2010年3月30日火曜日

馬来西亞ニュースこぼれ話

馬来西亞の性風俗産業従事者の外国人女性達が、配偶者ビザ受給の為に、
馬来西亞男性と結婚しているそうな。
外国人女性は、馬来西亞男性に月額最高5,000RM(約150,000円弱)を支払っている。
因みに、馬来西亞女性と結婚した外国人男性には、配偶者ビザが発給されません。
4人まで妻帯可能な宗教の男性なら、月20,000RMのサイドビジネス。

7,8年前に副業業務で 半年位 中国福州に居た事がある。
経費節減もあり、馬来西亞華人スタッフとコンドミニアムを借りていた。
オーナーは、まだ三十代半ば位の女性だった。
総経理がBoss権限で分捕ったマスター・ベッドルームには、
温泉が引き込まれたジャグジー風呂・トイレがあり、オマケでオーナーの服等もあった。
それなりに高そうな3LDKコンドミニアムだ。オーナー 金満家なのね。

契約切れ近くの或る日、 
自分の女性友達と夕食を一緒にどうかってオーナーから電話があった。
オーナー、御友達、総経理、馬来西亞華人の女二人、男二人で会食。
華人の通訳(中英)で、馬来西亞や日本の話をしながら四川料理。
隣に座った御友達が総経理の腕を取って何か言ってる、でも通訳してくれない。
「ちゃんと通訳しろよ」と華人に言うと、「Bossこれは言いたくないよ」って。
そして 広東語と客家語は分かるけど、福建語と北京語は不得意な振りを始めた。
20年近く一緒に業務してるから、彼が客家なのは知ってるし、福建語喋れる事も、
昼間は 現地スタッフとマンダリンで話してる事もさ。

で 無理矢理、通訳させると、
「日本で働きたいから、私と結婚して、日本に連れて行ってくれ。
お金も払うし、一緒に住まなくてもいい。もし差し支えなければ、・・・も。」って。
で、女性オーナーと御友達は、ニコニコと総経理を見ています。

三十代半ばの女性オーナーが
コンドミニアム購入資金をどうやって貯めたのか、分かった様な気が・・・。
酔った振りをして、華人と二人 早々に退散しました。

そんな古い記憶が甦った晩ご飯

自家製スープと打包の水餃
打包の醤油鶏
打包の豚皮カリー

これから お使いに。

2010年3月27日土曜日

「RED MEANS STOP !」

馬来西亞地元紙The Sunで、最近こんなキャンペーンを行っている。







「赤信号の意味は、止まれ!」 そりゃ そうだ。
無謀な運転を見かけたら、メールで送ってね!って書いてある。

そして、その横に 読者からの報告写真が掲載されている。
信号無視で右折した車がバイクにぶつかりそうになってます。
で、バイクの運ちゃんは、ヘルメット被ってません。
この読者 一石二鳥のスクープ!

先日は、ナンバープレートの番号がバッチリ写ってました。

「RED MEANS STOP !」
とても 基本的なキャンペーンです。

だって、ここでは いろんな運転マナーがあるので、
次々とキャンペーンが張れまっせ!
「RIGHT (LEFT) INDICATER MEANS GO RIGHT(LEFT) !」とか、
「DON’T REVERSE ON HIGHWAY !」とか、
「DRIVER NEED LICENCE !」とか、
「POLICE WANT MONEY !」とかネ!



今日の夕飯は、手抜き。
味噌汁、禁断の卵がけご飯、サラダ。

2010年3月25日木曜日

今宵も同じ店で

吉隆坡で唯一の 立ち呑み屋「スタンド・ヒロ」に行く。
ここは、ツマミが無くて、日本酒(富山銀盤)のみ。杯は小振り。
大将独りでやっていて、純粋に お酒を呑む所だ。
大将は、何やら 忙しそうに調理しているが、賄いを作っているだけ。
気が向いたのか、多すぎたのか、時々 賄いを出してくれる。
今日は、シャウエッセン炒めと自家製お漬物だった。
いつも無口な大将だけど、毎日 通っているので、会話が無くても、心が安らぐ。
でも 調理中に 時々吠えたりする お茶目な大将。
4、5杯呑んで、スゥィング・ドアを押して、店を出る。
銀盤一杯 9RM(約270円弱)、シャウエッセン炒め 10RM(約300円弱)、
漬物 2RM(約60円弱)


