2018年3月15日木曜日

旅はまだ始まらない / ミャンマーを北上せよ!

来週 六日程 勤務先と自宅のある Klang Valleyが
断水すると 水道供給会社がアナウンスした。
乾季に入ったこの時期 水浴びできない日々はチョット困るのだ。
そうだ ミャンマーに行こう!

なんて 思い付きだけで行けたらいいのだが 現実は違う。
ミャンマーへの旅は 昨年秋口に 行くかね?と聞かれた。
それは ヤンゴンからタージーまで 寝台車で行き
そこから カローへ スイッチバック鉄道で行く。
そして ニャウンシュエ(インレー湖)でユルユル過ごす旅だ。
いいね 持つべきは 良き友だ。
そうだ ミャンマーへ行こう!

ヒバリちゃんとYUZOが一月末に 吉隆坡に来てくれるって事で
一緒にミャンマービザを取りに行く事になった。
で 申請に必要な飛行機の予約をする事に。
昨年 予定されていた フェルナンデスAir Asiaは 
発着時間が変更されていて
かつ 馬航との価格差が 大した事なかった。
予定では 名古屋-バンコクと乗り継いでくるタナカと
ヤンゴン空港で落ち合い ホテルに行く目論見だったが 予定変更さ。

さて ヒバリちゃんとYUZOは バンコクからヤンゴンに先乗りし
寝台車と帰りの国内線飛行機の手配をしてくださる事になっていた。
のだが・・・・・。

お二人がヤンゴンに着いた事は 確認できていたが
チケット取れたよとかの連絡が無い。
落ち合うホテルは分かっているから 行きゃなんとかなる de ショー。
出発前日夕方に 連絡が入る。
「寝台車の予約取れず 軟座しか無い(24時間)
YUZOは バスで行こうと言ってる(12時間)」
イジメ?
「でも ヒバリは ヤンゴンに来て 調子悪くなったので
ヘーホーまで飛行機で行って カローに行く事にしたよ」

少し残念だが とてもウレシイ予定変更さ。
ヒバリちゃんに感謝し 「命の水」を呑んで 
ささいな幸せに包まれて 床で眠りについた。




ミャンマーへの助走
 
 



 

2018年3月1日木曜日

ワタシの旅は いつ終わるのか

もともと 旅は好きじゃなかったんだ。
できれば 家に居て 一歩も出歩かず ジッとして居たかった。

とは言うものの 10代後半から20代前半には
各駅停車で出かけたり どっかの国に行ったり。

働いてからは 国内外 出張ばかり
一週間毎に 国を移動したり
一日毎に 移動したり
一か所に 何か月も留まったり
家に戻っても 会社で連泊したり

そんなでも 移動にバスや電車 国内線飛行機を使い
行った街の夜や朝の路地を徘徊し
市場に入り込み 路地の他人の家でお酒と御飯を振舞ってもらったり。

でも KLの家に帰ると ホント 何処にも行きたくなるんだ。
もう 日本を離れて25年以上が過ぎて
ワタシは何処で 乳が流れる安住の地に行けるのだろうか?

未だ 旅の途中さ。



 

2018年2月24日土曜日

My Sweet Memories with Hayakawa san

洗濯とお掃除を済ませ 珈琲を淹れ テレビを眺めた。
伝説の寿司職人 藤本繁蔵のドキュメンタリーだった。

私が早川先輩の家に御伺いした折
「粗茶でございますが 喉を 潤して下さい」
と 正座で襖をを 開けた 少年が 映像に現れた。

私は 男子高校に入学し
文芸部に籍を置いた。

私の前には 早川さんがいて
長髪に丸眼鏡だった。

いろいろとお話をしていると
筆名は?と問われ
笛吹跡夢と答えると
今後 北海善哉となれ!

そして 私は 善哉となり
早川さん に言われるままに 過ごした。


2018年2月21日水曜日

馬来西亜の何処に シナゴーグがひっそりとあるのかい?

昨年 訪れたヤンゴンで シナゴーグが寺院の横に
佇んでるいるのを観たんだ。

この街には 仏教寺院は勿論の事
メソジスト教会、モスクもあった。

東南亜細亜のいろんな国に行ったけど
シナゴーグを 見た覚えが無かったので
妙に 感動した。

で 馬来西亜にシナゴーグがあったり
ユダヤ(人)教徒が住んで居るのかを調べているのだが
今だ 手がかり一つ 見つけられないでいるんだ。

イスラエルと馬来西亜には 国交が無い。
とは言っても 彷徨えるユダヤ人が 
かつて この国にだって 来たと思うんだ。

何処にあるのシナゴーグ?
僕は できるなら 
シナゴーグ、モスク、ヒンドゥー寺院、中華廟(寺院)、キリスト教会が
仲良く並んでいるのを見てみたいよ この国でさ!

ヤンゴンのシナゴーグとちっちゃなパゴダ

2018年2月3日土曜日

It's enough, Simple is best !

