2016年1月3日日曜日

2016年初トラブル@KIX

元旦にひいた御神籤は 吉だった。
さくら&カンチ師匠が 車で送ってくれた
1月2日の高速道路は ガラスキ。1時間半弱でKIX着。
フライトまでには 時間があるので
大トロ2貫で一杯。
荷物検査を無事に通過して 出国審査だ。

入出国自動ゲートの手続きをする事にした。
「これに 必要な事を記入して下さい」と申請書を貰い
本人だって読めそうも無い字で記入。
「すいません 郵便番号全部記入して下さい」
「三桁の頃から 海外に住んでいるので 下四桁覚えてないんですが」
郵便番号帳を渡される。
この辺りから 少し 少し 吉から遠のいていく。

「じゃ 人差し指を指紋認証器に置いてください」
馬来西亞では 出入国でいつもやっているので 慣れたもんさ。
「あれ あれ 認識しませんね~」
ちょっと上に チョット下に 右に 左に置く位置を調整。
「あ~ 中指でお願いします」
「あ~ 親指でお願いします」
「もっいっぺん 人差し指で」
「すいません まったく認識しません
 ちょっと 指を見せて下さい。
 指紋ありますね~ 変だな~」
俺にだって 指紋ぐらいあるよ!

「馬来西亞では なんの問題も無く 認証できるんだけど」
「あ~ 日本の機械は 他国のより精度が高いんです」
あのね あなた 精度が高ければ 認証できるんじゃないの?

結局 俺の指紋が無いと言う事で 手続きできず
長い 長い 列に並び 俺の吉は 飛んで行ってしまったんだ。
ヤレヤレ。

2016年が 良い年になると思っていた
能天気な俺
出鱈目弾きしているので
俺の指をみても キーが分からず
悩んでいるカンチ師匠
(撮影 by さくら師匠)








2015年12月26日土曜日

いつでも ウロツキ廻っている

1980年代後半から 90年代初頭は
個人的 金銭的に暗黒時代。
ライブに行くには お小遣いが無く(千円亭主!)
その上 好きなミュージッシャンのライブは
東京で極端に減って。
俺は 仕事で呑み歩き 最後に 新宿「韃靼」で六調子を呑んでた。
 
通勤の埼京線 新宿駅で 貼られていた
新宿ナンチャラ・フォークの陣
国鉄のお情けで タダだそうな 30人位限定。
俺は 新宿駅の暗いバック・ステージをウロツキ
整理券をGetした。
 
それは 有山とリクオだ。
新宿駅構内南口のチョットしたスペースに
テントが貼られていた。
 
リクオは 客席を廻り 近藤さんの様にチューブを回し 吹いてた。
 
で 有山に 救われる
 
 
 

2015年12月25日金曜日

Rear Window

 




 
夜に 覗く

2015年12月24日木曜日

どこかに〇いってしまった〇ものたち

大好きな「クラフト・エヴィング商會」逸品。
ちょっと有用な気がする 幻想 夢想のもののお話。

どうように 現実でも 
あれ? これは?何の為に?
これを使用したのは 幻想 夢想 ヴァーチャル空間だったのか?
と 遠い記憶に 鈴を鳴らす ものたちが
生活の狭間には落ちている。

例えば 液晶テレヴィに繋ぐと
大画面とホームシアターオーディオで
「すかいぷ」できる カメラ&マイク!


例えば PCに繋いで モバイルで
「すかいぷ」できるカメラ&マイク!



そして「すかいぷ」
あなたのアクティビティーは あまり活発ではありません!
と 指摘してもらえますが
いつも 会話していた
「こちらは 音声確認サービスです
ピーと鳴ったら メッセージを入れて下さい
キチンと再生出来たら あなたのスカイプは問題ありません」
唯一の 友達との会話 自宅での寛ぎだった。
繰り返し 百万遍 会話した。



さて この人に着信拒否された私にとって
いろいろな器具も肉体も もう
 「どこかに〇いってしまったもの〇たちなのだ」よ!


2015年12月23日水曜日

いつも夢中になったり 飽きてしまったり

植草甚一JJ氏の本の題名
10代の頃に読んでから 折に触れ読む本さ。
この本で JJ氏は ちっとも飽きてない。
で 僕の今は

・夢中になったり
新車の燃費メーターさ。
渋滞を通ると 燃費が下がるので
通勤ルートを 渋滞が無く コンスタントに走れるルートに変更
10分位余計に掛かるけどね。
燃費を上げるには アクセルの緩め方が肝心なのさ。
で ハイブリッドでも無い1.8L車が 14km/Lになる
どこまで 上げられるのか?
機械と肉体と感性が 一体化した時 数値に現れるのは 快感だ。
で 夢中さ!

