「就職しないで生きるには シリーズ」の第一弾。
もう32年も前の1982年が初版だ。
この本が出る数か月前の 2月末に
成り行きで就職してしまった。就職する前に この本を読んでいたら
就職しなかったかもしれない。
この初版は 大宮倉庫にあるのだが
ちくま文庫版には ボーナストラックが付いていたので購入した。
中国正月二日目の午後
ベッドでゴロゴロしながら 読んだ。
32年前にも思った事だけど
この本では 見事に音楽の事は全く語られていない。(本屋さんだからね)
ひたすら 出版流通業界に対して
ウダウダ言う。(本屋さんだからね)
立ち読みと変な客を嘆く。(本屋さんだからね)
就職しないで生きようと思う人の
心を挫いてしまう本に思えてきてしまう。
で 最終章 書店日記の最終行の言葉は沁みる
「みんな同じ人間であり、同じで本である」そして ボーナストラックの8章
「僕は恋をした。僕は再び歌を作るようになった。」
良い言葉だ。
柴草玲とのコラボが Hだ!
あのころ本屋に憧れたことを思い出しました
返信削除見つめる前に跳べば良かった
ボーナストラックは新しい発見があったんでしょうね
ついでに,20代の1月に伊勢の海に落ちて,ずぶ濡れで近鉄特急に乗ったことまで思い出してしまった
お春ちゃん
返信削除ボーナストラックでの発見の会は
恋だね!