「DVDを観るのだ~」とYさんがお昼寝から起きて来た。
ワタシは ホタル化しにベランダに出た。

「どないしたんやろ~ 昨日はなんでもあらへんかったのに~
あれこれはおかしいな~ ブツブツ」
Yさんの呟きと ガタガタとなんかしている音が聞こえる。
ワタシは 今ホタル化しているので Yさんに近づく事は出来ない。

と ベランダにYさんが出てきて 言う事にゃ
「TVもDVDプレーヤーも点かんのや~ ちょっと見てくれへん?」
「昨夜 最後に触ったのは 貴方でしょ?」
「一緒にDVD観て 最後に触ったのは 廣川君やん」
60歳と68歳の不毛な会話をしながら いろいろ触りまくる。
TVは電源が入った。
「廣川君すごいな~ なんでもできるな どうやったん?」
別のタップに差し替えただけだが 一筋の光明が差してきた。

タップ差し替え作戦は DVDプレーヤーには通用しなかった。
で ワタシ達は 電源ケーブルをあらゆる角度に曲げてみる。
「アカンな~ 大概何とかなるやけど」
未使用の同型のケーブルに換えてみるが 電源入らず。
「これ壊れているよ この国ではよくある事だけど
 最後に触ったのは 貴方やろ?」
「一緒にDVD観て 最後に触ったのは 廣川君やん」
再び 60歳と68歳の不毛な会話。

「明日 近くの電器屋に買いに行こう」
「せやし タイ東北地方の古い映画 今観たかったな~」
と客室のベッドに横たわるYさん。

さて ワタシの脳内活動が活発化し 閃いた。
PCをHDMIで繋げば 液晶スクリーンで観れるし
PCとブルートゥースで繋いでいるharman/kardonで聴く事が出来る。
そして Yさんと二人で タイの映画を観た。

ワタシは 一晩熟考し 結論を出した。
「PCで十分だから DVDプレーヤーは要らない。」
「え~ 電器屋さん 行きたかったな~。」
「電器屋へは 行かないのだ!」

還暦も過ぎれば 断捨離を促進すべきだ。
いつもは使わないモノが幾つもあってもしょうがないのだ!
無駄遣いをせず これからはシンプルに暮らしていこう。
それで 充分 それで 歩いて十分~♪

で ワタシは今 検討している。
PCの予備が必要なのではないか?
無線で接続出来る液晶スクリーンは無いのか? と。

あれから一週間過ぎて 未だ無言の方










2018年2月2日金曜日

女王様と超トマソン物件について

さて 昨日はCargo Hub Pos Internationalに関税を払って 
眼鏡を身受けしに行った。
そこにお座りして お待ちっ!っと 女王様に言われた。
 
小用を足したくなり 女王様の言いつけに背いて トイレに行った。
 
そこには 小便器の右横に あの手動ウォシュレットが付いてた。
こっ これは この国に住んで25年で初めて見た!
 
とある宗教の方々は 大用同様に小用後も 
先っちょを水で御清めなされる。
なので その方々は 小便器を使用せず 
手動ウォシュレットのある個室に入られる。
と ワタシは 理解していた。
どう使用するのかしばらくトイレで佇んでいたが
その方々が ご使用になる事も無く
女王様のお叱りも怖いので 後ろ髪を引かれながら出た。
案の定 女王様から ちゃんと座っていろと 無言の抑圧を受けた。
 
で この小便器用手動ウォシュレットについて
使用方法を丸一日半掛けて 
いろいろとああでもない こうでもないと思考した 仕事もせずにだ。
 
ワタシは 沈思黙考し 結論付けた。
小便器横の手動ウォシュレットは 超トマソン物件だと!
 
通常 小便器の前に立ち ズボンの社会の窓を開けたりして
パンツから とあるモノを出し 片手又は両手を添えて 用を済ます。
で 右手で手動ウォシュレットのノズルを持ち 左手で蛇口を回す。
多分 この時点では ノズルの向きは小便器に向いているのだろうな。
慌て者は この時点でエライ事になるだろう。
 
さて おもむろに 噴き出す水を左掌に掬い
とあるモノに 降り掛けながら 御清めする。
あるいは ノズルの向きを自身に向け
水を左掌に掬い
とあるモノに 降り掛けながら 御清めする。
はたまた ノズルを とあるモノに向け 御清めする。
 
いや~ どう考えても ズボンはビショビショに濡れまくりんこ!
こんな超トマソン物件 使う奴は居ねーよ。
 
が ハタと気が付いた。 
ワタシや今まで拝見した他人の 
とあるモノの長さを基準にしてはいけないのだ
立ち位置から小便器の壁を拭き掃除できる程の持ち主ばかりなのだと。
 
トホホ。
 
 
 
 
 
 
 

2018年1月31日水曜日

このまま 一緒に行かないか?

友達は この国から 旅を始めている。
僕は 二人を空港に迎えに行き
ほんの数日 一緒に御飯を食べる。
そして 友達は 次の地に移動して行く。

或る時は この国の何処かの街で
或る時は 空港に送って行って
「じゃあね 良い旅を」って別れる。

夏の旅をする。
バンコクから 何処かの国に行き
ほんの数日 皆と一緒に御飯を食べる。
そして 日本に帰る皆と 僕が帰る国は違う。

或る時は ホテルで
或る時は 空港で
「じゃ 又ね」って別れる。

日本に行くと友達に世話になる。
ウロウロと友達に会いに行き
何人かの友達と 一緒に御飯を食べる。
そして 僕は この国に帰る。

或る時は 何処かの街だったり
或る時は 明日の朝は早いから 寝る前に
「また どっかで」って別れる。

「このまま 一緒に行かないか?」
空港で二人を降ろし 車を転がした。