スタンド・ヒロ」から歩いて五歩程、和洋中亜料理の「支那竹林亭」で食事をする事に。
日替わり定食一品のみ。ランチョン・マットが素敵な店だ。
ここもマスター独りでやっていて、酒も日本酒(富山銀盤)のみ。杯は同じく小振り。
山崎とか、ジョニ緑とかもあるが、料理酒として使われている。
日替わり定食のオカズは、毎日違う。値段も毎日違い5~100RM(150~3000円)。
メインのオカズ一品、小鉢、サラダ、ご飯、汁が基本だ。パスタや麺料理の時もある。
時々、手抜きで小鉢だけとか、汁が無い時がある。
明らかに失敗しただろう?なんて物を平気で出してくる。
ここのマスターも無口だが、店のテレビを見ながら、なんか呟いている。
アナウンサーと会話している時もある。そして、時々 吠える。
気色悪いマスターだけど、毎日通っていると、他人とは思えなくなってくる。
今日の日替わり定食 メインが肉野菜炒め、小鉢が茄子の蠣油炒めとザーサイ、ご飯、水餃スープだ。サラダが無かった。それと1、2杯の日本酒。
「ごっつぉさん!」と声を掛け、歩いて十歩程の家に帰り、寝る。
銀盤一杯 9RM(約270円弱)、日替わり定食 20RM(約600円弱)



どちらの店も 他に客を見た事が無い。よくやっていけるものだ。
だから、明日も行ってみよう。

2010年3月22日月曜日

食い物ネタが続いているので、閑話休題

ここに3枚のチラシがある。
82年、83年、84年の「あるまじろ6日間コンサート」のチラシだ。
ポスターも同じデザインだった。


82年 コンサートタイトル
「豊田勇造1982年7月7日午後10時健康状態良。生あるまじろ一皿千五百円成。」
83年 コンサートタイトル
   「アルマジロだよ」
    サブタイトル
   「今年もやっちゃう あるまじろ無限公司 豊田勇造と夏の夜の6日間」
84年 コンサートタイトル
   「豊田勇造 あるまじろコンサート ‘84」
サブタイトル
   「もう3回目だもんね あるまじろ無限公司」
   「カセットアルバム “センシミーナ”発売記念」

あらまぁ、一度も「あるまじろ6日間コンサート」なんてタイトルがない。
「7月7日」やら「夏の夜の」なんて、9月中旬から末のライブなのに、
季節感の外れた語句が使われている。
83年なんか いったいどれがメインタイトルかも分からない。
でも「豊田勇造」と「あるまじろ」は、タイトルに必ず入っているし、
友部正人を3回とも呼んでいる事が、我ながら エライ!のだ。
総経理は、隠れ友部ファンです。
勇造ファン急進派から、友部の写真を踏めと言われたら、踏めませんっ!
でもね、3年間の「あるまじろ6日間コンサート」は、
豊田勇造以外ではやらなかっただろうな。

そして、重要なのは、82年タイトル中の「7月7日」だ。
あ無公は、28年前に2019年7月7日 豊田勇造70歳ライブを預言していたのだ!

2010年3月21日日曜日

働き者の店員が居たフィッシュ・ヘッド・カリー屋

馬来西亞、星州には、フィッシュ・ヘッド・カリーがある。
読んで字の如く 魚の頭のカリー。
さて、今回は 15~6年前に、吉隆坡の繁華街ブキ・ビンタンに数カ月あった
フィッシュ・ヘッド・カリー屋の話。

開店当初に 知人4人で行ってみた。面積的には、広くない。
一階と二階に客席があり、立っているインド人がやたらと多い。
ざっと見て、10~15人。どうやら 店員の様だ。
その内の一人に、二階の席に案内され、
フィッシュ・ヘッド・カリー(以下FHC)を注文する。ビールを頼む。
客は 我々の他に居ない。
10分位して、先程の店員が缶ビールの6パックを二つとグラスを持って来た。
彼の息が少し荒い。缶ビールには、7-11の値札が。
どうやら、近くの7-11に、走って買いに行った様だ。
グラスが冷えていないので、次はグラスを冷蔵庫に入れといてねと
知人が余計なお世話を焼く。

同じ店員が、FHCを抱えて来る。
見ると、どでかい洗面器というか、タライの中に、どでかいマグロの頭の様なのが、
カリーの中に鎮座している。
こんな でかいFHCは、見た事も、食べた事も無い。
同じ店員が、ナンと飯を持って来る。ビールを追加。
同じ店員が、7-11に走る。
大量のFHCとビールで、お腹がパンパンになった。
いっぱい店員がいるのに、働いているのは この男だけ。

