塩崎省吾著「焼きそばの歴史・上・ソース焼きそば編」と
近代食文化研究会「お好み焼きの戦前史」ソース焼きそば章を読了す。
この二者の共通論考は ソース焼きそば成立は いつなのか? 何処で?どう日本各地に伝播したかだ。
曖昧なテーマを 科学的論文手法で 読み解いている事に驚愕する。
この二者が 文字焼き(もんじゃ焼き)、お好み焼き(ドンドン焼き)とのソース焼きそば誕生に 着目している 点に 激しく反応する。
いつ成立し 何処で それは 邪馬台国は いつ、何処に有ったのかの学術的論争に酷似している。
長らく お好み焼きとソース焼きそばは 発祥 戦後、関西説が唱えられてきたが 誰も論証しない 都市伝説的なものだった。
とても 疑問に感じていた。
ここに初めて あらゆる文献、資料読み込み、聞き込み、を行ったのが この二者だ。
ワタシは ソース焼きそば史に おいて この論文を高く評価す!
そして もう少し ホンノ少しだけ 踏み込みたい研究がある。
ソース焼きそばの具。特に紅生姜と青海苔は どこで いつ 結びついたのか?
そして ソース焼きそばは 何処から来て 何処に行くのか?を解明せにゃなるまいて。
カツブシも良いですよね
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