ボクが このエリアに棲み始めたのは1992年だった。
華人のエリアでチョット歩いて行くと
ショップロットがあり
幾つかの コピティアムがあった。
そこの角のコピティアムが
お気に入りで 週に何度も食べに行っていたんだ。
コピティアムに共生している いくつもかの屋台
店主の入れ替わりが数年ごとにおきるのだが
なぜか 左三軒だけが 相も変わらず 同じ屋台なのだ。
夫婦(多分)でやっている炒裸条屋 以前はバナナ・リーフに乗せていたが
最近は ラップに乗ってやってくる。
母さんと息子の猪丸麺屋。
そして 我が愛しの雲呑麺屋だ。
オバちゃんとオジちゃんが やっているのだが
オジちゃんは 青ネギを刻むだけで ほぼ何もしない
オバちゃんが麺を茹で特製のタレと和え 持ってくる。
オジちゃんは 新聞を読んでるだけだ。
ボクは夫婦かな と思っていたのだが
問うてみると 兄妹だった。
別に 特別に美味しい雲呑麺では無い
ボクは 麺と水餃を 生で打包する事が多かった。
オバちゃんが問う
タレはどうする?チリはどうする?
没要と答え 家で 好みの雲呑麺に仕上げ 食べた。
が ここの鶏モミジと冬菇の煮たのだけは
再現できなかった。
で モミジ煮物がある時は 店で食べる。
〆に モミジ煮込みの乳化した 汁を
雲呑麺に掛けて 食べるのが至福の時だ。
オバちゃんが 言う
「しばらく来なかったから 日本に帰っちゃんだと思ってたよ。」
「病気して 歩けなかったんだ」
「もう ダイジョウブかな 食べに来たんだから」
そして オバちゃんは いつもの様に いつもの14RMを徴収して行った。
2019年9月14日土曜日
2019年9月4日水曜日
タイ~ミャンマー ポンコツツァー 最終日
空が白み始め 今日の移動の為に パッキングをした。
デッキでモクモクしていると
隣のロッジのキヨコさんも出て来て モクモクし始めた。
問わず語りに キヨコさんが話す。
大雨で 避難しなければならなくなるかもと
けい子ちゃんと二人 真っ暗闇の中 荷造りをして
いつでも脱出可能な服装で 起きっぱなしだったそうな。
トタン屋根なので真夜中の雨は 大雨に聞こえただけなのだが。
朝食後 市場に皆と行き、乾燥納豆4種類、納豆味噌、調理用お茶を購入。
ホテルに戻り シャワーを浴びて ホテルで昼食を。
ヘーホー空港で もう少し残るヒバリちゃん、勇造とお別れ。
ヤンゴンに飛び バンコク行きに乗るのだ。
2年前と打って変わって奇麗になった国際線。ショップも多くなっていた。
皆と搭乗ゲートまで行き、自由行動とした。
モクモク可のラウンジに入りマッタリしていたのだが
何気に 搭乗券を見て アレ これはおかしいぞと気づいた。
搭乗券に 記載される時間は Boarding Timeなのだが
Departure Timeと書かれ 出発予定時刻が記載されていた。
皆には この時間までには この搭乗ゲートに戻っていてねと伝えていた。
未だ時間もあるしと すこーしだけ 慌ててラウンジを出た。
何気に 出発案内のスクリーンを見ると 搭乗ゲートが変更になっていた。
搭乗ゲートが変わる事があるので スクリーンで確認してねとは言った。
オレは激しく動揺しながら
新搭乗ゲートの手前にある元の搭乗ゲートに急いだ。
すると 皆は椅子に座り お喋りしているのであった。
が 直ちゃんと千晴ちゃんが 居ない。二人は?と尋ねると トイレだと。
かなり安心し 搭乗ゲートが変わった事を話して 移動を開始した。
恐るべし ヤンゴン空港 小さな空港で良かった。
DMKで 日本行きに乗り継ぐ皆を Transferのチェックポイントまで送り
また今度ねと爽やかな笑顔で言って皆と別れた。
今年もまた 空港ホテルに泊まり
アルコール販売停止時間10分前にSang Somを購入。
アルコール販売停止時間10分前にSang Somを購入。
チビチビ ガガガッと呑み 夜深い闇に呑まれ眠った。
そして また 独りになった そんな夜だった。
2019年9月3日火曜日
タイ~ミャンマー ポンコツツァー 5日目
ポンコツなオレだけど 6時前に起床。
ケッコウ歩き お腹が空く そして音も達と食事をしているので
体調は かなりいい。復調の兆しを 肉体の奥から感じる。
そして 前回泊まったRemember Innを表敬訪問し 船着き場まで歩き
市場を徘徊した。
朝食後 再び インレー湖ボートトリップだ。
今日は Phaung Dawで五日市がある。パゴダも観ないで 五日市直行。
ウ~ン ウ~ン 前回のAungpanの五日市と比べると猥雑感が無く残念。
蓮織物工房に行き お買い物。
オレの興味は この店がインレー湖で初めて
染色排水処理装置を導入した事だ。
が コンテナボックスに鍵が掛かっていて 装置を見る事が出来なかった。
残念。
Inle Heritageで昼食を。
シャン・ヌードルを食してから
併設されている 保護されているビルマ猫達を見学
インレー湖の魚水族館を見学。職業訓練所みたいな学校もある。
ニャウンシュエに戻り 一休み そしてThanakna Gardenで夕食を。
白ワインを呑む。
店に着いてから ケッコウ雨が降り始めた。
と キヨコさんが突然 先にホテルに戻ると帰って行った。
なんか心配そうな 素振りで 片山さんが
ボクもと合羽を着て帰って行った。
小振りになってから ホテルに戻り 夜に抱かれる様に 眠った。
数時間後 叩きつける様な雨音と尿意で起きた。
が 停電している。壁伝いにトイレに行き 部屋に戻ってベッドに横たわると
片山さんがペンライトで 荷物に向かっていた。
とその時 何かを持って 片山さんが外に出て行ったのだ。
暫くして 彼は戻ってきて 呟いた。
「ダメだっ 暗すぎて撮れん」
オレは知っていた このホテルに着いてから ロッジの戸口で
三脚に防水カメラを据えて アングルを探っていた事と
スコールの写真を撮りたいと言っていた事を。
店から 帰ったのは 防水カメラをホテルに置いてきたからだった。
そして この機会を逸すると スコールを撮れなくなると思ったのだが
戻ると 小振りになってしまったので シャッター・チャンスを逃したのだ。
停電も復旧し 少し眠った もう直ぐ夜明けだよ。
暗闇の中で 片山さんと話して過ごす。
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