2014年4月30日水曜日

奈落に堕ちよう!

百年位前に 或るスコットランド人が 妄想して
馬来西亞で 城を造ろうとした。

 
地下にワインセラーとか 
女中部屋とか プレイルームとか
妄想途中で 彼は この世とおそらば。

15年前に行った時は 立ち腐れの城だった。
今は入館料も取るし(馬来西亞ん5RM, 外人 10RM)
修復もしてるし~!

惹かれるのは 馬来西亞で一号機のエレベーターになるはずだった
リフトシャフトだ。
彼が亡くなったので 城の建築は止まり
出荷寸前のリフトは キャンセルになった。

このシャフト 
飛び降りると 明り取り毎に 眩しい緑を見ながら

 
奈落に堕ちる事が出来るんだよ!
 
 

2014年4月28日月曜日

休肝日における エロリストの妄想について

みうらじゅん著「人生 エロエロ」を読了。
連載しているのが「週刊文春」だからか
ウ~ン なんかな~ あまり オモエロでは無い。

休肝日なので お酒を呑まずに
素面で エロとは?と考えてみた。

あんな事や こんな事 そんな事と
いやらしいことを妄想しているうちに
もしかした あのような事も出来るのではないかと
妄想のいっぱいは もういっぱいを呼び 
この妄想は続いていく状態がエロではないのか。
そして エロは チョット可笑しく チョット悲しい。

実現してしまうとエロではないし
下手したら お縄を頂戴してしまう。

そんなエロを的確に表現してくれているのが
ひさうちみちおでは ないだろうか。
漫画は勿論だけど 秀逸なエロ妄想の表現は、
「ひさうちみちおの妄想辞典」「色単」等の
エッセイとイラストだ。
チョット可笑しく チョット悲しみのエロ満載。

ここまで妄想するか!と尊敬してしまうのは
「ひさうちせんせの人生ノ相談」から始まった
人性相談「ひさうちせんせ」シリーズ。
現在は、関西の食月刊誌「Meets Regional」で
「ひさうちせんせのちょっとHの学校」を連載されておられる。

私は 「ひさうちせんせ」の様な妄想エロリストになりたい。
 
 

2014年4月26日土曜日

定点観測 in 吉隆坡

Same Old Refrain
朝の徘徊、お洗濯、お掃除

昨日は、赴任者の歓迎会で呑んだ。
一昨日は振り替え休肝日だったが
身内に良い事があったので呑んだ。

振り替えの振り替えで 今日は休肝宣言!


咖哩麺

2014年4月24日木曜日

To Lose One’s Way in Penang

檳城島の道は、一方通行の道が 複雑にこんがらがっている。
狭い一通の道に入り込むと グルグル周っているだけになる。
ナヴィが無い頃は、勘が頼りだった。
ある同僚なんか 朝ホテルで別れた後
半島側のフィールドアスレチック会場に現れず
檳城島から脱出するのに 4時間も島で徘徊していた。

その頃 檳城島で道に迷った時の鉄則は、
早いとこ 2車線以上の道に出る、
フェリー乗り場と檳城ブリッジのサインボードを見つけたら
そのダイレクションどおりに 進むのだ。

今年になって 突然 一方通行に替わった道が増え
分かりづらいので危ないのだと 檳城在住20年の舎弟が言っていた。

SNSのナヴィは そんな傍若無人な道路変更にも
即座に対応していた。
今回はジョージタウンから離れた
北側のリゾートホテルだったので ちょっと不安だったけど。
おかげで 道に迷わなかった。

 
浜辺で朝食を

2014年4月21日月曜日

想い惑い また想う

BCスピリッツに連載中の
望月ミネタロウ「ちいさこべえ」(原作:山本周五郎)が良い。

前作の「東京怪童」位から 
言葉が少なく コマ割りが大きくなり、
女性の体が普通にふくよかになって来た。
作品の表現力が以前より 豊かになったと思う。

今週号の「ちいさこべえ」 この見開き頁にはガツンときた。



三つのコマ 特にブンブンのコマが最後のコマに繋がり
頁最後のコマ全体が 「りつ」の「想いと惑い」を伝えてくる。
こんな一コマに出会うために 漫画を読み続けているのかもしれない。

このコマを眺めながらLittle FeatMissin’ Youを聴いたよ。

2014年4月19日土曜日

定点観測 in 吉隆坡

徘徊、洗濯、お掃除完了。
珈琲を淹れて飲む。
今週の反省を少しだけして 
休肝日明けの今日 何時から呑むか考えている。




2014年4月17日木曜日

満月の夜 吠えながら生まれた男

一昨日の満月の日が 俺の生誕日だった。
音も達、仕事関係の人達から
生誕快楽!とメールやメッセージを頂いた。

皆様 ありがとう。
嬉しさのあまり 酔っぱらってしまった。トホホ。

前日は酔っぱらっていたので 
家族からメールがあったのかどうか気づかなかった。
あったような なかったような?