・飽きてしまったり
「命の水」の空段ボール箱の採取をして何十年が経った。
もう先が長くないので
過去の栄光にすがって 生きてはイケナイ!
大方の段ボールを捨てたよ!
もう 段ボール採取には すっかり飽きてしまった。


出会って40年過ぎても 飽きない音に逢いに行こう!

ローマの賢人は言う 
夢中になったり 飽きてしまったりするのは 恋愛だと。
夢中にもならず 飽きもしないのは 夫婦だと。
夢中で居続けるのは 愛だと。

ふ~ん?!


朝3時 変則的なCross Roadに佇みながら
 

2015年12月20日日曜日

Slaughterhouse-Five, or The Children's Crusade: A Duty-Dance With Death 或はSchlachthof Fünf 

久し振りに 長時間NHKを観た。
独裁者(ヒットラー)は 何だったのか?って番組だ。

では スターリンは?
シーザーは?
織田信長は?

ユダヤ人を最初に 排斥したのは 何処の人だ?
関東大震災の時 朝鮮人暴動デマをまき散らし
自由主義者を殺して 井戸に投げ入れたのは 誰だ?

プロバガンダと 映像 ディビエート
最も 上手く 使う集団が 
個人を持ち上げ 暴走する。

商売上手な国は
ああでもない こうでもないと言っては
爆発的に儲ける事を し 民主主義を守るためだと言い
ある宗教の一部の人は ジハードと言う。

さて 俺がもっとも 危惧する絶滅種は
何代も続いた 日和見主義者では無い。

オームの青山から連なる 大阪の橋の下だ。
何せ この人らは ああ言えばこう言う
法的に抜け道を見抜く名人(職業)だから
そして 最新のプロバガンダ・メディアを使う人達だからさ。
その上 橋の下は 周囲ではなく 自分でやってるのが怖い(愚か)だ。

そんな時 唄うのは こんな唄
♪ 時々 腹が立つ 日本人と呼べれる事が
 いつか晴れた日 目覚めた朝に
 血を越えて愛しあえたら
 おお その日こそ 愉しむのだ
 この世に うまれてきたことと~
 亜細亜のマンゴーシャワー
 パレスチナの朝焼け~
 お前がくれた 水色のバンダナ~
 飢えない 子供達~
 そして はっきりやって来い
 大きな自由
 
 大きな自由~♪

 


 




2015年12月19日土曜日

Slaughterhouse on My Life

20代から30代前半の10年間
俺は 一ヶ月に一度 屠場に行き
長い時には 数か月 毎日通っていた。

屠場の廃水を処理するのが目的だ。
学者さんが調査したところによると
豚一頭から出てくる血液と洗浄水が
BODいくらで 水量がいくらとある。

屠場の廃水を制するのは 血液にある。

追い込みから テーブルに 豚が乗ると
電気で 仮死となり フッッキングされ
頸動脈を切る。

この血液を分別できれば 廃水のBOD負荷は極端に減る。
血液に温度を掛ければ 煮凝りになる。
で 煮凝り製造装置を作る事になった。

屠場の朝は 早い
朝が明けやらぬうちから
潰しの現場に入り バケツ何倍分の血液を採取し
その後の洗いの水量を計る。

煮凝りは簡単で
煮凝りを金魚の餌にすると
鮮やかな真赤な金魚になる。
問題は水洗水の処理だ。

水洗水と活性汚泥を混ぜ 曝気すると
茶色の汚泥は 鮮やかな赤になり
ルビーのような フロックになり
処理速度が急激に進む。

このルビーの様な赤に魅せられた。

一方で 屠場に働く人達の事を知る。
偏見や 差別 
それは 屠場の裏で
ツラを茹でる人達
皮を剥き 毛を剃りあげる人達にも向けられる。

「ある精肉店のはなし」は秀逸な映画だと思うけど
もし こうだから 命を大切に 感謝して食べようと思うなら
実際に潰しの現場を見に行こうよ。
「世界屠畜紀行」を書き
自分で育てた豚を屠り 食べた内澤旬子の様に。

屠場排水処理は 俺のライフワークだと思っているのに
あれ以来出会う事が無い 残念だ。