2013年7月15日月曜日

あの頃の事を思い出す 俺は22~♪

大学がお家から とっても遠かったので
12県に跨って、2つの川を越えて
2時間強かけて 通学していた。

Many Rivers Cross!

2年生になった時に 独り暮らしを始めた。
6畳一間、風呂、トイレ、台所付きのアパートだった。
襖を外して 書庫とレコード収納 プレーヤー台にした押入れは
大家さんの階段が 見えていた。

電話も TVも 新聞も無い
扇風機も 冷房も 暖房も無い 生活
緊急の場合は 大家さん家の電話。

面倒見の良い大家さん
夕ご飯をおすそわけ
オーブントースターで作れるケーキとか
冷蔵庫で作れる チョコレートケーキをお返しした。

風呂の無いアパートに居た奴らや 飯を作れないカタワな奴らに
風呂代+夕食代を取っていた 100円だけど
月いちで 先輩後輩集めて Gabanのスパイスで作ったカレーパーティー
印度香を焚いて 食べた。この集会費は200円だった。
そして 研究室の助手の女子(おばさん)に お弁当を作って届ける日々。

そこは ドアにも 窓にも鍵をしてなかったので
だれでも 勝手に入って ボーっとしてた。
プレーヤーが無いのに LPを買った奴が入って聞いていたり
ゲロ吐いてる彼女を連れて来て 落としてきた物を回収するまで
預かってくれと来た奴。この娘には そのまま 風呂場でステイしてもらった。
帯状疱疹ヘルペスになったとクレームを付ける舎弟。
印度から帰ってこの部屋に来て 俺のコップで水を呑み 歯を磨いて
帰った後 コレラで収監された舎弟。
トイレには 学校から盗んで来た トイレットペーパーと
テルモのシリンジと培養地付きシャーレ。

このドアにカギが掛かっていたのは 不純異星交遊の時だけだった。

そんな Sweet Memories
 


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