さて 最近ゾミアとパレオアジアを知った。
ゾミアの概念は J.C.Scottが2009年の自著
「The Art of Not Being Governed:
An Anarchist History of Upland Southeast Asia」で展開した
アジア山岳民族は 正しい無政府主義者集団との主張だ。
国や文明を拒否した 民族集団と規定した。
フムフム。
パレオアジアと言う概念は2017年に
モロッコの遺跡で30万年前の現生人類の化石が発見された事に伴なって
アフリカ大陸で発生した新人(ホモサピエンス)が
旧人(ネアンデルタール)と接触しつつ
アフリカから拡散した新人集団が アジアで どんな接触をし
どんな継承をしてきたかを文化人類学的、民俗学的に検証する試みだ。
フムフム。
北アジアの民族集団 が大陸部では 南と東に移動する傾向があると
オレは考えている。
一方で ポリネシアンは 北と西に移動する傾向で
接触しながら 融合をした 多数民族がマラユだ。
インドネシア、ボルネオ(カリマンタン)、スマトラから
移動したマラユは オラン・アスリーを森林に押し込みながら
森林と海が隣接した領域を我物にしたのが マラユだ。
何もしなくても バナナやらが
海では 魚が手掴みで
鶏も その辺を歩いている。
農耕民族や狩猟民族とは 違う 労働をしなくても
そこにある物で生活が出来る。
さてと この国の政策で「ブミプトラ(土地の子)」がある。
申し訳の様にオラン・アスリーを加えている
地元民優遇政策だ。
いろんな国でも いまだに人種優遇政策を取っている国がある。
その政策は強者が弱者をイジメる政策だ。
がっ ブミプトラは違う
ぼくら働かんけど 他の民族が働いて 税金を納め
ぼくらを食べさせてねっと。
だって 勤勉や労働が 好きじゃないねんと。
持てる者は 持てない者に何を分け与えるのか?
持てない者は 持てる者になにを分け与えるのか?
微笑か?
もう少しだけ ゾミアとパレオアジアを読み解こう。
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