で 次の日になって家族から メールが届いた。
倉庫番の娘
「ゴメン 忘れてました~」
倉庫番の娘の母
「火曜日と水曜日を間違えてました~」
両親から
「昨日が お前の誕生日だった様な気がする」
ヤレヤレ。

一日遅れでも 思い出してくれてありがとう。

これまでは 
「煙草と酒は 男の甲斐性」とか言っていたが
これからは 愛する人の為に
月と金(時々振り替え木)を休肝日とし
呑む日は 酔っぱらわない様にしよう
音も達と居る時は 禁煙にしようと
満月に吠えてみたよ!

フムフム。
 

2014年4月13日日曜日

「愛のゆくえ」リチャード・ブローディガン著

原題は「The Abortion : An Historical Romance 1966
「堕胎:1966年 歴史的なロマンス」
この小説を最初に読んだのは 1975年で 新潮文庫版だ。

吉隆坡の紀伊国屋で いつもの様に
素敵なのに 誰も買わない本を拾うために
ハヤカワの棚をさぐっていて 見つけたよ。
2002年に再刊されていた。

私家版の本を置く図書館
他の社会に関わらず そこに棲む図書館員の男(わたし)
男が 愛した 完璧な身体の女ヴァイダ
二人は 堕胎の為に メキシコに旅する。

そんな ちょっとした旅と回帰のお話し。

終章で ヴァイダがターンテーブルに乗せたアルバム「ラバーソウル」
「誰が唄ってるんだい?」とわたし
「ジョン・レノン」とヴァイダが答える。

英国盤なのか 米国盤か分からない
わたしが聴いた曲は
それは「Norweisian Wood」かもしれない
なぜか 今でも「Run for Your Life」だと思っている。

2014年4月12日土曜日

定点観測 in 吉隆坡

きっちり 全てのルーチンワークをこなした
と言いたいところだが
使っていない二部屋とバスルームのお掃除はお休み。


ロティチャナイ、テタレ

2014年4月11日金曜日

久し振りに思い悩む事がある

今回の日本潜入の最大の目的は、
人間ドックで検診する事だった。
で、検査結果が無遠慮にやって来た!

想定内の一つの内臓以外は、全くの健康状態で
仄かに憂慮していた 頸椎、腰椎は 
一部に軽度の狭窄が認められる程度だった。
まずは無問題って事だ。

想定内一つの内臓とは、肝臓だ。
アルコール性肝臓障害の疑いがあるそうな。
最後に健康診断を受けた十数年前は、
休肝日を設ける様にと注意された程度だった。
胃の手術後2週間 断酒した年だったけどね。

これを機会に休肝日を週に二日ほど設定する事に決定した。
で 久し振りに思い悩む事は 休肝日を何曜日にするかなのだ。

土・日を休肝日にしてしまうと
一日が長くなってしまうから休肝日に設定できない。
となると月~金のいずれか二日となる。

月・火 週始めはイロイロと仕事上のストレスがあるから
お家に帰ってから心を緩めたい。
火・水、水・木 週末に向かって気持ちを高めたい。
木・金 やっぱり 休み前にはと決め込みたい。

困った事に候補日が皆無なのであった。

困ったと言っては 呑み~
思い悩んだと言っては 呑む~
腫れ行く肝臓に涙して
酒呑み族はたまらない といった具合で
一年365日呑む~
Respect 高田渡 & 中島らも

2014年4月10日木曜日

Blue Sprit Blues

夕べ私が死んだ 嫌な夢を見たんだ~
と唄ったのは 浅川マキだ。

昨夜 俺は 嫌~な夢を見たんだ。
それは こんな夢だった。

なんかのパーティーがあるから
俺は 飛行機で 日本()に行く。
飛行場で 出口が分からない。

あっちこっちウロウロしていると
パーティーの参加者が居る。
そのまま パーティーに突入する。
知った顔もあれば 知らない顔もある。
ブラブラしてると 皆が俺に抱き付いたり
かまってくれる。

そうこうしてる内にパーティーが始まった。
パーティーは 偶発的な演劇手法で進む。
皆は役に応じて行動し
役を振られていない俺だけ 右往左往。
暫くすると 参加者全員 俺だけを異物扱いし始める。
あるグループから はじかれ
あるグループから 批判され
俺は 不快だから もう帰ると言い
自分のキャリーバッグを探すが 何処にも無い。

参加者からはお前をハブにするのが 台本なのだ 
お前のおかげで パーティーが台無しと罵られる。
どーも このパーティーは 犠牲者を決めて 遊ぶゲームだと認識した。
そして このゲームは 主催者が 犠牲者に御言葉を与える儀式で終わるようだ。
主催者が出てくる時 俺は それは違うだろうっと 叫んで夢は終わった。

夕べ私は死ななかったけど 嫌な夢を見たんだ~!