しばらくして、もう一度行くと、
また同じ店員のみ働いている。ビールは7-11。でも、グラスが冷えていた。

もう一回行ったら、閉店してました。あたり前田のクラッカー。
だって、客より店員が多くて、働いているのは一人だけだもん。
味は悪くなかったのにね。



日本米、冷奴、イカ・オクラ・トロロ、豆腐と青菜の味噌汁

2010年3月20日土曜日

わんこそば状態のバナナ・リーフ カリー屋

この何年も 食べに行っていないが、
インド・カリー屋で、バナナの葉っぱを皿代わりにしたカリー屋がある。
バナナの葉っぱは殺菌効果が有るのだそうな。
この手のカリー屋は、屋根だけ掛かった店や、
壁があっても、入口は扉ではなく、シャッター全開のオープン・エアーの店が多い。
Petaling Jayaにあった店は こんなおもてなし。

席に着くと、バナナの葉っぱがテーブルに敷かれ、フックラ蝦せんべいが置かれる。
ステンレスの壺に入った 数種類の野菜チャツネも置かれる。
店主が何を食うのだと聞いて来る。
単品料理(具)の魚や、タンドリー・チキン、マトンなんか頼む。

飯の器を持った店員が、肩越しに、飯をバナナの葉っぱに盛ってくれる。
単品料理を持ってきた別の店員が、肩越しに、料理を置いてくれる。
別の料理を持ってきた別の店員が、肩越しに、置いてくれる。
カリー汁の器を持った別の店員が、肩越しに、盛ってくれる。
又別のカリーを持った また別の・・・以下略。
盛り付けられた バナナの葉っぱを、上から見ると
中央下側に飯、中央上側に単品料理、左右半楕円上に、数種類のカリー汁が点々と。

食べ始める。店員が後ろでウロウロ・キョロキョロ。
カリー汁が少なくなると、カリー汁店員が黙って おかわりを盛ってくれる。
飯が少なくなると、飯店員がおかわり。
又別のカリーを持った また別の・・・以下略。
無間地獄のおかわり。

この連鎖を断ち切る方法は、ただ一つ。
おかわりを置かれる前に、バナナの葉っぱを手前に畳む事。

数種類のカリー汁、飯、蝦せんべい、野菜チャツネは、基本セット。
単品料理(具)は、一品毎に課金。
お値段 よく覚えてませんが、一人10RM(300円)位だった様な気が。

次は カリーつながりで、働き者の店員が居たフィッシュ・ヘッド・カリー屋の話。



オクラ納豆、トマトと玉子炒め、爆肉

2010年3月19日金曜日

Nasi Kandar ナシ・カンダー

総経理は、ナシ・カンダーと発音しているNasi Kandarは、
タミール発音だと語尾が巻舌でカンダールになる。
インディアン(モスリム経営が多い)のブッカケ飯屋。
マトン、魚、野菜等各種カリー(ココナッツミルクの入ったマレー風も)、
タンドール・チキンや魚、野菜の単品料理が
10~20種類位 各々パットに入って 並んでいる。
店員が皿に飯を盛り、こちらが指さす2~3種類の料理を飯の上にのせ、
最後に2~3種類のカリー汁(赤いの、茶色いの、黄色いの、緑の)を別々に飯にかけてくれる。
これに、テ・タレで、大体4~6MR(180円位)。6MR は、高い!
テ・タレは、ポットとカップ間で糸引きの様に往復させ、
練乳と紅茶を混ぜた極甘ネットリのミルクティー。
Nasi Kandar屋は、カリーを手軽に食べられ、そこそこ美味しい。
時々 呑んだ帰りに〆のナシ・カンダーをしたりする。
クレープ状の生地を焼き重ねたロティに カリー汁のロチ・チャナイと
テ・タレを付けて1~2RM位。朝食・オヤツに最適。
ペナンのナシ・カンダー屋が美味い店が多い。

民族毎にブッカケ飯屋の呼称が違う。
マレー系は、Nasi Champur ナシ・チャンプー
華人系は、経済飯 Economy Rice。
総経理の利用頻度は、経済飯>ナシ・カンダー
ナシ・チャンプーは、・・・・・。

華人系の経済飯屋は、自分でパットから飯の上に盛るセルフ・サービス型が多い。
やはり、カリー料理が何種類かあるのだが、カリー汁だけかけるのは、タダみたいなもの。
会計終わった後に、具は1種類なのに、
カリー汁をジャバ・ジャバかけている 強気のローカルを良く見かける。

大阪で総経理を思い出してナシ・カンダールを食べた お嬢さんは、
ゴミ出す時にも思い出してくれるんだって!ゴミと一緒に捨てられちゃったりして。
次は、わんこそば状態のバナナ・リーフ カリー屋の話。

今日、勇造通信Vol. 108が、出羽の国より届いた。切手は、なるとだった。
ありがとう土田会長!
ナポリタン