2014年10月9日木曜日

Got my priorities wrong!

文献漁りや機械資料探しで
お仕事中に ググるのは 当たり前の作業になった。

昨日は ある機械の比較表を作るのに
それぞれのメーカーの機械、システム画像をググっていた。
ある一社のシステム画像だけ 落ちていない。

これまでも ホテルでよくある
連続コンベアー・トースターを引き合いに出して説明してきた。
上部のスロットに 食パンを入れると
上下のヒーターの間をコンベアー上のパンが
焼かれながら移動し 後端から
トーストされたパンが落下して スロープを滑りながら
前方下部に出てくる あれだ。

業務用トースターでググると
あるは あるは あんなのんや こんなのんが!
ピザトーストも焼ける 水平式連続コンベアー・トースターとか
10連ポップアップ・トースターとか
説明用の画像を探していると言うのに
楽天市場やら メーカーサイトを
ドンドン ググり続ける。

ふと気づくと 2時間が経ってた~

そして 肝心な事を思い出した。
確か この比較表は 機械購入の為に 
客先担当者が 上層部にプレゼンする資料だった。
トースターの画像や映像が出てきては まずいな。

で カタログの良さげな画像をスキャンして張り付けた。
最初からスキャンするだけで良かったのに~!

でも 仕事に没頭できた2時間だったので
見当違いな 満足感に満たされながら お家に帰った。

2014年10月7日火曜日

Ry Cooder 「JAZZ」1978

ライ好きの僕にとって
このアルバムが出た時 ハード・ローテーションのLPだった。
テックスメックス、ハワイアン、アジアの一寸先に
彼が表現したかった音があったんだろうね。

 内袋に書かれた ライの長文のライナー・ノーツ
スコアとインプビゼーションの 葛藤が書かれていた。
写真には 見た事も無い 楽器。

だけど この時の映像を観ると
確かに ライがやりかった方向と違う事を
ワーナーは考えていたのが分かる。

だから ライは 失敗作と言うんだな。

だけど 大好きなのこのアルバム。

http://www.youtube.com/watch?v=3K6eSQkKh30&list=RD3K6eSQkKh30&index=1

2014年10月6日月曜日

ほ~ら Nobody know !

そんな事さ
誰も 知らない
誰も 見ない
誰も 喋らない


 
Nobody Knows!
 

2014年10月4日土曜日

カジハラって?

日本は 次々にいろんな ハラスメントが出てきて
ハラスメントだらけ。

在馬で お家に独りで居ると なんのハラスメントもありません。

で 昨夜は オムスパ、サラダ、オクラ入りスープ



 
 

2014年10月2日木曜日

俺は引き籠りか?と 夜の食卓に頭 打ち付け~♪

馬来西亞 最北部 銀輪部隊が上陸した街の
お客様に お邪魔した。
この街というか この州の日系企業は この一社だけ。
州都のこの街も ノンビリした田舎だが
イスラム政党が 州政府なので ちょっと堅苦しい街。
日本料理屋も 日本食材店も無い。
まっ ハッキリ言って 駐在には 厳しい街だ。

社長さんが
「これまでも 駐在した何人かは 
 ちょっと 心が壊れて 帰国した」
「やはり 駐在者の精神的な問題が心配になる
 泳いだり、ゴルフしたり、ジムで身体を動かしてくれれば
 まだいいけど 何もしてない駐在者がいると心配になる」

えっ 俺は在馬22年だが
泳ぐどころか、ゴルフを含め
まったく エクササイズなんかした事が無い。
ましてや 蝉も蜻蛉もクワガタも生涯 採りに行った事など無い。

「ハリラヤの長期シャットダウンの時に
 休暇中の予定を報告して貰うんだけど
 タイとか どっか旅行してる者の多い中で
 休暇中この街に居ると書かれていると
 引き籠りじゃないかと心配する」

う~ 俺は在馬22年だが
ハリラヤや中国正月とかの連休には
何処にも行かず 自分の部屋に居る。
部屋を出ても コンドミニアム内を徘徊するだけ。
普段の土日だって 他人に逢う事も 話す事も無いのだ。
俺は 心に病を持った 引き籠りだったのだろうか? 
まっ それは それでいいね!

今晩は ハンバーグ・カレー!

2014年9月30日火曜日

いい感じよ

とんぼの本で「つげ義春 夢と旅の世界」が出た。
つげ義春 デビュー60周年記念保存版。



小学生の頃 町内に変な本屋があり
昼も薄暗いけど 半分は 貸本が並んでいた。
既に 少年漫画は 月刊誌から週刊誌に移行してたと言うのに。

お小遣い帳に 消しゴムとか算入して
「墓場の鬼太郎」は その本屋で借りて読んだ。
その中に つげ義春もあった。
「ガロ」もその本屋で知った。
続いて手塚治虫の雑誌「COM」が創刊され
定期購読を親に進言した。 親には これは許容範囲だと思った。

が 「ガロ」は チョット許容範囲を超えそうなので
暫く 変な本屋で借りて読んでた。
貸すのが既に変なのだが。
なんか 翌月には 買い取りも出来た。

つげ義春の漫画は キリキリ タンタン チョット変だと進みながら
最終コマ 半頁一コマ 見開き一コマで 
ド~ンと 奇妙さを残しながら 訳が分から無い がっ ゾワッと心が揺すぶられた。

何度も 何度も 読み返して 数年が過ぎると
いつの間にか 大好きな つげ作品は「海辺の叙景」の最後の一コマになっていた。



で このコマにいつも 流れる音は 渡辺勝の「あなたの船」なのだ。

http://www.youtube.com/watch?v=g4GlqqaS9m4






2014年9月29日月曜日

私たちには物語がある

ここのところ 読み続けている 角田光代の書評(彼女曰く 感想文)

僕は 本が好きなのだ。
豪華本、単行本、文庫本、冊子、ガリ版刷り、カタログ、取扱説明書
どれも同じ手触り、読み触りの本は無い。
それは 小説でも 詩集でも エッセイ、ルポルタージュ、漫画
とにかく 言葉があるものが好きなのだ。
嫌なのもあるけどね。

ホールデンの事や 鴨ちゃんや ジョーや 武田百合子や
幾つもの本について 書かれている。

で お気に入りは長田弘の詩についてだ。
長田の詩について言及する前に
「猫に未来は無い」(長新太画)が出てくる。
このエッセイ集は 晶文社版を 中学生の頃に読んだ。
猫は 前頭葉が無い(小さい)から 未来を見る事が出来ない。
けっこう 衝撃的な話。

でもね 未だに 未来なんか 想像できないんだ 猫じゃないけどね。

で 角田さんは 「猫に未来は無い」に 結婚をイメージする。
僕は ふーんと思いながら 長田と同時代(?)の
詩人吉野弘の「祝婚歌」が 結婚式でよく読まれていると言うニュースを思い出す。
あの詩は テーマは好きだけど 詩そのものは好きでは無い。

できれば 叫ばず 長すぎず その言葉が出てきた前後も無いのに
言葉を読んだ時 ブワッと入って来る 詩が良いよね。

「どこへもゆき、
どこへもゆかない。
立ちどまる。」

さて 長田弘の詩集を 探そう!