2014年7月20日日曜日

私は酒飲みである。休肝日はまだない。

いや 私の事ではありません。

高野秀行著「イスラム飲酒紀行」の
各章は、「私は酒飲みである。」から始まり、
「休肝日はまだ無い。」とかと続きながら
イスラム圏で 酒を探す話が続いていく。
今までの高野本同様 午前中3時間程で 
一気読みしてしまった。

さて 私は4月から約三か月間弱 
2回の休肝日+マリアザミ服用という
荒行を行っていた。
が 6月に入る頃から 体調を崩す事が多くなった。
まるでラマダン中 日の入り後の
イスラム教徒の夕食バカ食いの様に
休肝日明けでは バカ呑みしてしまう。
マリアザミを服用すると なんか 身体がだるくなる。
7月の声が聞こえたあたりから
荒行を中止すると 何てことだ
日々適量をコンスタントに呑んでいるからか
体調は頗る良好で、仕事にも集中出来る様になった。

で「イスラム飲酒紀行」を読んでいると
と~ぜんの様に 呑みたくなってきた。
家では 私は ベッドに横になって本を読む事にしている。
そして 酒はベッドでは呑まない事にしている。
本を読みた~い!でも お酒も呑みた~い!
そんな葛藤に悶絶しながら 冷静に解決策を導き出した。

ベッドで1章読み終る度に
居間に行って お酒を一口含む。
ベッドに戻り 次の1章を読む。
そしてまた 居間で お酒を一口。

お酒を呑みたいから 本読むのか、
本を読みたいから お酒を呑むのか。
本と酒を巡る 巡礼の旅は 続いていく!


2014年7月16日水曜日

チョットした事を集めてみる


表面はチョットだけカリっとし 中はフンワリ
厚切りトーストが美味しい。
できれば 黄身がレアな目玉焼き付き。 

休肝日を定め、アザミのサプリを摂取していたが
2ヶ月して 体調が悪くなった。
どちらも止めると 体調良好!
無理は 駄目。

ディランの30周年ライブ デラックス・エディションを見る。
マイクも ギターも シールドで繋がっている。
出演者の何人が 亡くなったのかと思っていたら
リーフレットの最終頁に in memoriam と 書かれていた 合掌。

介護保険とやらで 住民票除票証明を父母に取りに行ってもらう。
ググって 調べてくれたので (ボケを) 安心したが
ところで お前の生年月日は?と聞かれ チョット考え込む。

トーストを咬んだら また一つ 歯が抜けた。

トレンガヌのホテル 朝食付きだったので 食べに行く。
三列位のビュッフェを乗せるテーブルがあったが
乗っていたのは サラダ、シリアル、食パンだけ
飲物は オレンジジュース、泥珈琲。
有り難い事だ。

さて 良い事も 悪い事もある 日常
ちょっとずつ 良い事を集めましょうね。

答えは風の中にあるかも知れないけどね!
 
 

2014年7月2日水曜日

また いつか 合えるかもね

2000年の前半俺は 台中に居た。

現場に向かうタクシーから
流れてくる音は トム・ウエィツだった。
いかした運ちゃんと思って 
トムが好きかと聞くと
お客が聞きたいとCDをくれたと言う。

ふ~ん!?

で 俺は トムのブラック・ライダーをCDに焼いて
運ちゃんに渡した。

ある日 現場で 建築ゼネコンの男と話してたら
タクシー乗ると 自分が渡したのと違うCDが鳴るっすって。

それは 俺だよと。

琉球者の彼とは 台中で呑んだくれた。

現場が終わり 十年位経った 一昨年。
インドネシアに行ったら
呑み会に 彼が居て
打ち合わせに来る名前から
俺だと思って 待っていてくれたと。

俺達は 客や同僚も関係なく
呑み交わした。

そんな トムがくれた 至福の時。
今度いつ会える?

2014年7月1日火曜日

「ねじまき少女 The Windup Girl」

あっ さて 今回の日本潜入
「ねじまき少女」読了。
前に書いた パオロ・バチガルビの小説。
 
疫病で壊滅する食
そこに付け入る カロリーマン(白人)
ただ タイだけが 孤高を守る。

弾圧のマレーシアから逃げてきた
華人達=イエローマン。

で タイも又 
得意の御家芸クーデター。

ストーリーの一部なのか
別なのか 揺蕩う ねじまき少女エミコ。

エミコは 熱を帯びる 熱放散の孔を造らなかったから
オーバー・ヒート。
ギコチナイ動き、でも 動くときは素早い。

この小説は エミコを読み解く小説だ。

ねじまき少女かも知れないけど
俺は 朝 熱を帯びる娘を知ってる。

その娘に 氷 氷水
オーバー・ヒートを冷やさなければ。