2013年10月30日水曜日

神戸を散策し 鯖丼亭で呑む

朝食付きなので 朝食を食す。
日本のビジネスホテルの朝食は、下手な五つ星より 充実している。
生卵を置いている サンルートは 偉い!


さて 神戸を散策しようかね。
駅が三つしかない 甲陽線に乗った。
昨日は、播但線 マイナーな路線に乗ってばっかりだ。
mintに教えてもらった「ウラン堂」に行ってみる。
ギャラリー、アートとブルーズの本がある喫茶店。
珈琲を飲みながら 本を漁る。
ハウリング・ウルフ(EP盤付)とアンディー・ウォーホールの本を購入。
本屋さんで 山本直樹「レッド」5,6,7巻を発見。


 
ブラブラして、飛行機に忘れてきたPC用眼鏡を購入。
こないだ買えなかったRy CooderLive in Hamburg 1977」をGet
Keb’Mo’の「The Reflection」も見つける。


 
さてと やっぱり仲間を誘って呑もう!
鯖丼、browneに声をかける。
そしてmintも誘う。今夜も二人で歩かないか?

なんと ホテルから2分の処が鯖丼亭だった。
browne2週間前吉隆坡でデートした大塚さんと
串カツ屋で呑んでから 鯖丼亭に行く。

数か月振りに仲間と他愛も無い法螺話をし、Gubi Gubi呑む。
良いよね こんな夜があっても。Such a Night


 
そんな至福の記憶を抱いているせいなのか
帰馬機中で 花村萬月「ウエストサイドソウル」を2回 読み、
2回とも ラストで涙ぐんでしまった。

豪華公寓に戻り KIXで購入した蓬莱本店の焼売と豚マンを食べ
 

愛おしい仲間の事を想い 幸せに眠った。

mintに手を引かれて 神戸を彷徨う

昼夜拘束予定の副業業務が初日午後6時で終わってしまった。
後は 三ノ宮のホテルに戻るだけだ。
次の日の予備日も 完璧に空きとなった。
Oh これは これは 丁度良い。

神戸っ子のmintに ご案内してもらいましょうねと
夜の散歩をしないかねと誘う。

mintに手を引かれて 三ノ宮周辺を彷徨う。
元町も 南京町も すぐ傍なんだ。
こじんまりとまとまった街だ。

呑み屋で いろいろなアテで呑む。
松茸土瓶蒸しが美味しい。

蕎麦屋で呑む。

河豚の一夜干しが旨い。
ここの蕎麦そのものは 関東者でも納得できるが
う~ん 汁が甘い!

そして 閉めたと聞いていた「Last Waltz」に行く。
ポール・バタフィルード、デビット・ブロムバーグ
聴きたかったLPは無かったけど 楽しく憩う。

神戸っ子 神戸で生活したいらしい。
余所者 in 馬来西亞の俺には
元々 地域の帰属意識が無いのだ。

いつだって 住んでる場所は 寓なのだ。
でも そんな俺も 
どこに行っても 楽しめるんだよ。 

素敵な時間を ありがとね mint
 


2013年10月19日土曜日

Jangle Roadを走り抜けた先には

KulimからKLに戻る。
渋滞と取締り情報の為に ナビを入れると
高速一本槍では無いルートを言って来た。

これは 10年以上前に一度だけ 走ったJangle Road
Kulimから45km位走って Jawiで南北ハイウェイに入るルート。
ナビの所要時間は、高速一本槍と変らず3時間半だ。
久し振りに 走ってみよう。

十字路が無いから 悪魔と出合う事も無く
ブルーズの為に 魂を売る事は叶わない。
一本道だけど クネクネ道。

道の両側は パーム椰子プランテーション。
道はガッタ ガッタ!
時折 現れる集落 ここにも人が居る。

そんなJangle Roadを走っていると
視覚は 木漏れ陽の道を捉えながら
思考は 少~しだけ 内側に向かう。

夏の始まりの記憶
秋の始まりの記憶
アイス珈琲、よく冷えた白ワイン、冷酒と御鮨
夏の木洩れ陽と緩やかな風。

Jangle Roadが終わり そろそろ ハイウェイに乗るところ
道の向こうには 至福の時間が待っている。 

2013年10月15日火曜日

少し遅く起きた朝は@Lucy Stall

今日は犠牲祭で祝日。
夜寝るまで 誰にも会わず 誰とも話さないんだろうな。
少し遅く起きた朝から 人恋しくなって
5㎞離れた Lucy Stallへ 朝食を食べに行く。

