有山じゅんじの唄が 頭ン中で鳴る
酒のことばかり考える
坂道を下りる時上る時
あの娘のことばかり考える
いつもの信号を渡る時
いつかあの娘が戻ってきたら
二度と酒の事なんか考えない
夜道をまた歩き始める
酒の事を考えながら
二本の木が立っている
話し相手が欲しいのは僕だけじゃない
発電機が灯した笑いには
おでんの臭いがしているよ
いつかあの娘が戻ってきたら
あの窓際の席に座ろうか
二人でワインを飲んでたら
きっと貸し切りみたいに見えるだろう