アジアの片隅 俺の所に 5,6年前から 一通だけ年賀状が届く。
高校3年のクラス会幹事からで 今年も郵便箱にひっそりと
入っていた。
俺達の高校は 東上線上板橋の私立男子校だ。
自称進学校で 40数年前は 受験倍率15倍?!
まっ 滑り止めなので 定員の3倍以上の合格通知を出す。
で 俺達の時は 学校側の予測を裏切って900人強が入学してしまった。
ベビー・ブーマー世代でもないのに 一クラス50人強。
最終学年 我々はP組で 出席した事の無いクラス会は 3P会と言う。
そのまんまだが なんちゅう会名だこと。
素敵な学校で 当時は中学と予備校(市ヶ谷)が併設されていた。
中学上がりの奴等は 中高予備 7年以上一貫教育だ!
予備校の講師は 高校の教師。我々にとって無意味な予備校だ。
そして 周辺には多数の女子高 豊島岡、十文字、滝野川、淑徳、家政、豊山
ちょっと行くと ムサジョ、ムサビ女子 なんとも素敵な立地条件!
一学年に900人も居れば ちょっとした人生の縮図だ。
ボンタン 長ランで 軟弱公立のチョンバックを狩る奴等。
でも こいつらのチョンバックには マメタンと大学への数学が入っている。
ひと月に2,3回しか顔を出さない奴等 今の登校拒否や引き籠りと違う
街歩きと雀荘通いで忙しいのだ。でもZ会の通添は 欠かさない。
フケル時は 部室裏の急斜面を駆け下りるのだ。
そして 何人かは 転げ落ちて 骨折した。フケルのも命懸け!
ま○引きや校内お○引きの戦利品は 教室でセリにかかる。
間抜けな奴は 自分のリーガルを買い戻すしかない。
暖房が無いので 我々の越冬対策は 白金カイロ、グンゼの男子パンスト、膝掛けだ。
素肌に白金カイロを付けた馬鹿は 低温火傷!
暴風雨の中 化学で居残り
家が心配だから帰るが お前は答えを出してから帰れ!
先生は脱兎の如く帰り トーゼン 俺も脱兎の如く逃げた。
で 先生のお家は流れた。多摩川決壊だった。
そんな馬鹿高校のマブダチと呑んだのは もう25年以上前
バブルが弾けて 奴は行方不知だ。
マキちゃん ありがとう
男だけどね
0 件のコメント:
コメントを投稿