 
Lucy Stallは、リンクハウス(長屋)の角地
自分のお家で営業している。
駐車スペースが 厨房。テーブルは お庭。


注文しようとすると Lucyの息子(多分)から
「日本仔 炒板麺と炸水餃だな」と言われて
「はい そうです御主人様」と答える。

隣には 小さな娘二人を連れた夫婦が
湯板麺を食べている。

今朝は少し 肌寒いから
ほんとは湯板麺の気分だったんだよ 御主人様。

幸せそうな若い家族の横で
炒板麺、肉汁が閉じ込められた炸水餃を 独り頬張る。

 
 
スライドギターが効いた 名前も知らない華人の唄が流れてきて
ゆっくりとChina Teh Panasを飲む。
暑かった秋の始まりの事を思い出しながら…….
 

金を払い 店を出る背中に親父が声をかける
「日本仔 また来いよ!」
話ができて 良かったよ 御主人様。

2013年10月10日木曜日

林亭「夜だから」を聴きながら


 
林亭を初めて聴いたのは
74年か75年のホーボーズコンサート in 池袋シアターグリーンだ。
林亭の噂は その前から知っていたけど 聴く機会は無かった。

加川良だったか 1310師匠だったかの前に出てきた林亭。

ニヒルにとつとつと喋り 唄う佐久間順平
喋りなしで ウィーン少年合唱団の様に 唄う 大江田信。

林亭が 好きになった瞬間!

耳に残っている 記憶だけだけど
73200枚限定の「夜だから」を聴くと
たった一年か二年で 何かが違う。

大江田信のボーカルは 変わらない。
佐久間順平のボーカルやギターが違うのだ。
特に 金子光春の詩の「さるまたの唄」は
記憶と遠く離れている。
「ホーボーズ」で聴いたのは もっと渇いていて
唄い方も違っていた。

あの時聴いて 林亭を記憶に入れた
「さるまた」は
まさに「岸づたいに行く女の子を かまわず追いかけろ
それが 君の革命なのだよ!」
と 佐久間順平の声が届いた 瞬間。

そして このジャケットは
神田「さぼうる」
あの頃 神田の古本屋で本を漁り 
本を持って 「さぼうる」で珈琲を飲み
お金があれば カレーを食べながら
団精二訳のコナンを読んだの あの頃。

夢を見ている頃 を過ぎても まだ 夢を見ている。
 
そんな事を思っていたら パスタソースを焦がしてしまったよ!
 

2013年10月9日水曜日

禁煙をめぐる冒険 或は徘徊路地の巡礼 第二日目


朝起きて 禁煙体操後 朝食。
御飯、味噌汁、納豆、漬物を食す。
 

食後の禁煙体操後 3時まで 監視人付き自由行動。
30分徘徊し 美容室で髪をカット。そして徘徊。

途中 貢物のお財布を受け取る ありがとう 私のよゐこ。

 
2件のCD屋さんをハシゴし、いくつかのCDを購入。
 
 
一軒のCD屋さんでは、こんな人とあんな人のCDが仲良く並んでいた。
 

天麩羅屋で昼酒 ざる蕎麦付きとした。
 
 
天麩羅の出てくるタイミングが良くない。
しかも お通しが大根おろし!
アテにせず おろし蕎麦にしたが ピクリとも辛くない大根おろしだった。

 

ヤクと新米を購入して ホテルに戻る。
で 禁煙講習会、禁煙体操に明け暮れる。

スーパーで買ったハムとタイサラダで飲酒。
不思議な事に 煙草を吸いたいと思わない。
で 禁煙体操をして 寝た。

翌朝 最期の禁煙体操をして、サラダとコーヒーの朝食。
監視人さんに預けた煙草とライターを返してもらい 体験入門終了。
無事48時間の禁煙を完了し、監視人に挨拶して空港に向かった。

トーゼンですが 空港の喫煙室に直行した。
短いお付き合いだった監視人に妙な愛着を覚えながら
偶には 禁煙もいいかもしれないと思った。

馬来西亞に戻り 空港の喫煙室に貼ってあったポスターに
喫煙が及ぼす 体各部の害が描かれていて
ある部分には EDと記載されていた。フムフム なるほど。

と まぁ 邯鄲の夢でした。