2014年12月25日木曜日

サラバ! 西加奈子著

今月初旬に日本に行った時に
上巻の三分の一位を読んだ。
馬来西亞に戻り お仕事がポンポンパンパン状態だったり
鬱々と考える事があったりして
本を読む行為そのものが出来なかった。
 
この本を含め 購入した本は全て積読状態。
お仕事ポンポンパンパン状態は終わり
今は お腹と背中がくっつくぞ状態
鬱々も もはや諦念プシガンガ
 
そして 今日 「サラバ!」 読了!
生まれてから 語り部の「歩」が家族と自分を辿る 意識の旅の話。
姉の巡礼の旅 イスラムとジューディッシュ
歩が触れる イスラムとコプト教。
 
回帰するのは 何十年も前の幸せな記憶と真っ直ぐ曲がってしまう。
 
 
その記憶が もうちょっと 歩いて行こうねっと囁く。
そんな お話。
 

2014年12月22日月曜日

悶え苦しむ男の唄

中川五郎は 悶え苦しみ ままならない 愛の唄が絶品だ。
あの不安定な声で唄われると たまらない!
 
例えば「今夜きみはどこにいるの」
彼女が電話してくれると 言った
僕は 電話の前で待ってる でも 電話は来ない
今夜きみはどこにいるの 今夜きみは誰といるの
そして ど~ん ど~んと妄想が拡がる。
 
固定電話はもう 意味が無い時代だけど
不変な 想いは ある。
 
それは
 
今夜はきみはどこにいるの
今夜 きみは誰といるの
 
すかいぷするねって言ってくれたのに
君から 掛かって来ない~
僕は いつも すかいぷにつなげてるのに~♪
 
今夜 えふびーにつなげてる~
きみも つないでるのに
僕のつぶやきに コメントはこない~
 
きみは 忙しいから コメントは大変だろう~
でも 「いいね」もぽちっとしてくれな~い
そんな 簡単な事も
 
今夜きみは どこにいるの~
今夜きみは 誰といるの~♪
 
情けない夜は カレーを食べようね。
 
 
 
 

2014年12月18日木曜日

サブカル男ってわかるかい?

先日 ある人と話していたら ある事で「サブカル」と言った。
会話の内容からは 「サブカルチャー」の意味だったけど。
 
60年代後半に知った「サブカルチャー」は
「カウンターカルチャー」とも言って
マジョリティーの文化に対して
マイノリティーで対抗する文化意識と私は解釈している。
「サブカル」と略されるようになった「サブカルチャー」は
対抗する文化意識が欠落してしまい
個人がマイナーなものを好む事を指す様になった。
ちょっと掠る 同音異義語だね。
 
ググってみると「サブカル女」「サブカル男」って
言葉がある事を知った。
その定義やありがちな事象の いくつかは 私にも当てはまる。
だからと言って 私が「サブカル男」だとは言えないだろう ねえ君?
 
そんな事を悶々と考えていたら15年位前の事を思い出した。
 
フォークには ちょっとうるさいんだと言うお客様を
私の車で 送り迎えしていた時
HOSONO HOUSEをカセットでかけた。
「誰 これ?変わったの聴いてるね。」
HOSONO HOUSEを聴いた事の無い フォークにうるさい人って?
「やっぱ フォークって言えば 拓郎や陽水だよね
渋いとこで 正やんかな」
はいはい。
 
大阪に出張して 仕事の都合で吉隆坡に戻らず
 檳城に行き 舎弟の家に泊まった時
彼が秘蔵し 熟成して 酸っぱい「黄色い命の水」を勝手に呑みながら
ビレッジプレスの事務所で買ってきた金森幸介と勇造のCDをかけた。
「自主製作って言うんすよね こういうの。
製作枚数100枚位ですか、どこで売ってるんすかね。
馬来西亞で聴いているのは 廣川さんだけだよね。
クーロンズゲートだっけ TVゲーム 変なのやってるし
一種のオタク?今はサブカルでしたっけ」
ええい 小うるさい奴だ 黙って聴きなさい!
 
そして
「変わったの聴いてるね。」
「廣川さんだけだよね。」ってところで
お鼻が 天まで伸びてしまった 私が確かに居たのだ!
 
♪真っ直ぐ育った仕事仲間に
 
その「オタク」さは 「サブカル」だと言われ~
夜の川原に 頭 打ち突け
俺は「サブカル男」かと 叫んでいた~♪
 
調理をしたがるのも「サブカル男」なんだってさ
 
 
 
 
 
 

2014年12月17日水曜日

そしてぼくはひとりになる

深い泥の底から 這い上がる様に
目覚める 真夜中がある。
 
何時に寝たかは 分からない
水を呑みに 台所に行けば
洗った食器が 水切りに置かれている。
まだ 午前3時。
 
その人が 反戦フォークの人と括る番組が不快だったからか
何日か前に観た「反戦フォークに戻った男」がフラッシュバックする
真夜中の台所で。
 
珈琲を淹れて ここで聴く事ができる その人の音を聴く
真夜中の 独りの居間で。
ままならない心の唄。
 
そして どうしても 聴きたくなってきた
A面は「光のない時代だけど」 
B面は「うまれてくるひとのため」と題され
「みなもと」で始まり「まがり」で終わるアルバム。
 
 
まだ4時だ。
また 眠ろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2014年12月16日火曜日

私は 木綿豆腐が食べたい!

日本仕様の豆腐、油揚げ、おからが
ISETANやJaya Juscoの店頭から姿を消して
半年以上が経った。
 
絹ごし豆腐の様な 中華豆腐は売っているのだが
その賞味期限が 1ヶ月以上あり
とても 怖くて手が出せない。
と言いつつ 時々食べているのだが。
 
豚挽肉を炒めて この豆腐と合わせて 炒め煮にする。
味付けは ナンプラーや 塩胡椒や チリソースや ゆず胡椒等々
その日の思い付きで。
それなりに 美味しい。
 
であっても 味噌や 出汁で煮込むんだり
サラダや 奴には
木綿豆腐でありたい。
 
どうして 販売しなくなっちゃたのかな?
 
 
 
 
サラダ、舞茸・茄子・茗荷の和風パスタ、
オクラ入りマッシュルームスープ


2014年12月14日日曜日

蕎麦で憩う@竹林亭

昼下がりには 蕎麦で憩う。
 
アテには卵焼き 関西風にネギ入り 紅生姜付
 
薬味には、茗荷、ワカメ、オクラ、青唐みそ、ゆず胡椒、梅干し
 
 
オロシに納豆とろろ
 
 
独りなので お箸だけ夫婦
 
ポンポンパンパンで ウトウトしながら
天皇杯を観ていたら
遠藤が杯を持っていた。
 
 
 

2014年12月13日土曜日

定点観測 in 吉隆坡

3日振りに観たら エリーが可哀想な事になっていた。
朝から 目がウルウルしてしまいました。
そう言えば 30年位前ですが
酔い姫S木さんと二人で
呑み屋の階段を転げ落ちた事があったっけ。