2016年5月31日火曜日

俺の靴を踏んでくれ!

俺のブル―・スエード・シューズ踏むんじゃね~よ
何をしたっていいけどさ
その足を俺のブル―・スエード・シューズから どけてくれ~♪

届きました 新たなフット・ギア My PPEがさ!

先ずは DIADORA Utility + Boa Mockingjay
特徴は リールで全体的に足にフィットする様に締める事が出来て
ロック状態でも 少~しづつ緩める事が出来る。
そして 撥水仕様なので 濡れる事が無いの。


で DIADORA Utility  Thunderbird
特徴は 靴底サイドのチャッキが通気はしても 水は入らない構造。 
通気は靴底に抜けるので 蒸れない 足臭くない!



両方共 先芯樹脂製だ。
かつて RED WINGのワークブーツを愛用していたけど
先芯は鋼鉄製。
このワークブーツで飛行機に乗れたのは 20年前の事
今や ゲートで鳴るし 編み上げを脱いで 履き直すのは面倒だ。

で この先芯 静荷重1tonに耐えられる
分かり易く言うと 象が乗っても 壊れない アーム筆入れだ!

これなら 普段履きでもダイジョーブ!

但し書きがあった この靴はスポーツには不適ですと
心配しないで 良か スポーツしないし。

俺の足を踏んでくれ!


2016年5月26日木曜日

Midnight Rambler

夜中のフード・コート
其処には 誘蛾灯に誘われる 人達が居る



 

寝る前 ほんの少しだけ 彷徨う 夜の貴公子をきどって

もう一晩 お前と

あれから どのくらい 経ったのか?
君と出合ってから

君が久し振りに この国に来て十日間位の間
俺は不在な日が続いていたけど
週末は 一緒に過ごし
今晩は 最後の夕食を二人で 過ごしたね。

まったく酒が呑めない君を 運転手替わりにした
この国での 2年間や
東京や 与野や バンコクで呑んだ夜がある。

酔っ払いの俺と
ジュースだけで酔う君

馬鹿話も 真面目な仕事の話も
妙に シンクロするのが 好きだよ。

タクシーに乗った君を見送って
屋台で麺を食べ
俺は ブラブラ歩いて 帰った。

次に逢える事があれば
もう一晩 お前と 遊ぼう!


2016年5月15日日曜日

そして 僕は 途方にくれる

大好きな舎弟を ホテルからさらい
ルーチンワークの後で
Doragon iから出前を取って 昼酒。

舎弟の嫁と すかいぷ すかいぷ!
相変わらず 可愛い 嫁と 愛を交わし
アドレナリンは Max値。

舎弟とセッションしようと
お前は これだと
まずは ヤイリのエンジェルを出す。

そして ぎるどde四十嬢を出す。
あのね この娘は 1973年生まれでね
と チューニングを始める。

とっ とっ
バキッ バキッと悲しい音がした。

ふと 眺めると
ぎるどde四十嬢のブリッジが浮いている。
あれ あれ。



そして 僕は 途方にくれる!





2016年5月11日水曜日

I Shall be Released!

十何年も馬来西亞で苦楽を共にした六歳違いの兄貴から
今日メールが届いた 俺と 檳城の舎弟宛てに
六月の株主総会で 退任すると。

俺と舎弟は この兄貴と
引退生活を馬来西亞で過ごしている 叔父貴は
感謝しても しきれない恩義ある 二人だ。
この二人に惹かれて 俺も舎弟も
所属していた会社を辞め
ここにいることにした。

兄貴の家族が来馬するまでと
家族が帰った後の 数年間
俺が作った夕食を摘まみながら
ほぼ毎日 一緒に呑み
馬鹿話やら 真面目な話やら
時には 技術的な事で喧嘩をして過ごした。

兄貴が 日本に帰ってからも
関東に出張する時は いつも一緒に呑んできた。

本社から 出向して来る人は ドンドン 代わり
情報の共有とか 戦略的受注とか
管理だとかの輩ばかりで
もはや 同じ釜の飯を食い
共に戦う意識も 俺には無くなった。

大分 時は流れた
もう 俺は 俺自身を 解放しよう。





2016年5月10日火曜日

立ち食い蕎麦を食べたい夜と朝の間に

日本に戻ると 立ち食い蕎麦が食べたくなる。
できれば かけそばでは無く 少しだけ贅沢をして
天麩羅(掻き揚げだけど)蕎麦に 玉(温玉でも)を落としてね。

日本を北から 東から 西に移動すると
立ち食い蕎麦屋の看板や暖簾が
「そば うどん」から「うどん そば」と変っていく。

その分岐点は 中部辺りだ。
名古屋では 立ち食いきしめんが 協調され
新幹線のホームや 
もう無くなってしまった 名鉄構内のきしめんは美味しかった。

きしめん文化を通過し 大垣辺りは まだ「そば うどん」だ。
そこから 西は「うどん そば」だ。

さて 短い大阪滞在で
二度 立ち食い蕎麦を食す。

一度は 新梅田食堂街で
ワカメやら なんやら 蕎麦を覆いつくすように
頼んでいない具が 乗っているけど
申し訳ないが 過剰です。
汁は 甘いので 七味を 思いっきり テンコ盛りにした。

