ホテルに帰る。

嗚呼 カンチとの最後の愛の夜が ゆっくりと更けて行く。

朝 起きたら 横にはカンチが寝てた~♪も今日で終わり。

6時の真っ暗闇の中 ペナン空港に行き
国際線の入場ゲートで御一行様と 今日でお別れね~♪
勇造、ヒバリちゃんとチョットお茶して お別れして 独り国内線入場ゲートへ。
実は  ペナン空港は、入場ゲートを抜けると国内線と
国際線のターミナルは同じだったので
皆と再び会って やあやあ奇遇だね こんなとこで何してんねんとなるはずだった。

が 改修後初めて入ったターミナルは 国際線と国内線の待合ゲートが別れていて
皆に逢うことが出来ず ホントに 独りになってしまった。
KL行きの搭乗を待ちながら 
独り 震えるハンズ・ポーズをしている俺が ここに居る~🎵 

まだ 旅は途中だけど
ちょっとだけ 扉を開けて
日常の旅をしたら
また会おうね
 
 

2014年8月25日月曜日

番外編 誰もいない海 二人の愛を確かめたくて ペナン再訪

あれから一週間が経ち ペナンに御用事が出来たので
一泊する事にした。
あの旅の反省を兼ね チョット奮発して
Eastern & Oriental Hotelに一人でお泊りする。




皆で 潜り抜けたコムタのスーパーで赤ワインを購入。

二年前 このホテルで鯖丼が婚約した事を聞いたっけ。

情緒ある部屋は、一人の俺には チョットだけ 寂しい。
愛してる人と ここに泊まれたら良かったのに~。

恐らく ペナンでもっとも高いチャオ・クイテオを食べる。
どんなにお金を使っても 愛すべき人達が居ない夜は侘しい。


でも クイテオ美味しい。
100種類位の料理が並ぶと言う朝のビュッフェが楽しみだ。

そして 朝起きても 隣にカンチは寝ていないだろう。


2014年8月24日日曜日

2014年夏の旅の記憶 其の四

朝 起きたら 下にはカンチが寝てた~♪
まだ皆が寝ている車両内を
チョットだけ 一人で徘徊した。


ベッドが畳まれ 朝食が運ばれてきた。
豚肉入りの お粥。
再び アホバカ話と爆笑で 
阿房列車ならぬ 阿呆列車化しながら走り続ける。

昨日から 気になっていた事があった。
後ろの車両に 白装束の集団が居て 
何か怪しい宗教関係の方々の様な気がする。

あっちの車両に行って戻って来ると
白装束に代わっていて 勧誘し始めるんじゃないかとか話していた。
食堂車に行ってみたかった俺は
白装束集団に異様な興味を示す さくらを連れて肝試しに行く事にした。
後ろの車両に入ると 通路両側から 白装束の方々が
「お~入~り~、一緒に白装束を着~ましょ~」と言いながら
ワラワラと震わせた手を伸ばしてきた。

なんて事は おきず 白装束の皆さん 
配給されているパンやら カップヌードルをお食べになられていました。

食堂車で 厨房を撮っていると 写真お断りだと言う。

なんか 特別なレシピが隠されているんだね。
メニューを見せられるので 朝食を済ませた事を忘れて
また食べそうになったが 丁重にお断りして 自分の車両に戻る事に。

さっき同様 揺れる車内を俺が歩き 
俺の腕にさくらが後ろからしがみついて歩く。
嗚呼 この状態に カンチがギターを持って 一緒に唄いながら歩けば
「裸足の唄歌い」を再現して 小銭も稼げたのにと地団太を踏んで悔しがる二人だった。

再び白装束集団貸し切り車両を通り抜け 白装束化する事もなく戻った。
白装束集団見学記をネタに またアホバカ話だ。
もう半日以上 「命の水」を呑んでないから
手~ 振るえてるんとちゃうか~と訊かれて 
わざと俺が手を震わせる。
そして 白装束集団がこちらの車両に入ってきたら
我々は 手を震わせて 勇造ファンクラブに勧誘したらどうやろうか?とか

30年位して 勇造ライブで「大きな自由」や「大文字」の時に
ハンズアップをしようにも 腕が上がらんで こんな感じになるんとちやうかと
さくらがやったのが 左手で右腕の肘を掴み 右前腕を立てて
前腕を揺らしながら 手首のスナップで手を震わせるハンズ・ポーズ!
みんなで一時間位震わせていると なんか至福が降りてきて
白装束よりも我々の方こそ 危ない集団状態になった。

震えるハンズ・ポーズが生まれた歴史的瞬間だった。
この後は、何かと言うとこのハンズ・ポーズでネタをやる事になる。

そんなこんなで Hat Yaiに到着
ここで 後ろの車両を離し ディーゼル車を取り換える。
ホームを見ると 行き交う人達が煙草を吸っているので
俺は ホームに降りて 大気汚染をし 
俄か鉄くんと化して 解結、連結作業を見る。