一度は 三宮で
前回も失敗したのに 学習せず
天麩羅そば 玉落ちを頼んだ。
天麩羅は掻き揚げだけど
な~んにも 具が無い 粉揚げだ。
すいません それって 掻き揚げ状のタヌキでは。
ここでは 儚い具が入るのは 掻き揚げと頼まなければならない。

そして チョットだけ パンチが効かない汁で フカフカの蕎麦を食し
完食して 関西にしてはビックリの お互い話もしない
オバちゃん二人に 御馳走様と言ったが 
おばちゃんたちのリアクションは 無かったので
寂しく帰った。

俺は 40年以上前に 池袋 立ち食い スナックランドで
初めて きつね色の出汁 関西ウドンを食べ 感激した。

できたら 関西で 真黒な出汁の立ち食い蕎麦を食べてみた~いよ。







2016年5月9日月曜日

顔と頭のでかい男と再会した2016年子供の日

俺と正反対の容姿と体型をしている
男に初めて出会ったのは 10年以上前だ。
その時 京都の旅館で
まるでブックエンドの様な 不思議夫婦が居た。
ワタシら山崎から 来たんです。

山崎?良く分からんが 秀吉が中国地方から
取って返した 山崎の合戦だから 
多分 兵庫のズット ズット向こうからやって来たんだな。

夫は 寡黙で 少しだけ ニヤニヤしているが
顔と頭が 俺の百万倍の大きさだ。

妻は ・・・・・だ。

先日 ハルイチで その夫と会った。
大阪のおばちゃんbが 轢いたブルーシートの上で
俺達は マッタリしていた。

ふと 俺は 俺の足をジット見ている 視線を感じる。
数時間 俺の葛藤は続く
足フェチだろうか?
俺の足の小指の爪は キュートなのだ。
お舐めっと声に出すその時

この靴と同じの探してるんやけど
見つけられないんやと 永遠の時間で
寡黙な男が言う。

なるほど この男とは
靴は ティンバーランド愛好者(先が尖った靴が嫌い)
眼鏡は 丸眼鏡兄弟。

愛してるよ 「さっく・・・」おっとっと
その ヘルメット頭に限りない愛を!


ウメちゃん 可哀想!

2016年5月8日日曜日

"Our Little Sister" on Flight Cabin

「カリフォルニア物語」 以来 吉田秋生は 大好きな漫画家だ。
機内上映のメニューを眺めていると
"Our Little Sister"が これは「海街 diary」の映画だとあった。

吉田秋生の作品の中では 唯一「ラヴァーズ・キス」に 寄り添う様な作品だ。

鎌倉の一軒家に住む 三人姉妹に
何処かに行ってしまっていた父の訃報が届く。
三人姉妹は 父が残し 其処には居ることが出来ない妹に出会う。
そして 妹との四人姉妹の生活が始まる。

鎌倉の丘と杜と海で 物語りは 淡々と紡がれていく
姉妹それぞれの想いと共に。

この漫画(映画もね)で 呼びかけてくるのは
情けなく 何処かに行ってしまう 人と人の繋がりだ。



吉田秋生は 是枝「海街dialy」に ちょっとくやしいとコメントしている。
俺は 是枝監督には 一言ある
さきねぇーは 炊飯器の釜では お米を研がないと思うよ。

「おとーさんは 駄目な人だったけど 私達にすずを遺してくれた」





2016年5月7日土曜日

MINAKO Standing on Haruichiban

1972年の春一番以来
44年振りに吉田美奈子が 春一番のステージで 唄う事を知った。
一生 春一番は 行かなくてもいいや と思っていたけど
俺は 有休を取り 航空券を買い 行く事にした。

ナオユキの イカれた スタンダップコメディーの後
澁谷毅オーケストラが登場!
1,2曲 ビバップが流れる中 袖に吉田美奈子が現れた。

俺は 人が集まっていない 舞台砂被りに ニジリヨッった。
美奈子のヴォイスは 演奏と空間を 浮遊する。

遠くで 過ごしながら
この瞬間は近くに居るのに
分かり合えない事や
分かりあわない事

春一番の風は スイングする美奈子の服をはらませながら
綿帽子が 音楽堂の天蓋に 舞いあっがっていく
美奈子の声も 天蓋に上り
クルっと 回り 反転し
ユックリと ユックリと
俺達に舞い降りて来たのかもしれないね
まるで 天使が 降りてくるように。