 

車窓からの景色は、マレーチックに変わってきた頃
国境駅Pandang Besar (マレーシア ぺルリス州)に到着。
ホーム上の建屋に入り タイ出国審査、マレーシア入国審査をして
建屋を出て同じホームに停車している列車に再度乗り込む。
ここで マレーシア鉄道(KTM)のディーゼル車と交換。
再び 鉄くんとなって解結、連結作業を見る。


順調に列車は走り アホバカ話と震えるハンズ・ポーズで笑っていると
終点のバタワース駅に無事到着。
フェリーでペナンに渡り、ツーリスト向け無料周回バスでホテルへ。
総勢14名でゾロゾロ 昼食へと 徘徊。
目当ての麵屋が見つけられないが
ビールが呑めれば それで十分と 別の店に入る。
チョット ブラブラして こじゃれな店でワインを呑む。
ホテルで休んで 夕食がてら ブラブラ

ペナンは華人の島 
華人のお盆+中秋節でド派手な中華屋で夕食。
仮設営の廟で拝拝して さっきの店でまたワイン。
アホバカ話と震えるハンズ・ポーズで笑い続ける。


そして今夜もカンチとの愛が深まる夜が更けて行く。

2014年8月23日土曜日

2014年夏の旅の記憶 其の参

朝 起きたら 横にはカンチが寝てた~♪
押しても 引いても 重石状態のカンチなので
一人で 路地を徘徊する。


日曜の朝だからか 屋台がさほど開いてない
ホテルに戻って朝食する事にした。
と ホテルの前で 島ちゃん、さくら、杉Gが ウロウロ グルグルしてる。
もしもし おはようさん 三人さん♪
「徘徊して 屋台で朝御飯が食べたいんやけど
 どっち行って 良いんか わからへんのや。
 どっか連れてってぇな~」と。
ここで断って 怒られたり、教育的指導を受けると
ややこしくなるので 再び 3人と ゾロゾロ徘徊。
バス・ターミナル近くの屋台で麺を食べる。

 
なぜか 分葱が丸で 何本もコップに入ってる。
どうやって食べるか分からないが とりあえず 齧った。

部屋に戻ると カンチが涙目でシーツを咬んでた。
「何処行っとったん?寂しかったで~」と重石男が流し目をくれる。
暫し カンチと他愛の無い話をしてたら 出発時間となった。

土産物屋にGO
なんでこのツァーで土産物屋なんだっと心の中で憤っていたが
消費税のリファンドで タイ人学生の奨学金にすると言う。
ならばと俺も 籠を持って御土産を買う。
草木染のパンツ、シャツを籠に入れていると
何故か ヒバリちゃん、さくらが パンツを俺の籠に入れる。
ここで 怒ると 後が大変なので 心優しい男は 泣きながらお代を払う。
直ちゃんは 娘さん達への御土産なのか 抱えきれない位の御買い物。
大は小を兼ねる!

ワタルが トゥク・トゥクの玩具を買ったって言うので
俺は 床に転がり回って駄々を捏ね さくらに買ってもらう。


中華屋で昼食。
店に入るや 「餃子が食べた~い」と叫ぶ けい子ちゃん!

 
この中華屋では 次の旅程で 摂取できなくなる
煙草と酒を摂取し 呑みだめしておく。

 
ヒバリちゃんの顔色を伺いながら 紹興酒も呑む。

さて ここからが 今回のメインイベント
列車に揺られ 20時間も南下する
「バンコク・バタワース寝台列車の旅」だ。
しかも 列車内は禁酒・禁煙 もっとも過酷な旅程!
バンコク駅を総勢14人が ゾロゾロ ウロウロと構内をそぞろ歩いて
列車に 吸い込まれるように 乗り込み 
部屋割り同様の相手と 座席に着いて チョット ホッコリ。


本を読んでるか、寝てるか、列車内を徘徊するかしかない。
が 我々のもっとも得意とする アホ・バカ話 ボケ・ツッコミが
出発から 延々と続く そして 笑い続ける さくらとさとっぺ。
車両内は、我々の喋り声と笑いが炸裂しつづけ
 
9歳のワタルは 夏休みの宿題をしながら

 
そして この旅はバタワースへと続いていく~♪

数時間後 晩飯が届く。グリーンカリーとトムヤンスープ。
 
 
 
 
晩飯が済むとテーブルが仕舞われ、ベッドメイキングが始まった。
ベッドが出来ると 気分は もう修学旅行の枕投げ状態。
上段に上るのに 途中でコアラ状態になる娘
落ちない様に御尻を支える夫 そして爆笑の雨霰。
が まだ午後8時なのだ。

周りの人達は、危ない集団状態の我々を尻目に
ベッドのカーテンを閉め始めた。
善良な社会人の我々も 午後9時前には寝る事にする。

カンチが下、俺が上の体位で 愛に包まれながら
嗚呼 この列車の夜は更けて行くのだ。